2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
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野村尚義氏:プレゼンテーションアドバイザーの野村尚義です。デリバリー、話し方、しゃべり方に関する8つのスキル、3つ目。
「強調、強弱、変化のつけ方」に関する後編です。前編ではですね、強調とは大事な部分と大事じゃない部分で話し方に差をつけることだと話しました。そして、もう1つの変化のつけ方が「感情による変化のつけ方」です。
話し方の感情の出し入れをすることによって、こちらの感情を聞き手に共感させることができる、共感してもらうことができる。これがもう1つの変化のつけ方です。そうですね、5つくらい話し方、いきましょうか。
1つ目「説く」。説明するの「説」で「説く」です。2つ目「語る」。3つ目「ささやく」。4つ目「叫ぶ」。そして5つ目「喋る」。大体この5つくらいのパターンを使いわけることができれば、相当変化をつけながら自分の意図、感情を伝えることができます。
1つ目「説く」。これは説明モードなので、むしろ感情は表に出さない。淡々と語っていく、こんなイメージです。「感情を伝えると言われているのに、何で淡々と語るんですか?」という意見があるかも知れませんが、それは言い換えれば感情が「弱」のものです。
「弱」があるから「強」が際立つんです。その2つを、ずっと「強」、感情を出しっぱなしみたいにしたら、イメージで言うと「感情の大安売り」なわけですよ。叩き売りしているものを大事に思えますか、と。だから「弱」の部分をあえてつくることが必要だということです。必要じゃない部分には感情は出さない。
そして2つ目「語る」ですね。これは自分自身の感じている感情を味わいながらそれを言葉にする、というモードですね。
そして3つ目「ささやく」。これは小さい声で、こんな感じで(小声で)話すっていうことです。
「大事なことは大きい声で話しましょう」っていうのは強弱の時に話したんですが、もしかしたら、真逆のように聞こえるかも知れないんですが、実は「ささやく」、小さい声でこのような形で話した時、聞き手はそこに対して注目するんです。
耳をそばだてるわけですね。耳をそばだてられる話は聞き手の印象に残るじゃないですか。だからこそ、これをやりましょう、ということです。
そして4つ目は「叫ぶ」。抑えきれない感情があふれだす、そんなイメージです。先日やってたドラマ「半沢直樹」、基本的に真面目な大人しげなキャラクターなわけですよ。堺雅人が演じる半沢直樹は。でも、ここ一番の時だけもの凄く叫ぶわけですね。迫力がある。あれが「叫び」です。
そして5つ目「喋る」。これはですね、アドリブっぽく普通に話していくっていうことです。どちらかと言うと、「説く」「語る」っていうのはフォーマルモードの話し方なわけですね。それを急にプチっと、緊張の糸が切れたように自然な感じで話していく。
で、そうやって普通に話していくっていうモードの時、「この人は本心を話している」という風に見えやすいわけですね。実際、本心を話しているからこそなんですが、本心を別につくっている時だって話しているわけですが、「そう聞こえにくくなってしまう」っていうのがリスクなわけです。そこのところにポロっと「これ、裏話ですけどね……」みたいな感じに出てきたら、そこが魅力になって際立つわけですね。
全部その1つずつだけをやっていたらモノトーンです。そして、十分に価値を発揮することができません。「それらを必要に応じて場面場面で使いわけていきましょう」というのがこの、感情の面における変化の伝え方でした。以上です。
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