【3行要約】・ToDoリストは埋まっているのに満足感がない――効率重視の手帳活用に疲れを感じる人が増加中。
・さとうめぐみ氏は、現代は「やること」に追われ、小さな幸せを見逃しがちだと分析しています。
・「今週やりたいこと」や安価な自分へのご褒美を手帳に組み込み、自己肯定感を高める仕組みを作る方法を提案します。
前回の記事はこちら 毎日の充実感が得られる「ウィークリーページ」の書き方
さとうめぐみ氏:それでは毎日の充実感が得られるウィークリーページの書き方をお話ししていきます。前回、11月がマンスリーページの書き方と言って、①から⑦までお話ししましたので、これも復習としてぜひ、あとでアーカイブでページを見てみてください。

今日は、さっき上の赤で囲ったところの実例をお話ししていきます。全部で7つお話ししていきます。
ではまずは1番目なんですが、継続の予定の書き方です。仕事の書き方で朝の9時から(午後)5時までの仕事の時は、9時に丸をつけて矢印を引きます。これをやっている人はグーマークを送ってください。

もう「毎日の仕事だと書かないわ」っていう人もいるかもしれませんが、半数ぐらいはいますね。今日からぜひ書いてみてください。9時から17時まではある意味、仕事と契約している時間なので、自分のことはランチぐらいしかできません。これでいろんなことをやろうという諦めがつきますよ。諦めも大事なんです。
ここはもう、給料をもらうために契約している時間なので、仕事のことだけを考えればいいやと、気持ちを持っていくのが大事かなと。だから月曜から金曜までだとこういう帯で時間を取られますから、それ以外がみなさんが自分のために使える時間だって気づけると思います。
ちょっと見えづらいかもしれませんが、8時ぐらいから点線があるのが見えますかね。ここが移動時間です。移動時間を点線で書いておくと、この間に電車に乗っている人ならメールの返信をするとか、もしくはちょっと楽しい時間にしてTikTokを見るとか、そういうこともできるかなと思います。
あとは移動時間に英会話を聞き流すとか、オレンジ色のペンで書くこともできます。こんなふうにウィークリーページ、1時間のところを上手に活用してみましょう。
「今週やること・やりたいこと」を書く
次。今週やること、やりたいことの書き方ですが、左側が今週やることですね。メルマガの配信をするとか、確定申告。年度がもう終わるので下書きをしておく。本当の締め切りは3月です、とかね。あとは京都旅行に早割を使いたいので予約をしておくとか。これはToDoです。

そしてこっちはやりたいことで、wantなことですね。例えば春物の洋服を見に行くなんていうふうに、やることとやりたいこと。ここでは左右になっていますが、『幸せおとりよせ手帳』では上下になっているので、このようにペンの色を分けて書いてみてください。
そして
マンスリーページのところにも「第何週のやれたらいいな」を書きます。このようにマンスリーの一番左端の「第何週のやれたらいいな」と連動させると、1週間52週が上手に活用できます。あとで手帳を開いてこの欄があるか見てください。だいたい2つぐらいチェックボックスが書けると思います。

続いて丸3です。チェックボックス「一日一緑」で、これは何かと言うと「自分に毎日小さなご褒美をあげよう」ということです。例えば、チェックボックスにチェックがついています。「家でビール飲む」とか、このように1日1つ、緑色の楽しい用事を作ることです。

読んでみると「一日一緑:安価、ひとりでできる、すぐできる、ワクワクすることを」……ここがポイントです。「緑の予定がない日に設定」です。「5分程度の内容でOK。自分との約束を守ることで、自己肯定感がUPします」。
ワクワクすることなんだけども、それを守ることで自己肯定感がアップする。例えば「家でビール飲む」ということ。帰ってくるとまず冷蔵庫を開けて缶ビールを取って「プシュッ、グビリ」という方がいて、その方が罪悪感を抱いていたんです。
それで私がこのお話をして、ビールを飲むというのは「1日仕事お疲れさま、今日もがんばったね」っていう一日一緑に設定すると、逆にプシュッて開けて飲んだら「自分との約束を守ってるね」っていうことでチェックを入れられる。良いことだって思っていいんですよってお伝えしたら、なんとお酒の本数が減ったそうです。
罪悪感を持ちながら飲むと1本目、2本目ってなるんだけど、「はい家でビール開けました、チェック」って入れたら1本で満足できるようになったと。やはり心の満足度がすごく影響しているかなと思います。
毎日「小さなご褒美」を設定する
ご褒美って大人になればなるほど(値段が)高くなっていって、それから1人じゃできない。友だちとか家族と一緒じゃないとできなかったり、すぐにできない、時間がかかるとか。あとは楽しくないことを「ワクワクするんだ」と思い込まされてやっていることがあったりする。こういうことにも気づいていくと思います。
本当に安くて1人でできて、すぐできてワクワクすることを1日1つ設定して、自分との約束を守るようにしてみてください。これだけで機嫌がとっても良くなります。で、大きなお金を使わなくなると思います。
では次にいきます。私は一日一緑をとても大事にしたいので、「昨日・今日・明日の『一日一緑』を手帳に書き込んでみよう!」っていう例題をみなさんにお出しします。一日一緑を前の晩に、翌日できそうな時間のところに書き込んで実行。
1週間分書ける人は書いてもいいんですが、難しい人は前の晩に書いてもいいんです。実行したらチェックを入れると、日々の満足感がアップします。
例えば「冷たいカフェラテを飲む」とか「車の中で好きな音楽を聞く」とかですね。で、今日寝るまでにあなたがしたい一日一緑、何かがあったらぜひ手帳のウィークリー欄に書いてみてください。
講座に来てくれている人はマンネリだなって言われるかもしれませんが、私はもうここ5~6年、ずっと「レッサーパンダの動画を見る」っていうのが一日一緑です(笑)。動物なのに手を使って食べるところがすごくかわいくて、それを見るとすごくほっとして、現実を忘れてゆっくり寝ることができます。
ということで、通信料は数円かかっているかもしれませんが安いことだし、ハーゲンダッツのアイスクリームも今値上がりして高くなっているので、1日1個なんてとても食べられませんから。こんなふうな一日一緑を、ぜひ今日から書き込んでみてください。
「もらったもの」「得したこと」を書く
そして今日お伝えする7つのうちの4つまで来ました。ここからが後書きになります。ハッピーマイレージで、毎日受け取っている豊かさと幸せを見える化する。で、丸印は「豊かさのギフト」と言いまして、もらったものとか得したものを書きます。

例えばBさんにお土産をもらったとか、職場でお菓子をもらってきたりとか、飴をもらったとか。数十円ぐらいのものかもしれませんが、書いてみると1週間毎日この丸が埋まったりして「意外に自分っていただきものがあるな」と気づけます。
クーポン券とかでもいいですよ。それからこれは税務署が調べにくるわけじゃないので、クーポン券をもらった日に書いて、使った日にまたそれの金額を書いてもいいんです。1粒で2度おいしいグリコ方式で、ぜひここを書いてみてください。
あとは、ハートマークはハッピーギフトです。偶然のハッピーやうれしかったことを書きます。例えば店員さんに服装を褒められたっていうような、偶然の良かったことも書いてみると、自分の予定がなくても手帳が埋まるんです。
私も親の看護をしていて、仕事に出られない、外に出られない日とかもあったんですが、それでもテレビをつけると見たい時代劇をやっているとか。自分で予定を入れなくても日々何かは起こっているので、手帳が空白になることはなくて、介護していた時期もちゃんと時間が幸せに積み重なっていたんだなっていうのを、今でも見てわかります。おすすめです。
で、ハッピーマイレージ。自分が相手にあげる場合もあると思うので、その場合は緑で塗りつぶして書きます。例えばBさんに誕生日プレゼントを渡した時は、ここを塗りつぶすんですね。

そうするとBさんにお土産をもらって、自分は「返さなきゃ」っていう気持ちがなくても、ちょっと誕生日プレゼントを差し上げようかなと思って渡したり。そうして幸せの循環が実感できるので。もらった時は白抜き、それからあげた時は塗りつぶしでやってみてください。
講座でよく言っていた決め言葉がありまして、豊かさのギフトが丸で心のものはハートなので、覚えやすいように「金目のものは緑の丸」って教えてありました。