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【即効く】その説明、なぜ通らない?原因は「キメヘン」不足!相手を動かす最強の思考フレームワークを伝授(全1記事)

相手に話が伝わらないのは「6つのこと」を決められていないから コミュニケーションの精度を高める「キメヘン」 [1/2]

【3行要約】
・一生懸命説明したのに「で、何が言いたいの?」と言われる――そんなコミュニケーション課題が多くのビジネスパーソンを悩ませています。
・うねり株式会社提唱の「キメヘン」は、聴き手・メッセージ・変化の3要素で相手を動かすコミュニケーションを実現します。
・伝える内容より「誰にどんな変化を起こしたいか」を重視し、6つのポイントで精度を高めることが成功の秘訣です。

「聴き手・メッセージ・起こしたい変化」を略して「キメヘン」

豊間根青地氏:この動画は「キメヘン」という、コミュニケーションをする際に非常に重要なキーワードについて解説をしていきます。「キメヘン」がどういうフレームワークかというと、「聴き手・メッセージ・起こしたい変化」を略して「キメヘン」と言っている言葉です。

プレゼン資料を作る時や、誰かに何かを相談する時みたいな、あらゆるビジネスコミュニケーションにおいて、ついつい忘れがちな「目的」をちゃんと設定する・可視化をするという時に非常に便利なフレームワークで、うねり株式会社の造語です。

どういうシーンで使うかというと、プレゼン資料を作る時の下準備とか、上司に相談する時の下準備とか、メールやチャットを書く時の下準備とかに使えます。

これがなぜ重要かというと、コミュニケーションの本質である「相手の変化」。伝える内容じゃなくて、「それによって誰がどうなるのか」ということを可視化できる・言語化できるから、すごくいいフレームワークでオススメしているというものです。

「伝える内容」は手段であり目的ではない

順番に説明していくんですけども。まずみなさん、こんなことはないですか? 誰かにがんばって説明をしたんだけど、「で、何が言いたいの?」と言われちゃう。がんばって資料を作って長々説明したんだけど、「よくわからないね」と言われちゃう。こういうことが、けっこうみなさんあると思うんですよね。

例えば「ある小学生が両親に犬を飼うことを提案するプレゼン」というものを題材として考えたとしたら、我々がふだん何に囚われちゃうかというと、「何を伝えるか」を考えちゃうわけですね。

「小学生が犬を飼いたい」だとしたら、「家族のコミュニケーション戦略の一環として、チワワよりもトイプーがうんぬんかんぬん」みたいに「何を伝えようかな」「何を伝えればいいんだろう」と、我々って伝える内容にガッと視野が行っちゃうわけです。

なんだけれども、ちょっと冷静に考えてください。小学生が「犬を飼いたいです」と親に提案するプレゼンだとしたら、伝える内容というのは極論どうでもいいんですよ。手段なんです。目的じゃないです。

何らかのコミュニケーションを伝えた結果として、両親が「しょうがないね。じゃあ犬を飼っていいよ」とOKをしてくれるかどうか。「OKをする・承認する」という変化を起こすことが、我々が何かを伝えている目的であって、伝える内容というのは手段に過ぎないわけですね。

なので極論、おやつのプリンを人質に取って、「返してほしかったらOKせい」というふうに、別の手段によって変化を起こすことができるかもしれないわけですよ。

伝える内容というのは極論どうでもいいんです。何でもいいんです。「何が目的なのか」「誰がどういう状態になったら成功なのか」ということが問題であって、それがどう実現できるかが本質なんですね。

なんだけれども、我々人間というのは、ついつい目に見えるものに囚われがちな生き物なので、ついついスライドそのものとか、メールそのものという、伝える内容に気を取られちゃう。これが良くない。

でも、これは人間の性なんですよ。目で物事を見ている人間だからしょうがない。だから、そこを引き戻すために、「キメヘン」というフレームワークが大事なんですね。

「キメヘン」を考える時、我々は壁にぶつかる

あらためて、「キメヘン」というのは「聴き手」「メッセージ」「起こしたい変化」の「聴」「メ」「変」を抜き出して略した言葉です。別に略す意味はないんだけども、「目的を考えましょう」よりも、「キメヘンをちゃんと決めましょう」と言ったほうが、口なじみがわかりやすくて共通言語化しやすいので、略語にしています。

「伝える相手がどんな状態の誰なのか?」「要するに自分は何が伝えたいのか・言いたいのか?」「聴き手にどうしてほしいのか?」。これを整理しましょうというフレームワークですね。

例えば、この動画にも「キメヘン」があります。聴き手は「自分の話がなかなか相手に伝わらないな」と悩んでいる視聴者のみなさん。メッセージは「コミュニケーションでは常に『キメヘン』を意識すべきなんですよ」ということです。起こしたい変化としては、「なるほどね。さっそく今日の仕事から使ってみましょう」という気持ちになっていただきたい。

「キメヘン」を考える時、我々はけっこう壁にぶつかるんですね。

何かっていうと、我々が「なんか伝わらねぇんだよな」「なんか『わからない』って言われるんだよな」と悩む時って、実はけっこうな割合で、伝え方が悪い以前に、伝える自分も、相手がどうなってほしいのか、要は「キメヘン」の「ヘン」ですけれども、「どういう変化が起きたら成功なのか」というのが自分でもわかっていないんですよ。

アホみたいなんですけど、例えばプレゼンをするじゃないですか。終わった時に、「え? で、何が言いたいの?」と言われた時に出てこない。「えーと……」と言葉に詰まっちゃう。それって変化がないんですね。

例えば、「犬を飼ってほしい」という話なのかなと思いきや、「犬の飼育に関する調査結果です。こんな調査結果がございます。コミュニケーションに関する調査です。運動量に関する調査です。

こういうふうに事前準備物が必要です。調べておくこと、買っておくもの、お世話のルールを調べておきました」「で?」となるわけですね。

「犬を飼いたいです」という提案であれば、「犬を飼いたい」というゴールが明確だから比較的わかりやすいんですけど。

仕事だったら、例えば「この件を分析しておいて」とか「来期のプランを考えておいて」とか言われた時に、データを分析して、グラフをペタペタ貼ってみましたと。

(そうしたら)「で? あなたはどうしたほうがいいと思っているの?」「いやいや、『分析して』って言われたから分析しました」「いやいや、分析ってそういうことじゃなくてさ」みたいなことが起きる時って、「キメヘン」がないわけですね。

なので、自分が「相手にこうなってほしい」「この施策を取ったほうがいいと思っている」というスタンスをちゃんと取って、それに対するアクションをちゃんと明確にして伝えてあげるということが、相手のコミュニケーションコストを下げるためにはめっちゃ大事なんですね。

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