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【アウト!】知らぬ間に嫌われるNG行為5選(全1記事)

職場で距離を置かれる人の共通点 知らぬ間に嫌われるNG行為5選

株式会社らしさラボ 代表取締役 伊庭正康氏の『研修トレーナー伊庭正康のスキルアップチャンネル』では、業績の悩み、効率の悩み、マネジメントの悩み、コミュニケーションの悩み、モチベーションの悩みなど、仕事の悩みを解決できるビジネスメソッドを紹介しているチャンネルです。今回は、知らぬ間に嫌われるNG行為5選をお伝えします。

知らぬ間に嫌われるNG行為5選

伊庭正康氏:研修トレーナーの伊庭です。こんなことはないでしょうか。「あの人なんだか嫌だなぁ……距離を置こう」。そんな人っていないですか。そうはなりたくないですよね。

今日のテーマは「知らぬ間に嫌われるNG行為5選」を紹介していきます。「知らぬ間に自分は嫌われているかも」と不安を感じることもあるでしょうし、「いや、それすらも気づいていないかもしれない」と思われたのであれば、気をつけていきましょう。そんなお話です。

じゃあどうすればいいのか。あれもこれも今日は言うつもりはありません。最も重要なことの1つ。

特に時間の感覚というものは大事なんです。時間にルーズな人は距離を置かれます。チャンスがなくなるんですね。でも時間にルーズって誰も気づいていないんですよ。ですから今日はチェックとして聞いていただければうれしいなと思います。

このチャンネルは、年200回登壇する研修講師の伊庭だからこそお伝えする、ちょっと知っているだけで仕事人生のクオリティがドンとアップする本物のヒントを週に4回配信していますので、ぜひこちらからチャンネル登録をよろしくお願いします。レベルアップできる習慣作り、間違いなしです。

日程調整の返事が遅い人


さあ、ではいきましょう。まず1つめ、ドン。時間にルーズ。どうすればわかるんでしょうか。1つ目は日程調整でこれをやってはいけないという話をします。候補日を提示してもらった。その返信が遅い。はい。これ、アウトです。候補日までに返事がない方もいらっしゃいます。

例えば月曜日、水曜日、金曜日の3日程の候補をお預けした。ところが月曜になっても水曜日になっても返事がない。金曜になって「お願いします」というケースもあるわけですよね。

これって誰もが言うんですけれども、月曜と水曜、時間を空けておいたことが無駄になった。「あの人は人の時間のことをなんて思ってるんだろうね」ということが起こっているんですね。これって本人は気づいていないんですよ。だって時間調整で忙しいわけですからね。それは自分軸なんですよ。

相手軸で考えたらそういう発想にはならないので、距離を置かれるってことです。相手を待たせることになっている。わからずとも返事の納期は明確にしたほうがいいでしょうね。「すみません、月曜日、水曜日はお返事できない可能性があります。それでも大丈夫でしょうか」といったことを伝えておけばいいんですよね。

あと相手の時間を借りたままになってるわけですよね。月曜日と水曜日、借りたままになっている。借りたまま、結果お返しできなかったということですから、お金を借りたように時間を借りたことを無視しちゃっているわけですよ。それは信用をなくしますよね。

なるべく早く「いついつまでに返事します」とか、もしくは早めに調整をして、もうその日か翌日に返す。これをやってみてください。

すぐにメールを返せない時の対応


さあ、2つ目、ドン。メール返信のNGです。レスが遅い人は周囲が困るので嫌われるという話です。

あなたはレスを何時間以内にしていますか。ビジネスルールでは24時間以内というルールがあります。マナーではあるんですけれども、でもルールと言ってもいいでしょうね。というのは相手が困るわけですよ。

ですから24時間ルールというのは新人研修で私がいつもお伝えしております。私が考えたのではなくて、これは社会としてのマナーというか、ほぼルールです。さらに早いほうが当然いいです。当日に返すぐらいのスピードでできたらいいですよね。ただ、事情もあります。24時間、翌日以内と思っていただくといいかと思います。

これも、返事が遅いと相手を待たせてしまうわけですよね。待たせているという感覚、すごく大事です。

私が若い頃に尊敬する飲食チェーンの経営者の方がいらっしゃいました。その方のお店に行くと、こんなポスターが貼ってあったんですね。あの大行列のお店なんですよ。「待つ身もつらいが、待たせるのはもっとつらい。申し訳ございません」って書いてあるんですよ。この気持ち、すごいなと思いました。これはやっぱり人を惹きつける発想じゃないかなと思うんですよね。

私もその会社さんに対して、営業担当だったんですけどもすごく勉強になったので、がんばろうという気になりましたね。

相手を待たせることに対して、自分もどれだけストレスを感じているか。あと、返事ができない時はリアクションのメールを入れたらいいんですよね。先ほどと同じように「いついつまでお待ちいただくことは可能ですか」。これでいいんですよね。

返事が遅い人に対して、相手が内心思っていること

あと返事が遅い人に対して人はどう思うかというと、自分が返事を早くする人であればあるほど「あ、この人、人の段取りを無視する人なんだな」とやっぱり思います。ですから、この場合時間に厳しい方を基準に考えたほうがいいでしょうね。

時間に厳しい、例えば経営者とか役職者はおおむね時間には厳しいと思います。ただ「ダメだー!」とは言いませんよ。ただ、自分自身に厳しいんですよ。その基準で相手を見ながら、自分の基準で人を判断したらいかんという理性を働かせて、その人を許しています。

ということは、その彼らの時間内におさめるようなスピードでやったら「いいね」って言ってもらえるわけですよね。ですから少なくともメールのレスは24時間以内。このあたりを押さえておくといいでしょうね。

相手の時間を奪う、大量の「資料」を渡す人


3つ目、完璧主義のNG。これも多いんです。回数をやたらと重ねたがる。確認作業がやたらと多い。これはどういうことかというと、やっぱりミスしたくないとかすり合わせをちゃんとしておきたいという完璧主義。

これは悪いわけじゃないんだけども、相手の時間への配慮が欠けている場合は要注意です。
例えば20ページぐらいの資料を送って「これを次回の会議までに読んでおいてもらっていいですか?」。馬鹿野郎と思われますよね。20ページ読めるはずないです。

実際に今お付き合いある企業さま、うまくやっていらっしゃいますね。その営業担当の方は、「40ページぐらいある資料なんですけど、見ていただきたいのはこことこことここなので、キャプチャーしたものをメールで貼っておきました」。私、そのメールを見た時に「あ、この人できるなぁ」「違うな」と思いました。

……ということなんですよね。たくさんの資料を読むことを強いてはダメです。こことこことここって言ったり、あと1回で物事を終えるという執念をどれだけ見せるかですね。

「1回で物事を終える」という執念を見せる

例えば「まず私たちと会って、次は課長と会ってもらって、次は役員と会ってもらって」……。ちょっと待てと。「『一気にやろうぜ』と考えてますか」ということなんですよね。「じゃあその場でみなさん集まってくださいよ」と相手は思いますよね。

次に何度も細かいところのやり直しを求める。「はい。これ、やり直しました。今度これやってもらっていいですか」「えっ」てなるわけですね。「1回で言ってくださいよ」「うっ、また来た」。「勘弁してくれよ」の「うっ」なんですよね。

ですから、このうっ、うっ、うっ……が10回ぐらい続いたら、ちょっと勘弁してくれってなるわけですよね。これ、ご注意ください。

「リスケしがちな人」は信用をなくす


さあ、ではいきましょう。後半、ドン。4つ目は納期のNGです。納期のNGというのはリスケをしがち、納期だけじゃなくて約束と言ってもいいでしょうね。

「すみません、ちょっと遅れるんですけどもいいでしょうか」。「すいません、ちょっと明日になっちゃいそうなんですけども」「早く言ってくれ」ですよね。迷惑をかけてしまいます。納期のNGとは言っていますが、「リスケしがち」がNGと言ってもいいでしょうね。

リスケする人はこの納期はじめ、アポイントはじめ、約束を軽く見ているということなんですよね。私も営業担当は長かったのでよくわかります。遅れる人はいつも遅れます。ひどい場合は「あ、今社長出掛けました」「バカにしてんのか」ですね。

連絡1本くれたらいいわけですよね。わざわざ電車に乗って歩いて10分、そこへ行って「今、社長出掛けました」「え? 今日お約束が……」「あ、電話で確認します」「ちょっと急ぎの用事があったみたいで」……。

それが3回ぐらいやったらもう付き合うの止めとこうかなぁと思いますね。約束を軽く見がちな人は、やっぱり振り回されます。これは仕事でもプライベートでも一緒なんですよ。

飲み会で「ごめん、やっぱり行けない!」。バカ野郎でございます。みんなでシェアをして、食べながらお代を払う「料理あるやん」問題があるんですよね。仕事でもプライベートでも同じです。よほどの理由がない限りはリスケはしない。これが信用につながるという話です。

人にお願いをした後に感謝がない


では、5つ目にいきますね。ドン。コミュニケーションにも影響する話をしておきましょう。人にお願いをした後に感謝がない。これは実は多いんですよ。頼み事をすると相手の時間を奪うんですよね。頼み事は多いのにやってもらって当たり前だと思っている。いや、もちろん仕事ですからやってもらうんですが。

業者さん、後輩、部下にやってもらう時に「いや、それは役割ですからやってください」というのも、間違いじゃないです。でも、人は心があるんですよね。「『ありがとう』の気持ちも言えないのか」と思うわけですよ。

いや、少なくともありがとうと思っているのであれば、言うべきですね。「ありがとう」と思っていないのであれば、それは「ありがとう」と思うべきなんでしょうね。そこです。

頼み事が多いのに「ありがとう」がないと人は離れます。あとお願いの後、フォローがないと人は離れます。私は反省があります。上司だった時に、部下に対してお願いしました。それに対して彼女はベテランだったのであとは任せていました。

ところが「フォローが少ない」と部下からしかられました。私はそれに対して「いや、それは君がベテランだから任せてるんだよね」「違います。伊庭さん、それは放任と言います。私に関心ないんじゃないですか」「いや、そんなことはない」。フォローがないから起こったことなんですよね。もちろん仲直りはしてますよ。

あと、なんで彼女が怒ったかというと、利用されている、うまいように使われていると思ってしまったんですよね。これ、よくあるんですよ。なので、フォローとかありがとうがないと、自分のことを下に見ていると思われることがよくありますのでご注意ください。

じゃあどうすればいいかというと、普通に「ありがとう」と思うことと「ありがとう」と伝えること。「助かった」と思うことと「助かりました」と伝えること。当たり前のことなんですが、意外と抜けている方は少なくありません。

人知れず嫌われる(NG行為5選)、最後の5つめの話、けっこう重要です。ぜひ私も自分に自戒の気持ちを込めて、これでがんばっていきたいと思っております。

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