【3行要約】・TOEICスコアが伸び悩む学習者は多いが、実は学習方法そのものに問題があることがほとんどです。
・100点台から900点台まで幅広い学習者を指導してきた根岸貴規氏は、独学での自己流学習が限界を作っていると指摘。
・正しい時間配分と「金のフレーズ」1冊の徹底活用、スキマ時間の計画的利用で短期間での大幅スコアアップが可能です。
※このログは
根岸貴規氏のnote記事を転載したものに、ログミー編集部でタイトルなどを追加して作成しています。
TOEICの点数がすぐに100点UPする方法
根岸貴規氏:こんなお悩みはないですか?
・問題集をやってもスコアが思うように伸びない
・何から始めればいいかわからない
・パート7がいつも最後まで終わらない
・なかなか学習が続けられない
・単語が覚えられない
短期間で初心者がTOEIC600点超え、中級者が900点超えなど、そう難しいことではありません。なかなかスコアが伸びないのは学習法に問題があります。物事には正しいやり方と正しくないやり方があります。
大部分の人は、まずは独学でやってしまうので、正しくないやり方でやってしまいます。たまたまそのやり方が正しいやり方に近かったり、正しいやり方に近づけることができれば徐々に成果は上がります。
でも、たいていは正しくない自己流のやり方が身についてしまい、自分で自分の限界を作ってしまい、伸び悩んでいるケースがほとんどだと思います。今回は、これまでTOEIC100点台から900点台すべてのレベルの方をサポートさせていただいた中で見出した、再現性の高い方法をお伝えします。
今どんなに悩んでいる方でも、正しいやり方がわかれば必ず停滞を抜け出すことができます。
自分のレベルを把握する
「どんな教材をやればスコアが伸びるのかな?」と、評判の良い問題集を探している方は要注意です。なぜならどんなに評判の良い問題集でも、自分のレベルに合っているとは限らないからです。当たり前ですが、それよりも大事なことはまず自分のレベルを知ることです。
公式問題集を用意して
・どれくらいリスニング、リーディングのパートができるのか?
・目標の点数にいくには、あとどれくらい正答する必要があるのか?
現状を知りましょう。そこから初めて自分に必要な学習が見えてきます。
目標点数、期日、学習時間を設定
状況がわかったら、目標の点数と期日を決めましょう。期間を決めて優先度を上げることが短期スコアUPのカギです。「いつか取れたらいいなあ」ではなく、「西暦〇年〇月〇日のTOEICで〇点とる!」といったふうに、まずは期日と目標をクリアに決めましょう。
1日に2時間のスキマ時間の学習で、3ヶ月で200点アップさせることは可能です。学習のスタイルに合わせて目標の期限と点数、学習時間を決めていきましょう!
問題を解く時のベストな「時間配分」とは
リーディングパートの時間配分を考えたことはありますか?
初めて受ける方はこの時間配分を考えずにひたすら問題を解いてしまいます。「時間が足りない」という方が非常に多く、もったいないです。パート5の問題を訳して丁寧に解いていては、残念ながらスコアはなかなか伸びません。
パート5 10〜13分
パート6 10〜13分
パート7 50〜55分
この時間を目安に問題を解く練習をしていくことが重要です。
単語帳は800点超えまでは「金のフレーズ」1冊でOK
おすすめの単語帳はズバリ「金のフレーズ」! TOEIC400前後の方は、書店で「銀のフレーズ」を見て、半分以上わからない単語があるようであれば「銀のフレーズ」から始めましょう。
単語帳は800点超えまでは「金のフレーズ」1冊でOK。TOEICの場合は、日→英よりも、英単語を見てパッと1秒以内で日本語のイメージや意味が出てくればOKです。1語1訳に徹してください。1冊丸暗記できるようになるまでは、類義語や反意語などは覚えなくていいです。
単語帳が1冊丸暗記状態になったら、リスニングのパート3と4の音声を使って、フレーズを聞いて音読を反復するのがおすすめです。単語帳は一度丸暗記状態になった後も、繰り返し1語1訳の確認を続けましょう。いったん丸暗記状態になったというだけで、必ず忘れるので、反復はマストでやり続けてください。
リスニングのスクリプトを音源を使って音読することで、文章の中での単語の使われ方のイメージもできて、会話の基礎力やリスニング力アップにつながります。
「パート7まで終わらない」問題の対処法
TOEICの最大の悩みが「パート7を最後まで解くことができない」というもの。でも実は読みきれなくて当然なのです。TOEICは200点台の人も、900点台の人も、同じ問題を解く試験です。なので、900点か満点か、ふるいにかけるような難しい問題も出題されているのです。そういった問題に、例えば600点目標の方が振り回される必要はないということです。
最後の10問くらい塗り絵状態でも、TOEIC850点を達成できた人もいます。大切なことは、自分の目標の点数であればどれくらい正答できていればいいのかを知ることです。
TOEICは積み上げ式のテストなので、自分は何をどれだけ積み上げればいいのかにフォーカスするようにしてください。時間がかかるようなNOT問題や文挿入問題などは飛ばしていっても、十分スコアは取れます。
TOEICスコアが伸びない人の共通点
独学で勉強している人で、TOEICのスコアが伸びないやり方をしている人が少なくありません。
以下、よくあるものを挙げましたのでチェックしてみてください。
1 リスニングはやらず、文法や単語中心の学習をする
2 苦手なことに時間を使う
3 週末や時間の取れる時にまとめてやる
4 評判だけで教材を選んでいる
5 直前だけ公式問題集を解いて満足する
6 学習法や学習順序を考えず問題集をやる
7 パート5の時間を気にせず、問題集を解いている
8 単語帳を書いて覚えている
忙しくても勉強時間を確保できるスケジュール
忙しい中、まとまった勉強時間を確保できないと悩んでいませんか? 細切れのスキマ時間を活用すればスコアUPは十分可能です。まずはどの時間に何をやるのかを先に決めておきましょう!
私自身、12時間以上仕事をしていた会社員時代でも、3時間は余裕で学習時間を確保していました。毎日だいたい5時間は勉強していました。実際にやっていた時間割をご覧ください。
・朝の電車で単語暗記 30分
・出勤前にカフェで音読 1時間30分
・昼休みに音読 50分
・帰りの電車で単語暗記 30分
これだけでも3時間20分です。それ以外にも、帰宅後に1時間半程度は机に向かって勉強していました。こんな感じでスキマ時間を積み重ねれば、大きな力につながっていきます。
自分の現状のレベルや目標、ライフスタイルに合わせて無理のない学習プランを作っていきましょう! TOEICは勉強法次第で大きく結果が変わる試験です。忙しいからこそ、より正しい方法で効率よく短期間でスコアアップを目指しましょう!