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みおりん流・学びが続く人生のつくり方(全6記事)

“なんとなく残業”をやめる、寝る前のだらだら時間を有効活用 『大人のごきげん独学術』著者が説くタイムマネジメント術 [2/2]

「なんとなくの習慣で残業しない」仕事時間の工夫例

みおりん:今のが1つ目ということで、2つ目のヒントとしては「自分に合った時短術を取り入れる」。これは本に書いたことをそのままお伝えしようと思うんですが、大きく分けると家事・育児の時短を試みることと、もう1つは仕事時間を工夫する。お仕事をされている方だったらこの2つかなと思います。

家事の時短の例としては、本に書いたことで言うと、ミールキットを使ったりネットスーパーで食材を買う。献立を考える時間やスーパーに行く時間を節約できたり、食器洗い機で食器を洗う時間をカットできる。あとはシワにならない素材の衣服を選んだり、ハンカチも普通のハンカチじゃなくてタオルハンカチにすると、アイロンがけしなくて済む。

経済的に許せば全自動洗濯乾燥機を使うとか、お掃除ロボットを使う。あとは髪型をショートにするっていうのは、特に女性とかは意外と時短になります(笑)。

遠井:いや、これはすごいなと思いました(笑)。

みおりん:美的に許されるのであればですが。私は先々週が結婚式で髪を伸ばしていたんですが、「もう早く切りたい」となっていて。時短のために私も早く切りたい。

遠井:時短のためなんですね?

みおりん:時短のためもあって(笑)。こういったこともいいと思いますし、お仕事はたぶん限界があると思うんですが、残業を習慣でやるのはやめましょう。

まあまあやっている方もいらっしゃると思うんですが、私はパソコンのショートカットキーとか、よく使う言葉の辞書登録をしていて。例えば「い」って打ったら「いつも大変お世話になっております」と出るように登録しておく。

メールやビジネスチャットの対応時間をあらかじめ決めておいて、「これ以外の時間はもう返答しませんよ」というふうにしてしまうとか、会議を1時間単位で入れるんじゃなくて15分単位で設定する。このへんはお勤めの会社の文化にもよるとは思うんですが、できなくはないかもしれない。会社の近くに住んで通勤時間を短縮するっていうのも、究極的には検討してもいいのかなと思います。

遠井:数十秒、数分単位の短縮を積極的にやろうということですよね。

みおりん:そうですね。ちりつも(塵も積もれば山となる)の考え方でやるといいかなと思います。なので、この2つの考え方も取り入れながら、対策として自分にできそうなことを書いてみてほしいと思います。

できそうなことというか、「考えられるよね」「誰かに相談されたら、こういうことを言うけどな」みたいなのでもいいですね。今、お伝えした2つのヒントも参考にしながら、それとは別の角度からも考えられることがたくさんあると思うので、ぜひたくさん自分に対して提案してみてあげてください。

みおりん氏が実践している、自宅や移動中での勉強法

みおりん:(スライドに)「お風呂にテキストを持っていく」って書いたんですが(笑)、お風呂での勉強法を教えてくださいというリクエストをたまにいただくので、ちょっとご説明します。

勉強法もクソもないみたいな感じなんですが、私はお風呂のふたがあればふたをして、そこにタオルを敷いて上に読みたい本を置いて、手が濡れちゃったりしたらそのタオルで拭く。直接(本が)フタにいかないようにタオルの上に載っているので濡れないよ、みたいなことをしていました。

でも最近は物件にふたがなかったので、普通に直で持っていっちゃって1冊だけ水没させました(笑)。ただ、基本は注意をしていれば意外と大丈夫。

遠井:そうですよね。僕もお風呂で本を読むんですが……。

みおりん:あっ、本当ですか?

遠井:案外大丈夫だし、僕の話であれなんですが、扉をうっすら開けておきますね。そうすると本がしけらないので。

みおりん:なるほど、すばらしい。さすが本屋さんの視点(笑)。ありがとうございます。意外とそんなにシワシワになる本って少ないと思うので、わら半紙とかじゃなければたぶん大丈夫ですね。

遠井:そうですね。けっこうおすすめな気がします。

みおりん:私が最近買ったのは、スマートフォンとかタブレットを壁に貼れるようなL字型のマグネット。それを置いたりすれば、動画教材とかはできるかなと思うんですね。今回のワークショップ内で終わらなかったところに関しては、ご自宅でぜひ続きを考えていただきたいんですが、もし時間の余裕がある方は休日の過ごし方も考えていただければと思います。

さっきご説明するのを忘れちゃったところがありました。「机に向かえる時間と向かえない時間を実線と点線で書いてください」ってお伝えしたんですが、大人の方だと実線(机に向かえる時間)はあんまりなくて、点線(机に向かえない時間)ばっかりだよという方もいらっしゃるかもしれないです。

点線でも隙間時間はすごく勉強に使えるよということは本の中でも触れているんですが、例えば音声教材もあるし、動画教材もある。私は参考書の読みたいページを写真で撮っておいて、満員電車の場合は移動中にそれをスマホで見ることもできるので、点線ばっかりでもぜんぜん諦める必要はないとお伝えしようと思っていました。

遠井:ご飯を作りながらポッドキャストを聴くのはできるなって、最近気づきました。

みおりん:いいですね。移動も、都内の方だと電車の方やバスの方が多いと思うんですが、地方の方だと車の方もいると思います。車の場合は動画を見たり参考書を読んだりはしないでほしいんですが、音声教材をやったりというかたちですかね。

理想どおりの勉強時間を確保するためのヒント

みおりん:では、まとめのお話をしつついきたいと思います。今日のゴールは最初にお伝えしたとおり、理想どおりの勉強時間を確保できない……できていない前提で言っちゃっていますが(笑)、原因を突き止めて今日からできる対策アクションを見つける。今日やったこととしては、こんな感じの流れでやらせていただきました。

最後に「まずはこれをやってみよう」というネクストアクションを1つか2つ、余裕がある方は3つでもいいですが、星印をつけてみてほしいんですね。

今は対策をわーっと書いていただいたと思うんですが、「まずはこれをやってみよう。今日からできるぞ」「明日からできるぞ」「これは1週間後にはもうできるぞ」みたいなものから始めていただきたいと思います。せっかくなので、具体的なアクションを見つけて帰っていただけるといいのかなと思っています。

ということで、みなさんの勉強ライフがどんどんご機嫌になりますようにということで、これからも応援しています。ワークショップは以上です。ありがとうございました。

遠井:ありがとうございます。

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