【3行要約】
・日々のスケジュール管理はできているが、やりたいことに時間を割けないという問題が多くの人に共通しています。
・手帳の専門家は「マンスリーページで自分の持ち時間を可視化し、色分けで気持ちも切り替えることが重要」と指摘。
・青(仕事)・緑(プライベート)・オレンジ(夢)など5色で予定を管理し、バランスの取れた生活を目指すことが重要です。
手帳の「マンスリーページ」の書き方を解説
さとうめぐみ氏:今日の講座はこんな方におすすめです。日々のスケジュールに追われている方。いたら泣き笑いマークを(チャット欄に)送ってください。「やりたいことができていないな」と思う人。わぁ、もう泣き笑い(マーク)が次々に来ています。
あとね、こういう方もいるんですよ。やりたいことがわからない人もいるんです。ビックリした人は、ビックリした顔のマークを送ってください。
やりたいことがいっぱいあるのにできない人も多いと思うんだけど、「やりたいことって何だろう?」という人も実はいるんですよ。毎日の充実感が感じられない方もいますか? あとは体調とか心の波に悩んでいる方も泣き笑いマークをお願いします。
ということで、今無数の泣き笑いマークが私のパソコンから上に立ち上っています。ということは、あなただけじゃないんです。今日参加してくれているほとんどの方がどれかに該当しているということなので、ぜひこんな方におすすめのマンスリー手帳の書き方を聞いていってください。
「あなたがマンスリーページを使いこなせたと感じられる時はどんな時ですか?」というのも聞いていきますね。時間がうまく使えた時は、「マンスリーページをうまく使いこなせたな」と思えますかね。そういう人はGoodマークを押してください。
気持ちに余裕が持てた時は使いこなせている感じがしますかね? これもGoodマーク。あと、体調がいい時も手帳を使いこなせているなという感じがしますかね? はい、どんどん来ました。
あとは、やりたいことができた時。はい、これも続けて来ていますね。あとは、「今年叶えたい」と絞った夢への行動ができた時、「マンスリーページを使いこなしているな」と思えますかね?
こういうすべては手帳でかないます。そのためにはまずマンスリーページを活用しましょう。1ヶ月間のやることと予定を把握する。これはできていますかね? マンスリーページの活用法なんですが、なぜこの①が大事かというと、ここなんです。
1ヶ月間の「自分の持ち時間」を見える化する
今日の強調ポイント。「1ヶ月間の自分の持ち時間」を見える化するんです。この写真を見てください。埋まっているところ、それからちょっと空いているっぽいな、というところが見えるかと思います。

つまり、このマンスリーページは何のために使うかというと、ここなんです。「1ヶ月の自分の持ち時間」を見える化するために使うんです。この①と②をやると、③この1ヶ月で「やれること」が見えてくるんです。ここが大事なんですね。
そうすると、プライベートが充実したり、夢への行動ができるようになったりしてきます。マンスリーページは予定とかやることを把握するために使うというのはみなさんの頭にあると思うんですが、今日(頭に)入れてほしいのは②なんです。自分の「持ち時間」を見える化するためにマンスリーページを使うということなんです。
そうすると、この1ヶ月でやれることが見えてくる。そのために書くんです。そして、このマンスリーページの見開きは、みんなにとって平等です。
お金がある人もない人も、時間は平等です。家族が多い人も独りの人も同じ時間が流れている。だけれども1ヶ月の持ち時間はここの埋まり具合でそれぞれ変わってくるので、それを把握した上でやれることを見える化していくのが、無理のない手帳の使い方。無理がないからセラピーになるという手帳セラピーなんですね。
『手帳で「見える化」=手帳セラピー!』ということで、時間(1時間、1日、1週間、1ヶ月、1年、未来)。こういう目に見えないものを見える化できる。それから気持ち。喜怒哀楽、焦り、不安、イライラ。悪いことだけじゃないです。夢や理想は気持ちの中から生まれてくるので、そういうものも手帳で見える化します。

そしてToDoです。やることとかやりたいことという行動も実は目には見えません。それを「夢への行動」とか「一日一緑」とか、見えるようにするのが手帳セラピーです。手帳を開けば、いつ何をしたらいいかの答えが自然と浮かんできます。
先ほどのように、こういうふうに手帳を書いて、やることと予定を書いていく。そうすると持ち時間が見えてきて、やれることが見えてくる。つまり、いつ何をしたらいいかが手帳の埋まり具合とか(でわかる)。「この日だな」というのが見えてくるので、こねくり回して「いつやろうか?」と考えなくても自然と浮かんでくるのが手帳セラピーなんですね。
手帳は目に見えないものを見える化する文房具です。その特性を活かして時間と頭・心を整理し、予定と実際をつなげて理想(数値化できること)や、夢……これは数値化できないことですね。幸せとか愛とか豊かさは数値化できないので、そういうものを明確化し、実現していくことができます。ペンを握って、望む未来を文字にして、手帳の上に固定することで幸せを実感できる毎日を生み出していきましょう。
用意するもの
用意するものは、手帳ですね。それから5色ペン。それから緑のマーカー、オレンジ色のマーカー、プチノート。今ここ(スライド)に白いプチノートが載っていますけど、これは残念ながら廃番になりまして、今同じダイゴーの「ハンディピック」を使っています。サイズ的には手帳の3分の2ぐらいの大きさですね。私はこういうものを使っています。

では、5色ペンで毎日のバランスを整えようというお話をしていきます。手帳セラピーの基本のキで、もう聞き飽きたという人もいると思いますけれども、今日はさらにプラスしてお話ししていきたいと思います。
これがマンスリー(ページ)の、私の手書きの見本ですね。ウィークリー(ページ)はこんな感じ。今日はマンスリーのお話をしていくので、埋まり具合はこんな感じです。色分けをしてあるので、学校の仕事、夢の行動というものが一目瞭然というのを、後でアーカイブとかでゆっくり見てもらいたいんですけれども。じゃあ、この色分けの話をしていきます。
買い物や家事のような“細かなToDo”に注目する
今日初めて参加してくれた方は、ここからスタートしてください。まずはもう、5色ペンで色分けすることだけでも手帳セラピーです。これをやると毎日のバランスが整います。
手帳の色分けは5色ですね。青は仕事。それから仕事の予定、ToDoですね。そして緑、プライベートの予定、ワクワクすること。赤、重要なこと・体調です。私は明日、歯科健診、歯の健診に行くので赤で書いてあります。

そして、黒が日常生活ですね。日常の予定とか日常のToDo。例えば仕事帰りにスーパーに買い物に行くとか、どうしてもネットでできないことで郵便局に行くとか。そういうことも、30分単位ぐらいでかかることはToDoを書き出してみてください。
そうすると、私たちは24時間、特に女性の場合、買い物をしたり家事をやったり洗濯をしたり畳んだりとか。黒で書き出すと1日の自分の持ち時間が1時間取れたらけっこうゆとりがあることに気づくかもしれません。それぐらい、この黒も大事なんです。日常があって仕事とかプライベートの予定も回せるので、実は私はこの黒の予定が意外に多いんですよ。みなさん、どうでしょうか?
黒の予定を書いてみると、時間がない理由もわかったりします。あ、みなさん、黒も使っているということでGoodマークが飛んできましたね。
優先順位を決めても、たいてい「重要で緊急なこと」しかやらない

そして、ここにないのが5色ペンのオレンジ色。これは、この4色を使えるようになったら、夢や目標のための時間が作れるようになりますよというオレンジ色。ワンランク上がオレンジ色です。このように色分けすることで時間の使い方や生活のリズム、体調に関する変化が一目瞭然になります。ということで、ぜひ色分けしてみてください。
そして、昔は三菱(鉛筆)「uni」の「スタイルフィット」という消せないものしかなかったので、それに5色をセットして使っていたんですが、今は「フリクション」という、こすると消せるペンが出ているので……この頭のところで消せるやつですね。これを使っています。
これを切り替える時にカチッ、カチッ……今マイクの近くで動かしていますが、これを切り替えることで予定に伴って生まれてくる自分の気持ちに気づきます。
これを解説するとこういうことなんですね。「明日何時出勤」とか仕事の予定を書くと、「あぁ、仕事に行きたくないなぁ」とか、「明日寒いんだよなぁ」みたいな気持ちが出てくるんですね。実はそういうことに気づいてほしいんです。
もう、ただ仕事だから青でどんどん書いていくだけではなく、ペンを切り替えることによって「プライベートの予定だから楽しみだな。仕事、がんばろう」とか、手帳を書いている時って気持ちがあっちこっちに動くんです。その気持ちに気づいてください。
優先順位で進めていく手帳術が、世の中にはたくさんあります。こんなチャートみたいなものを作って、重要なこと、緊急なこと、重要でないこと、緊急でないこと、みたいな縦軸・横軸を作るものもあると思うんですけども、あれだと重要で緊急なことしかだいたいしないですよね。
いつかやろうと思っていたことができなくなっちゃう。それで自分を責めちゃう人が多いので、考え出したのがこの手帳セラピーです。あ、もう泣き笑いマークが飛んできましたね。「重要だけど大切なことしかしなかった」という泣き笑いですね。
日々「より良い選択」をしていくために
そういう「何がなくてもこれだけはやらなきゃ」という優先順位でやっていく手帳術とはちょっと違って、今まで大事にしてきた優先順位と同じように、自分の気持ちを大事にする日々を選択できるようになる。これ、選ぶんですよ。選択するんです。仕事と友だちとの飲み会があった時に、仕事を優先するのか、それとも友だちとの飲み会を優先するのかは選択なんですよね。
今日マンスリーの書き方だからぜひ言いたいのは、ペンの色を切り替える時に気持ちも切り替えてほしいんです。というのは、「明日仕事がある。青い予定がある。でも今日の夜、飲み会がある」となった時に、明日の仕事のことをずっと考えている飲み会って楽しくないと思うんですね。
そういう気持ちに気づいたら、「今日は飲み会をしっかり楽しんで、明日もいつもどおり起きて仕事をがんばるぞ」と、ペンの色をカチッ、カチッと切り替えるみたいに、「はい、もうここからは飲み会、緑の時間を楽しむぞ。明日のことは考えない」として、今とここに集中すること。

目の前の友だちと飲んだり食べたりしながら、ずっと頭のどこかでは「明日の仕事が……」と思っているのは、目の前の人、それから今ここにいる自分を大事にしていないことになるんです。
そういうことをするよりも、もう色で切り替えて、「ここからは飲み会だから、目の前の人と楽しくおいしくこの時間を十分に味わおう」と考えるのが手帳セラピーの切り替え方です。これを頭で切り替えるのはなかなか難しいので、まず手の感覚で切り替えていく意識を持つといいですよということを実はお伝えしているんです。
このように、一つひとつ毎日が選択なんですが、より良い選択をしていくことで満足感が上がるし、幸せ感も強くなっていきます。
こういうふうにしていくと、緑色のワクワクとオレンジ色、今年の夢がちりばめられたマンスリーやウィークリーページで幸せを実感しながら夢や理想にチャレンジできるようになります。それが手帳セラピーのセラピーたるゆえんなんです。しかも、誰かに依存することなく手帳と5色ペンがあればいいのが手帳セラピー、セルフセラピーです。