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【プレゼン準備】明日プレゼンの人は見て!プレゼン準備5ヶ条(全1記事)

プレゼン前日にやるべき5つのこと 最初の10%だけガチガチに練習、「持ち帰ってほしいこと」を1つだけ決める… [1/2]

【3行要約】
・プレゼンテーションの重要性は認識されているものの、直前の準備不足で失敗するケースが後を絶ちません。
・シリョサク株式会社の営業マネージャーであるいのっち氏は「多くの人が『アドリブでなんとかなる』という幻想を抱いている」と警鐘を鳴らしています。
・質問ポイントの明確化、服装・経路の確認、最初の10%の徹底練習など、具体的な5つの準備で本番への不安を解消できます。

明日がプレゼン本番の人がやるべき5つのこと

いのっち氏(以下、いのっち):仕事をもっと!

岩本紘佳氏(以下、岩本):おもしろく!

いのっち、岩本:シリョサクTVです。お願いしまーす。

岩本:はい、今日はシリョサクで営業マネージャーとエース講師として最多登壇の講師である、いのっちさんに来ていただきました。今日はどんなお話をしていただけますか。

いのっち:はい。本日はですね、2024年に88回登壇したシリョサク講師が紹介する、明日から使えるプレゼンテクニックの準備編を紹介していきたいと思います。

岩本:はい。

いのっち:前回の動画を見ていただいた方は本番編ということで、もう少しマインドに近いような話だったんですけど。今日のキメヘンはですね、まずしゃべるのが苦手だと思っている方に向けて、プレゼン当日が待ち遠しくなってほしいと。そのためにすぐに実践できるTO DOをお伝えしていこうと思います。

TO DOなので、本当にそれをそのまま実行すればOKというかたちで具体に落としておりますので、もうそのとおりにやっていただけるといいと思います。

岩本:はい。ちなみにキメヘンというのは?

いのっち:キメヘンはシリョサクの作った造語になっておりまして、資料のゴール設定を示したものになります。聞き手の「キ」、メインメッセージの「メ」、起こしたい変化の「ヘン」を略語にしたもので、プレゼンとか資料を作る時にまずパワポを触るのではなくてこのキメヘンを設定することによって、どこに向かってどんなことを伝えていくのかという設計図が出来上がるようなものになっております。

ということで、今日はこんなキメヘンでやっていきますので、みなさんTO DOしていきましょう。

岩本:はい。

いのっち:ということで、今日の準備編のテーマとしては、明日がプレゼン本番だという人がやるべきことをまとめております。まだ間に合いますよ、ということで。前日になりました。明日はいよいよ本番だ、緊張するな。そんな時に今日の動画を思い出していただきたいと思って作っております。

岩本:おお〜、これはけっこう需要ありそうですね。

いのっち:はい、ありがとうございます。5つにまとめてますので、紹介していきたいと思うんですけど。やり方として、ちょっとこんな感じのキーワードに起こしてます。

岩本:はい。あんまりよくわからないものばかりですけど。

いのっち:意味わかんないですよねー。ちょっとキメヘンに影響を受けまして、呪文のようにまとめました。

岩本:なるほど。

「何か質問ありますか?」は多くの人は困る

いのっち:はい、よかったら紘佳さんに選んでいただきながら、順番に紹介していくようなかたちを取りたいと思うんですけれども。何か気になるキーワードはありますか。

岩本:そうですね。じゃあまずは「Qポイント」がちょっと気になります。なんかポイントが貯まるんかな? みたいな。

いのっち:いやそうですよね。Tポイント的な感じでまとめたんですけども。「Qポイント」はこちらです。質問、Questionするポイントを明確にしよう。で、「Qポイント」とさせてもらいました。

多くの場合、プレゼンでは一方的にしゃべるよりは対話形式と言うか、少しずつオーディエンスを巻き込みながら話すスタイルがいいと思います。これは営業でもそうですし、1対Nの講演形式でも同じだと思います。一方的にしゃべるんじゃなくて、巻き込む。

その時に大事になってくるのが、やっぱり質問です。その時に「何か質問ありますか」とか「ここまでで気になったことがありますか」と聞いても、大抵の人は困ります。何を聞けばいいのか、どんな観点であればいいのか迷ってしまうので、クローズドクエスチョンと言いますか、Yes or Noで答えられるようなものを先に明確にしておくと便利だと思います。

さらに言うと、このスライドを見せた後にこういう質問をしようということを事前に決めておけると、より具体的に焦らずに巻き込んでいけると思います。

例えば会社紹介をしました。その時に「ここまでの話で質問ありますか」って言われても、大抵の場合「特にないです、次にいってください」みたいになっちゃうと思うんですけど。

「ここまでに聞いたこの話について、ご共感いただけるでしょうか」と聞くとYes or Noになるので、Yesだったら「ありがとうございます。ちなみにどんなところがご共感いただけたでしょうか」とか、Noと言われたら「ちなみになんかどんな部分が違うなと思いましたか」ということで、グッとヒアリングが深くなると思うんですよね。

これは営業の場面だけじゃなくて研修とかでも使えるので、事前に「Qポイント」を明確にしておこうということですね。

岩本:確かに。

服装・道順・場所は事前に調べておく

いのっち:なんならスライドを作っちゃうのもお勧めです。じゃあまたお品書きに戻ります。

岩本:じゃあ、意味がわからない、「ふくみちばし」。

いのっち:「ふくみちばし」、ありがとうございます。唯一のひらがなで構成させたんですけども。何かと言うとこちらです。服装・道順・場所は事前に調べておこうということで。

岩本:そういうことですね(笑)。

いのっち:この略語にするほうが覚えづらいだろうという「ふくみちばし」なんですけれども、今のシリョサクTVでもそうなんですけど、プレゼンって基本的にライブに近いと思っております。この反応を見ながら時には声をかけたりとか、時にはスピードを変えたりとかが必要です。なので、予測ができない。開いてみないとわからない。

だからこそ、プレゼン本番以外の部分では、なるべく不確実性を消していくのが大事だと思っています。その代表的な3つが、明日何着るの? と、どうやって会場まで行くの? と、会場にはどんな人数の人がいて実際に投影するのか紙で配られるのか。そういうところを調べておくと、あとは本番のアドリブ部分に集中できるので、「ふくみちばし」、すごく重要だと思ってます。

岩本:いやぁ、そうですね。確かに自分の中で不確定要素が多いと焦っちゃったりするから、それがけっこうプレゼンに影響しますよね。

いのっち:間違いないですね。私なんか方向音痴なんで、駅の出口とかもしっかり調べておかないと本当に迷ってしまう。かなり余裕を持ったのに結局ギリギリに着いちゃって、そうするとギリギリに着いたことが脳の中に残るから、プレゼン本番も焦ってしまう。

岩本:ありますね。

いのっち:苦い経験がございますので、その意味でもなるべく不確実性を消すのが大事だと思ってます。

岩本:はい。

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