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数理最適化のエキスパートが断言「AIブームで見落とされがちな重要技術」 1,300社が導入した「演繹的AI」が意思決定を変える
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遠井大輔氏(以下、遠井):では、今からワークショップ用の資料を会場の方には紙でお配りします。オンラインの方はみおりんさんの説明を聞きながら、お手元の何らかの紙でやっていただくことができるというかたちですね。
みおりん氏(以下、みおりん):オンライン参加の方は申し訳ないんですが、画面を見ていただいて「こういったことを書けばいいのか」って手元のノートとかに書いていただけるとうれしいです。ワークシートがないとできないような特殊なことではないので、ぜひノートを用意していただけるとうれしいです。
今回はどんなワークをしようかなと悩んだんですが、大人の方ということで、勉強時間の確保には大なり小なりみなさん課題を感じていらっしゃるかなと。なので、「忙しい大人のための時間確保術」というテーマでやらせていただきたいと思います。
今日のゴールなんですが、理想どおりの勉強時間を確保できていない原因を突き止めて、今日からできる対策アクションを見つけて、持って帰っていただこうという企画でございます。
「すでに理想どおりの勉強時間を確保している」という方も中にはいらっしゃると思うんですが、そういった方も「さらに時間を増やすことができないか?」とか、もっと効率的に勉強できるためのアクションを見つけていただけるかなと思います。
今日のワークの流れを簡単にご紹介すると、まず最初に「理想を定義する」で目標を決めたいなと思います。そして2つ目に、それと差のある現状ってどんな状態なのかを把握して、3つ目に原因を特定して、4つ目にその対策を考えて、最後にネクストアクションを見つけて帰るという感じにしたいと思います。
まずは理想を定義しようというところで、ワークシートを見ていただきたいです。ワークシートがないオンラインの方は手帳や紙に書いていただきたいんですが、みなさんの理想の勉強時間ってどれくらいですか? これは正解がなくて一人ひとりぜんぜん違うので、ご自分のことで考えてほしいんです。
例えば「毎日何時間」とか「何分」というパターンもあると思うんですが、「週に何時間」「月に合計で何時間」「何月何日に試験があるから、それまでに合計何時間」とか、あるいは「決まっていないけど毎日スキマ時間に少しでも勉強する」みたいな決め方もあると思うんですね。書き方は問わないので、ワークシートの一番上に理想の勉強時間を書いてみていただいてもいいですか。
たぶん、「なんとなくこれぐらい(勉強を)やりたいな」ってふだん思っていらっしゃる時間があると思うんですよね。オンラインの方はノートとか普通のA4用紙でもいいので、書いていただけるとうれしいです。
みおりん:そうしたら今度は、「じゃあ、現状どうなってんねん?」というところで現状をみんなで考えたいと思います。まず第1に肌感覚でいいので、「実際に今はどれぐらい勉強できているかな?」って考えてほしいんですね。
これも「毎日何時間」とかあると思うんですが、例えば「何月何日の試験までに合計何時間という目標だけど、おおむね達成できているよ」「20パーセントしか進んでいないよ」とか、書き方は問わないのでこちらも書いてみてください。
この差を把握したいので、理想と現実の差を書いてみてほしいなと思います。私は今はこの差がめちゃくちゃありますが(笑)、来月ぐらいからまともにしていきたいなと思っています。
会場の方にお聞きしたいんですけど、この差がある、要は理想どおりじゃないぞっていう方はどれぐらいいますか? あっ、ほとんどかな。ありがとうございます。ほとんどの方が達成していたらどうしようかと思いました(笑)。よかったです。
(会場笑)
みおりん:じゃあ、実際はどんな感じで毎日を過ごしているかを振り返っていきたいと思います。今は肌感覚の話だったんですが、簡単でいいので自分の毎日の過ごし方を振り返ってほしいです。
これは本の中でもワークとして出しているんですが、平日に限らず仕事や学校のある日にどんなふうに過ごしているのかという、今の平均的な生活パターン。必ずしも毎日一緒じゃないと思うんですが、だいたいこんな感じだぞというのを書いてください。
睡眠、身支度、移動、仕事、昼食、買い物、帰宅、料理、夕食、だらだら、勉強、入浴、寝る支度とか、ざっくりと書いてみてほしいと思います。理想ではなくて、実際のありのままに書いてみてください。嘘をつかないでくださいね(笑)。
私もけっこう日によって違いますが、寝過ぎる日が多いんです。だらだらしているところは「だらだら」「ネトフリを見ている」とか、ご自分のわかるように書いていただければと思います。
お仕事をしていなかったり、別に平日・休日の区別はないよという方は、これぐらいだよというものを書いていただければ大丈夫です。学校に通っている方は、学校のある日の過ごし方を左に書いていただいて、お休みの日を右に書いていただければと思います。
オンラインでご参加の方は、普通の真っ白い紙だと書きづらかったかもしれないんですが、横線が入っているノートだと書きやすいと思います。縦軸に「0時から24時」みたいな感じで取っていただくか、起きた時間をスタートにして書いていただいても大丈夫なんですが、1日の時間軸を取っていただく感じですね。
このワークショップをここでやるのが初めてなので、一部やったことがあるものもあるんですが、全体としては初めてなので何分でできるかわからない(笑)。いったん平日を書いた体でいきますが、時間があったら休日のほうも後で書いていただきたいと思います。
みおりん:では、続いては仕事がある日です。絶対に勉強できない時間と、すでに勉強できている時間を塗りつぶしていただきたいです。色ペンがある方は矢印の上から塗っていただいてもいいですし、黒しかない方も斜線を引いていただくとわかりやすいかなと思います。
絶対に勉強できない時間とは何かというと、仕事に行っている時間や学校に行っている時間と、あとは睡眠時間ですね。睡眠も1日12時間とか寝ていたら別ですが、一般的な時間の中であれば睡眠は削らない想定でお願いします。すでに勉強できている時間も同じように塗ってください。
食事中や移動中とか、お風呂とかは絶対に勉強できない時間ではないので、もし何らかの事情がなければ基本的には塗らない。
遠井:お風呂で本を読んで勉強もできますもんね。
みおりん:そうですね。基本的に勉強って、実はやろうといつでも思えばできるものです。できない時間で言うと、仕事や学校など他者がいるところと、睡眠を削ってしまうと健康的にも記憶力の方面では良くないという感じですね。
みなさんが自分で書いてみて思ったこととして、平均的な時間なので日によるとは思うんですが、実際に確保できている勉強時間ってどれぐらいでしたか? さっき肌感覚で書いていただいた勉強時間と一致していましたかね。
一致している人はもちろんそのままで大丈夫なんですが、もし(肌感覚と)違ったなという場合は正確な現状はこれになるので、上から書き直してみてもらえるといいと思います。けっこう乖離していたぞという場合は、もしかしたら感覚でやっちゃっている可能性もあるので、現実を正しく把握することの大切さを感じていただけたらいいなと思います。
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