PR2025.11.27
数理最適化のエキスパートが断言「AIブームで見落とされがちな重要技術」 1,300社が導入した「演繹的AI」が意思決定を変える
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遠井大輔氏(以下、遠井):本日は透明書店のイベントにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。私は透明書店の遠井と申します。よろしくお願いいたします。
本日はこちらの書籍、『自分のペースで楽しく続く! 大人のごきげん独学術』の刊行記念イベントということで、「みおりん流・学びが続く人生のつくり方」と題してトークイベントを開催したいと思います。
では、さっそくゲストの方をお呼びします。東大卒・勉強法デザイナーで、こちらの著者である「みおりん」さんです。拍手でお迎えください。どうぞ。
(会場拍手)
遠井:よろしくお願いいたします。
みおりん氏(以下、みおりん):お願いします。
遠井:みおりんさんのYouTubeチャンネルをご覧になっている方もたくさんいるかと思うんですが、基本的に顔出しをされていないということで、配信の方もそういう画角になっていることをご了承いただければと思います。では、あらためて本日はよろしくお願いいたします。
みおりん:よろしくお願いいたします。
遠井:ご存じの方が多いかとは思うんですが、スライドを映しながらみおりんさんの自己紹介をしていただければなと思います。
みおりん:かしこまりました。ありがとうございます。
遠井:東大卒・勉強法デザイナーということで、勉強法デザイナーって新しい肩書だなと思っていたんですが、こちらに書いてあるとおり「YouTubeをはじめとしたSNS、ブログ、書籍などを通して、勉強法やノート術を発信する仕事」ということですね。
みおりん:そうですね、そのように定義をさせていただいています。「勉強法デザイナー」は私が勝手に名乗り出した肩書なんですが、最初は「教育系YouTuber」みたいに言っていただくこともありました。もちろんそれも間違いではないですし、ありがたいんです。
ただ、YouTubeだけではなくて書籍やSNSやブログとか、媒体を問わずいろいろなものを通して楽しい勉強法やノート術、お子さんから大人まで使える勉強法を発信するのが私の仕事かなと思って、このように名乗らせていただいています。
遠井:「教育系」と言うともうちょっと広いですが、その中でも勉強の仕方に特化しているということですね。
みおりん:そうですね。
遠井:そのさまざまな発信の活動が見られるのが、YouTubeチャンネル『みおりんカフェ』。こちらは登録者数が16万人(2025年5月時点)という大人気コンテンツになっていますね。私も拝見したんですが、すごくリラックスして見られる感じですよね。
みおりん:ありがとうございます。よかったです(笑)。
遠井:ブログもあるんですが、このブログのほうが先に始められたんですか?
みおりん:そうですね。もともと私の発信は大学生の時のブログから始まっておりまして、そのブログは「東大みおりんのわーいわーい喫茶」というものですね。そこから派生してYouTubeがあったり、SNSがあったり、書籍があったりという感じです。
遠井:学生の頃から、今でもずっと続けられているのがすごいなって思いました。
みおりん:いやいや(笑)。同じことをしているだけです。
遠井:文章での発信が土台にあることが、この書籍の執筆とつながっているのかなという印象を受けました。
みおりん:おっしゃるとおりですね。もし細かく見てくださっている方がいればご存じだと思うんですが、私は文章を書く仕事というか、文章を書くことそのものが一番好きで、動画は本当に得意ではなくて。
遠井:得意じゃない?
(会場笑)
みおりん:やむを得ずって言うとあれですが、そちら(動画)のほうがわかりやすく伝えられることがあると思うので選んでいるんです。ただ、個人的に一番好きなのは文章を書くことなんですね。
遠井:そうなんですね。
みおりん:はい。
遠井:(書籍を)読まれた方もいると思うので触れちゃうんですが、ジャーナリング的な目標を書くところがあったじゃないですか。そこに「作家になる」と書いてあったので、小説とかも含めて、文章を書くのが本当にやりたいことなんだなと思いました。
みおりん:そうですね。子どもの頃から文章を書くのだけは好きで、それだけはずっと変わらずです。文章の種類も小説やエッセイ、実用書や学習参考書とかを問わず、文章が好きなんだと思います。
遠井:小説を出されるのを楽しみにしております。
みおりん:がんばります(笑)。
遠井:そして各種SNSもあります。
遠井:こちらが執筆された本ですが、全部で13冊。
みおりん:ややこしいんですが執筆は11冊で、右下2つが監修させていただいた参考書です。
遠井:あっ、監修ですね。
みおりん:合わせると13冊かなという感じですね。
遠井:この後にうかがう話題でもあるんですが、小学生、中学生、高校生、受験生向けの勉強法の本をたくさん書いていらっしゃいます。保護者向けという側面もあると思うんですが、社会人向けは今回の本が初めてなんですよね。
みおりん:そうですね。社会人の方もお使いいただけるものはいくつかあるんですが、社会人に特化したものは今回のものが初めてという感じになっています。
遠井:お子さんをお持ちの方で、今までのみおりんさんの本を参考にされた方ももちろんいるかとは思うんですが、大人の勉強は特に気になるところでもあると思うので、そのあたりのことをうかがえればなと思っております。
みおりん:ぜひ。ありがとうございます。
遠井:あとは、文房具のプロデュース。
みおりん:そうですね。「象が踏んでも壊れない筆箱」で有名な文具メーカーのサンスター文具さんとのコラボで、勉強の効率やモチベーションを上げてくれる文房具ということで、「みおりんStudy Time」という文房具シリーズを作らせていただいています。
遠井:これを使って楽しく勉強できますよ、ということですね。
みおりん:そうですね。
遠井:すごく柔らかいパステルカラーというか、カラフルだけど目に優しい感じでしょうか。あとは、学校やオンラインスクールでの講演・セミナー。これは年にどのくらい?
みおりん:どれぐらいだろう。年に5、6回ぐらい? もうちょっといってるかな。10回はいかないぐらいかと思うんですが、おとといも静岡県内の中学校にお邪魔して講演をさせていただきました。
遠井:今の活動というよりは今に至るまでのお話ですが、地方の県立高校出身で、1回浪人をされて独学で東大文三に入られたということですね。
みおりん:そうですね。ちなみに私のことを以前から知ってくださっている会場の方って、どれぐらいいらっしゃいます? あっ、何人か。ありがとうございます。どこから説明するとくどくないかなと思いまして(笑)。
遠井:(笑)。
みおりん:地方の普通の県立高校の出身なんですが、高校3年生の時に間違って東大を受けてしまいまして(笑)。大差で木っ端みじんに砕け散り、そこから1年間自宅浪人。昔から言われているので言うと、いわゆる「宅浪」でもう1度受験をして、東京大学の文科三類に入ったという感じですね。
遠井:独学なので、予備校などに通ったりはせずにということですよね。
みおりん:そうですね。基本的には家とカフェの往復をしていました。
遠井:その時点で勉強法を1つのメソッドとして確立したというか、作りながら(受験勉強を)やっていたということですよね。
みおりん:そうですね。試行錯誤を一番した時期だったかなと思います。
遠井:法学部を卒業されて都内のIT企業に就職されますが、2年目の秋に勉強法デザイナーとして独立されました。この2年目の秋というのが、コロナ前後ですよね?
みおりん:そうですね。私は2019年卒で、1年目の終わりにちょうどコロナが来ました。たまたま出来心でYouTubeを投稿した2週間後ぐらいにコロナがわーっと来て、それがきっかけで(動画投稿を始めた)という感じですね。
遠井:あの時期は、いろいろと怒涛の時期でしたよね。
みおりん:本当ですね。
遠井:さまざまな発信に一貫しているコンセプトが「すべての人にごきげんな勉強法を」というものですね。「成績優秀者よりも、楽しく勉強できる『勉強上手さん』を目指そう」。この、楽しく勉強できるというのは?
みおりん:私が発信の合言葉として、この「すべての人にごきげんな勉強法を」というものを言っているんです。学力が高い、偏差値が高い、いい資格に合格する成績優秀者さんももちろんかっこいいし大事なんですが、それよりもまずは楽しく勉強できる「勉強上手さん」になることのほうが大事ですよね、そこを目指すのがいいですよねということで、こういった発信をしています。
遠井:そういった考え方をもとに、特に今回は大人向けに楽しく勉強できる方法や考え方とか、仕事や家事・育児で忙しい社会人のための、効率的な勉強方法のまとめ本というかたちで(書籍を)出されたということです。
こんな方におすすめということで、「仕事や家事・育児が忙しいけど勉強と両立したい」「勉強の仕方がわからないまま大人になってしまった」。これ、私がそうなんですが(笑)。
みおりん:そうなんですか(笑)? それは知らなかった。
遠井:「勉強しようと思ってもなかなか時間が作れない」「新しい勉強や趣味を始めたい」「日々の読書や手帳タイムを充実させたい」。確かに、読書の仕方とか手帳の書き方という側面もありましたね。
みおりん:そうですね。社会人の方からいただくお悩み相談で一番多いのが、「勉強時間が作れない」「忙しくて(仕事と勉強が)両立ができない」ということと、あとは「言われてみると勉強の仕方、特に資格試験の勉強の仕方がわからない」みたいなご相談が多くて。
(書籍の内容は)そちらに一番ボリュームを割いているんですが、一番後ろの章には読書術とか手帳術、あとは自分会議の術というものを入れているので、そういった方にもいいかなと思います。
遠井:そうですね。勉強法をメインにしながら、そこから派生する自分を無理なく高めていく方法全般がフォローされている構成になっていますね。
みおりん:はい、ありがとうございます。
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