【3行要約】
・成長したいと願いながらも、多くの人が慣れた環境に留まり続け、本来の可能性を発揮できていません。
・心理学者のアダム・グラントは、慣れたやり方から飛び出し、未経験の領域にも挑戦していると指摘しています。
・非連続的な成長を実現するには、コンフォートゾーンを出る勇気、インターリーブ法による知識の融合、そして遊び心のある挑戦という3つの習慣を意識的に取り入れましょう。
飛躍している人がやっている3つの習慣
伊庭正康氏:研修トレーナーの伊庭です。20代、30代、40代、50代。一気に成長したい。そう思う人もいるでしょう。過去よりも、もっと成長したいという人に見てほしいです。飛躍している人がやっている3つの習慣について紹介をしていきます。

メニューはこちらです。(1つ目は)慣れたやり方を飛び出す方法。
2つ目。インターリーブ法で掛け合わせると一気に成長するというお話をします。カタカナがちょっとややこしいですよね。ご安心ください。ちゃんと説明します。
さらにカタカナです。デリバレイト・プレイ。はい、もうカタカナだらけですみません。でもこれを知っているだけであなたは楽しく成長ができる。そんな話もしていきますので、成長している人がやっている3つこと、ぜひ取り入れてみてください。
このチャンネルは年200回登壇する研修講師の伊庭からこそお伝えできる、ちょっと知っているだけで仕事人生のクオリティを本当にアップさせるヒントを紹介しています。
慣れたやり方から脱することで成長する
今回の参考図書はこちらです。心理学者のアダム・グラントさん、有名な方ですね。その方が書いた
『Hidden Potential(ヒドゥン・ポテンシャル) 可能性の科学 あなたの限界はまだ先にある 潜在能力を引き出す』という本です。アダム・グラントさんというのは別にオカルトの方じゃありません。ちゃんとした有名な心理学者です。その方が言っている3つのことを紹介していきます。急速に伸びるための実践習慣です。

ではいきましょう。1つ目、ドン。慣れたやり方から飛び出す。どうでしょうか? あなたはどちらのタイプですか? 楽なほうを選ぶタイプか? あえて困難な道を選ぶタイプか?
私ですか? 楽なほうに行きたいんですが、ダメだと思って無理やりグッと困難なほうに指一本だけピュンとつけておくような、そういうやり方をやっております。だからあまり参考にしないでください。言うのはタダでございますので言わせていただきます。
飛躍は不快の中にある。これがアダム・グラントさんが言ってることですね。有名なセオリーでラーニングゾーンとコンフォートゾーン(というものがあります)。楽な道はコンフォートゾーン。慣れ親しんだやり方です。ラーニングゾーンは不快なほうですね。
自分から機会を作って自らを変えていく
新しい挑戦とか、新しく勉強しないといけないほうに指をちょこんとつけているのが私。本当にガチンと成長する人は、そこに体をドブーンと入れている人ですね。少し不安になる挑戦のほうを選ぶことでございます。
こういうことをアダム・グラントさんは言っています。「できることより、やったことのないことに挑戦している時、一気に成長していますよ」ということなんですよね。
どうでしょうかね。今、仕事を振り返っていただいて、できることをやり続けているということであれば、それはいくらやっても成長しないですよね。
じゃあ、今からやったことがないことをテーマに設定してもいいかもしれませんね。例えばAIを取り入れてみるとか。もしくは「教育係、自分がやりましょうか」とかね。何か自分から機会を作って自らを変えていくことをやってもいいのかもしれません。
慣れたやり方を飛び出す。言われたことをやっていたらね、もう便利使いされるだけで成長が遅くなります。自分から機会を作っていくことがおすすめでございます。1つ目は慣れたやり方をあえて飛び出し、やったことのないことを仕事に加えていく。ぜひやってみてください。