お知らせ
お知らせ
CLOSE

【社内トレーナー研修実施ガイド】はじめての社内トレーナーが意識するポイント解説!(全5記事)

社内研修の失敗を防ぐ6つの要素 講師役の不安を解消するスタンス・準備・機材のチェックポイント [2/2]

トレーナーと参加者は一緒に学ぶパートナー

それでは、ここからは研修の具体的なポイントに入ってまいりましょう。まさに今回の主題にもなっております、「初めて社内研修を行う方々が、研修を成功させるために必要な6つのポイント」について、ご案内させていただきます。

では、一つひとつ整理してご案内してまいりましょう。まず、研修を成功させるための1つ目のポイントは「研修講師としての心構え」です。「先生だから偉いんだぞ」ではありません。研修講師も一緒に学ぶパートナーとして「ともに学ぶ」スタンス。そして「参加者の成長に貢献する」という心構え。これを第一に持っていただければと思います。

なかなかいらっしゃらないと思いますが、(参加者に)「先生」と言われて、自分が偉いんだなんてちょっと勘違いして、高圧的だったり、自分本位なレクチャーをしてしまうと、やはり研修が破綻してしまいます。「一緒に学ぶパートナーなんだ」という心構えをしておいていただければと思います。

そして、2つ目のポイントは、「徹底的な準備とリハーサル」です。「段取り八分」と書かせていただいていますが、私も研修会やこういったウェビナーをさせていただくにあたっては、もう準備が8割だと思っています。

今、私がこれを話しているのは、正直その結果にすぎない部分があります。研修の内容、スライドや資料に誤字や脱字がないか。そして、実際にリハーサルをしてみるとか。もし3時間の研修をやるのであれば、その倍の6時間ぐらいは準備やリハーサルにかけていただく。そのぐらい準備が大事です。

そして3つ目のポイントは「参加者のエンゲージメントを高める工夫」です。これは先ほどの不安のところでも挙げさせていただきましたが、ポイントはインタラクティブです。参加者がただ一方的に話を聞いているのではなくて、積極的に学べる環境を整えていきましょう。

「何かちょっとわからないことがあるかな?」。質問やディスカッションの時間を作っていく。「ちょっと横の方々と、ここまでの内容を話してみてください」であったり、研修の振り返りをするセッションを設けていくであったり。

アクティビティやワークショップも、ただ話を聞いているだけではなくて、「じゃあちょっと、ワークショップを実践してみましょう」ということで、体を動かしてみたり。あとはインセンティブや感謝を述べる。「最後に、これをコンテスト形式でやってみましょうか。優勝者にはお菓子をあげますよ」なんていうことも用意してみると、参加者の方々も前のめりに参加していきます。

ただ話を聞くだけの研修ではなくて、双方向に、お互いにしっかりと関わり合いながら学んでいく環境を作れれば、参加者のエンゲージメントをグッと高めていくことができます。このあたりの工夫については、また後ほど細かくご説明させていただければと思います。

研修に必要な「計画性と柔軟性」のバランス

そして研修を成功させる4つ目のポイントは、「構成の工夫と時間管理」です。重要なのは計画性と柔軟性です。

先ほど、「準備が8割」と言いました。やはりセッションの構成や時間配分はガチガチに考えていただく必要はありますが、実際にやってみると、計画どおりにいかないことのほうが多いです。

そうなった時に「自分が用意していたプランからズレてしまった!」「頭が真っ白になってしまう!」となるともったいないので、状況を見ながら臨機応変に変えていけるように、少し余裕を持たせて構成していただくと、非常にうまくいくんじゃないかなと考えております。

そして、研修を成功させる5つ目のポイントは、「フィードバックとリフレクション」です。これは、受講生ももちろんそうなんですが、もっと重要なのは講師に対するフィードバックやリフレクションを受け入れることも必要です。私もウェビナーが終わったあとにアンケートを見るんですけど、あれは私からしたらご馳走なんですよね。

私が1時間話した内容を、みなさんはどうだったのかを通知表のようなかたちでもらっていくと、もちろんうれしい言葉もいただきますが、「ちょっと見たくないなぁ」なんていうご意見もあったりします。そこで「見たくないなぁ」と蓋をしてしまうと、成長の機会が失われてしまいます。

なので自分自身「研修をやってみてどうだったかな?」と、しっかりと振り返っていくところもそうですし、そこについて実際に受講生の方、参加者の方からどういったご意見があったかな? なんていうところを素直に受け入れながら、良いものも悪いものも自分の糧にしていく必要があるところが、5つ目のポイントです。

研修に使うツールのバックアップも準備する

そして最後、6つ目のポイントは「使用するツールは熟知しておきましょう」ということです。不測の事態にも備えておくということで、もちろんこれはパソコンであったり、スライドであったり、実際に機械を使うのであれば機械であったり。

研修で使っていただくツールは、しっかりと自分で事前に操作をして熟知しておいてください。以前、私もこういったウェビナーをやっていて、パソコンのWi-Fiが急に切れてしまって、画面が映らなくなってしまったことがあるんですね。

それからは私……(画面を)見ていただくと、もう1台の携帯で入っているんです。何かがあった時に、ちゃんとバックアップできる準備をしておけば、仮にパソコンがグンッとシャットダウンしたとしても、もう1つの画面で、なんとかつなぎながら研修をするなんてことがあります。こういった不測の事態にもちゃんと備えておく。トラブルが起こった時に、そこをどうバックアップするかも研修を成功させるポイントです。

なので、この6つのポイントをしっかりと理解して、「こういうものが重要なんだ」というところを押さえていただくだけでも、研修の成功率をグッと高めることができます。ぜひ、みなさんが研修をやる前には「そういえば、そんなことを言っていたな」なんて思い返していただければうれしく思っております。

続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。

会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
スピーカーフォローや記事のブックマークなど、便利な機能がご利用いただけます。

無料会員登録

すでに会員の方はこちらからログイン

または

名刺アプリ「Eightをご利用中の方は
こちらを読み込むだけで、すぐに記事が読めます!

スマホで読み込んで
ログインまたは登録作業をスキップ

名刺アプリ「Eight」をご利用中の方は

デジタル名刺で
ログインまたは会員登録

ボタンをタップするだけで

すぐに記事が読めます!

関連タグ:

この記事のスピーカー

同じログの記事

この記事をブックマークすると、同じログの新着記事をマイページでお知らせします

コミュニティ情報

Brand Topics

Brand Topics

人気の記事

    新着イベント

      ログミーBusinessに
      記事掲載しませんか?

      イベント・インタビュー・対談 etc.

      “編集しない編集”で、
      スピーカーの「意図をそのまま」お届け!