お知らせ
お知らせ
CLOSE

一流は”やりたくない仕事”でも「やる気」を出す!モチベーションが上がる極意(全1記事)

“嫌な仕事”を成長機会に変える一流の思考法 自分もチームも楽になる3つのテクニック

【3行要約】
・一流の人材は嫌な仕事でこそ周囲に差をつけ、成長につなげているという事実があります。
・研修トレーナーの伊庭正康氏によれば、ビジネスパーソンは嫌な仕事も自分の成長栄養に変えることができると語っています。
・伊庭氏は嫌なことを成長に変える「裁量を持つ」「工夫を加える」「手離れを良くする」という3つのテクニックと、その効果を紹介します。

「嫌な仕事」で成長に差をつけるテクニック

伊庭正康氏:やりたくない仕事は誰にでもあります。あなたは、その時どうしていますか? 心を無にしてはダメです。実は、そこで差がつくんです。一流は、やりたくない仕事でもやる気を出す、あるテクニックを使っています。今日はそのテクニックを紹介していきます。

メニューはこちらです。一流は嫌な仕事で差をつけるんです。心を無にしている場合ではありません。我慢をしている場合ではありません。極意を紹介していきます。このチャンネルは年200回登壇する研修講師の伊庭だからこそお伝えする、本物のTipsを紹介しますので、ぜひこちらからチャンネル登録をよろしくお願いします。

そして新しい本、書きました。『リーダーの「任せ方」の順番』。チーム全員をもっと楽にしたくはありませんか? そして楽に、最短時間で結果を出したくありませんか? そして、最短時間で部下を成長させたくありませんか? そんなリーダーになるためのテクニックを、余すことなく書いた本です。『リーダーの「任せ方」の順番 部下を持ったら知りたい3つのセオリー』が(2025年)9月の半ばに発売しますので、よろしくお願いします。

駒にならずに指し手になる

さぁ、ではいきましょう! ドン! 一流は「嫌な仕事」で差をつけている。どういうことか? こちらです。誰にでも気の乗らない仕事はあります。それは、あなたにもあるし、私にもあります。あなたの上司にもある。あの人にもある。そこで、2つに分かれます。愚痴るのか、それとも成長につなげるのか。この小さな差が、大きなキャリアの差になっています。

誰もが愚痴を言いたいんですよ? でも、愚痴を言って終わるのか、愚痴を言いたくなるところをグッとこらえて成長につなげるのか。「じゃあ、どうやったら成長につながるの?」ですよね。

では、いきましょう。1つ目、まず「裁量を持つ」ということをやります。指し手側にまわるという意味です。指し手と駒。ゲームなんかでいうと、指す指と駒ってありますよね? 将棋の駒とかね。

駒になるのか、指し手になるのか。これはよく言われるんですけども、どんな仕事でも「駒になるな! 指し手になれ!」って言われるんですよね。それを、自己決定感と言います。「自分で決めていいんだ」そして「自分で決めていくんだ!」。指し手になるという感覚。どんな側でも、指し手側にまわります。これができる人(が成長します)。

小さい仕事でも、自分で工夫したやり方を試す

じゃあ、どういうことか。まず「工夫の裁量を持つ」です。例えば、どんなことでもいいです。「これって、こうしてみたらどうかな?」。これでもう、指し手です。でも「これは、自分が考えるレベルのことじゃないので、『やらなくていいよ』って言われるかな」という時は、交渉してみたらいいんですよ。「これ、やらせてもらっていいですか?」。私も、それをずっとやってきました。

それで上司が「それは、やらないほうがいい」って言った場合は、やめてください。上司は他のことも考えていますのでね。でも、多くの上司は部下の工夫に対して「あぁ、やってみたら?」となることが多いんですよ。なので、交渉してみてください。そして、ここで駒側にまわってしまうと自分自身をムダ使いしてしまいます。ムダ使いするので、絶対に駒側にはまわらない。

でも、時には駒としてやらないといけないこともあるんです。けれど、どんな仕事でも可能な限り指し手にまわります。1年目であろうが2年目であろうが、ということなんですね。ぜひ、自己決定感を担保していきましょう。

“その仕事は誰のためにやるのか”を意識する

2つ目。誰かのために「工夫」を加える。これはめちゃくちゃ大事です。あなたに質問します。「あなたは誰のために仕事をしていますか?」。いや、もちろん自分のためですよ(笑)。自分のために仕事をするんですけれども。「あなたの仕事は、誰のためにありますか?」という意味で尋ねました。

そこをまず意識することなんですよ。このチャンネルでは、ジョブクラフティングという考え方を何度も紹介しています。私も研修でジョブクラフティング研修もやっておりますし、「Udemy」でも人気の講座でございます。

どんな仕事でも「つまらない」は、あるんですよね。それをおもしろく変えるのが、ジョブクラフティングという理論です。覚えておいてください。

3つの要素を先に説明しますね。ジョブクラフティングというのは、1.自分なりの工夫を加える。2.仕事の意義を考える。「この仕事は、誰のためにあるのか?」。3.会う人を変えてみる。誰かのために工夫をするというのは、すべてが包括されているんです。例えば、今のあなたの仕事で「なんだか、つまんないなぁ」と、思うことがあったとしますね。

じゃあ、その仕事は誰のためにあるんでしょうね。だとすれば、そのお客さまなのか、同僚なのか、誰でもいいです。その人を楽にする方法を考えてみてください。そうなんですよ。楽にする方法を考えるのが工夫です。嫌われることは絶対にありません。外すことはありますけどね。でも、外したとしても「ありがとう」とか「あ、ちょっとズレているかな」とか思われるけれど、スタンスは「いいね」なんですよね。

ということは、自分もこれをやる中で「おもしろい」に変わっていくということなんです。誰か、もしくは周囲の人たちを楽にする方法を考えてみてください。自分を楽にする方法でもけっこうです。

より良くするというのは「より効率を上げる方法」と言ってもいいでしょうね。ですから、ぜひやってみてください! 

手離れを意識して心の負担を軽くする

さぁ、では、3つ目にいきましょう。3つ目は、これですよ。嫌な仕事は「手離れを良くする」です。やはり、嫌なものはジョブクラフティングをやっても、やはり心のどこかでは「あぁー、ちょっとしんどいなぁ」って、思うんですよ。成長のため、誰かのためと思いながら「うーん、なんだかしんどいな」と、普通だったら思いますよ? 人ですから。

「じゃあ、どうするの?」です。はい、軽く受け流す。これは、めちゃくちゃ大事ですよ。軽く受け流す。そんなに真剣にならない。これも大事なんですよ。適度にやるっていうことも大事なんですよ。だって、心身ともに軽くしておかないと潰れちゃうからですよ。もっと言うと、モチベーションダウンして生産性が出なくなります。

モチベーションをキープする上でも、軽くしておきます。自動車もそうですよね? 荷物を積み込み過ぎたら遅くなるし、燃費も悪くなりますよね。軽くします。レーシングカーに乗ったことってあります? 私はありませんけれども(笑)。たぶんステレオも付いてないんでしょうね。ステレオ(笑)。「昭和な言い方をするな!」ですよね(笑)。

クーラーも付いてないんでしょうね。「ちょっとクーラーって……。エアコンって言ってくれ」っていう話ですよね。あと、ハンドルも違うんでしょう。ハンドル……。ステアリングって言えって(笑)。全部古い言い方をしていますが(笑)。余計なもの、ないんですよ。だから速いんですよ。

レースの車にはドン・キホーテで買ってきた荷物をドンッと入れませんよね。ということを考えたら、どんどん軽くしていきます。心身ともに軽くするために「手離れを良くしておきましょう」なんですよ。

仕事を考えない時間を確保する

1つ目、頭の中を軽くしておきます。僕のやり方は、時間で区切ります。「あぁー、なんだか面倒くさいなぁ」「なんだか頭の中が煩わしいなぁ」。

「何時から何時までは、それを考えるけど……。今はその時間じゃないので考えない!」。はい、考えません。やりません。

そしてもう1つは、割り切る。「なんかあの人とやるのは、嫌やなぁ」って、あるかもしれませんね。私は人に対しては、あまりないんですけれども。ただ、物事に対しては、あります。「ちょっとこれは面倒やなぁ」「自分にとって、あまり意味ないなぁ。でもやらないといけない」。

でも、それはそれ。以上。もう、それ以上は考えない。あと、リミットを設ける。先ほど時間のリミットを設けましたよね。「何時から何時」。「今日は11時30分まではそれを考える。でも11時30分になったら、もう別のことを考える」。別のことをやるんですよ。

嫌な仕事も工夫次第で成長の栄養に

別のことをやって、それは忘れます。あと、さらに私の考え方を言いますね。嫌なことをやったとしても、明日には忘れる。これです(笑)。嫌なことをパンッとやったら、明日には忘れてますのでね。それはもう、割り切ります。嫌なことはやる。苦手な食材を食べないと体は頑丈になりませんよね。子どもに言ってるんじゃないんです(笑)。子どもに「頑丈」って言いますよね(笑)。

健康にならなくなりますよね。ということもありますので、嫌なものも食べる、栄養のために。あ、栄養と思ったら、いいかもしれませんね。はい。このように、今、3つのことを言いました。嫌な仕事もこのようにやっていくと、「あなたの成長の栄養になるんじゃないかな」と、僕は本当に思っています。

できる人は、この嫌な仕事をうまく自分なりに料理をして、栄養にしているんですよね。ですから今日は、その料理の仕方のお話をしました。

※本記事にはAmazonアソシエイトのリンクを含みます。記事内のリンクから商品を購入されると、当サイトに収益が発生する場合があります。

続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。

会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
スピーカーフォローや記事のブックマークなど、便利な機能がご利用いただけます。

無料会員登録

すでに会員の方はこちらからログイン

または

名刺アプリ「Eightをご利用中の方は
こちらを読み込むだけで、すぐに記事が読めます!

スマホで読み込んで
ログインまたは登録作業をスキップ

名刺アプリ「Eight」をご利用中の方は

デジタル名刺で
ログインまたは会員登録

ボタンをタップするだけで

すぐに記事が読めます!

関連タグ:

この記事のスピーカー

同じログの記事

この記事をブックマークすると、同じログの新着記事をマイページでお知らせします

コミュニティ情報

Brand Topics

Brand Topics

人気の記事

    新着イベント

      ログミーBusinessに
      記事掲載しませんか?

      イベント・インタビュー・対談 etc.

      “編集しない編集”で、
      スピーカーの「意図をそのまま」お届け!