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B2BマーケティングにおけるSNS活用のリアル Bizインフルエンサーが拓く未来(全4記事)

100人以上にSNS運用を教えても続くのは1割 SNSマーケターに必要なモチベーション [1/2]

マーケティングカンファレンス「B2B Marketing Breakthrough」より、株式会社GiftX Co-Founderの飯髙悠太氏、株式会社ベイジ 代表取締役 / CEOの枌谷力氏のセッションをお届けします。ビジネスインフルエンサーである両氏が、BtoBビジネスにおけるSNS運用のコツを探ります。

『僕らはSNSでモノを買う』著者の飯髙悠太氏

細沼章弥氏(以下、細沼):こんにちは。ニューピークスの細沼です。今日は「ブレイクスルー×SNS活用 個の力」というテーマで、文字どおりその力を持っていらっしゃるお2人に、いろいろとお話を聞いていけたらなと思います。お2人ともよろしくお願いします。

飯髙悠太氏(以下、飯髙):よろしくお願いします。

枌谷力氏(以下、枌谷):よろしくお願いします。

細沼:まず、お2人の自己紹介をしていただければと思うので、飯髙さんからお願いします。

飯髙:みなさんこんにちは。株式会社GiftX ファウンダーの飯髙悠太と申します。今回はSNSがテーマなんですが、今の事業としてはギフトのサービスをやっております。

個人間で結婚祝いとか、出産祝いのギフトを贈ることってけっこうあると思うんですけども、例えば受け取る側が「甘いものは好きなんだけど、チョコレートは苦手なんだよね」みたいな時に、選び直しができるギフトサービス「GIFTFUL」を、特許を取ってやっております。

今回はマーケティングとかいろんなテーマがあると思うんですけど、「結局、リードを取るのが難しいよね」とか、「商談後に引き上げるのが難しいよね」とか、「契約後の関係構築って難しいよね」みたいなところに対して、for businessでのギフトのサービスを、2024年から事業ドメインで展開しています。

SNSの枠組みで言うと、僕は前職で株式会社ホットリンクという会社のCMOをやっていたのですが、当時に、『僕らはSNSでモノを買う』という著書を出したりとか。

それこそ『SNSマーケティング7つの鉄則』みたいな書籍を共著で出していたりするので、今回は自分の事業ドメインというよりは、「個のSNS」みたいなお話をできればと思っています。よろしくお願いいたします。

細沼:お願いします。僕の中で飯髙さんはSNSの伝道師で。本も出されているすごい方という認識なので、こうやってカメラを前にしてしゃべるのがちょっと新鮮で、緊張もしています。いろいろと聞けたらなと思っていますので、よろしくお願いします。

飯髙:言っちゃいけないことを、いっぱい言おうと思っています。

細沼:そういうのはちゃんと「ピー」します。

飯髙:(笑)。お願いします。

Xで約10万フォロワーを抱えるベイジ・枌谷力氏

細沼:じゃあ次に枌谷さん、お願いします。

枌谷:株式会社ベイジのCEOおよび代表をやっている、枌谷といいます。会社をわかりやすく紹介すると、Web制作会社です。特にBtoBのリード獲得のためのサイト制作や、採用支援を強みとして打ち出しています。

別の動きとして、いわゆる業態変更のための組織変更および市場変更として、2027年あたりを契機にWeb制作会社をやめようとしています。

今はサービスメニュー変更をわーっとやろうとしているという状態で、第2創業的なステータスにありますね。創業15年目なんですけども、ここでもう1回、アクセルを踏もうというところにいます。

SNSそのものを会社の事業として商材にしたことはあまりないのですが、自社の顧客獲得や採用に関してはかなり効いています。私の「X」アカウントのフォロワーが、まもなく10万人。

飯髙:かっこいい(笑)。

枌谷:なかなか10万はいかないですから。特に我々のようなBtoBのビジネスをしている者としての効果は、実体験としてかなり持っているので、そんな話を飯髙さんと一緒にお話しできればと思っております。

飯髙:お願いします。

細沼:飯髙さんとは個人でも仲良くさせていただいているんですけど、枌谷さんは僕が勝手にSNSを通じて知っていたという。

枌谷:(笑)。

細沼:それをきっかけに、ベイジさんも知って。勝手にですけど、DJ兼、九州の美食家という認識をしています。

枌谷:ありがとうございます。でも、これがSNSの効果ですね。会ったこともないのに、プロフィールをだいたい知っているみたいな。

細沼:そうです。僕の中では、2人ともすごく有名人なんですよ。

個人のSNSがビジネスに影響を与える条件

細沼:ということで、いろいろと聞いていけたらと思います。一応、僕の頭の中では、3つぐらいアウトラインがあるんですけど。

1つ目でまず触れておきたいのが、テーマにもあるように、そもそも、会社とかサービスではなく、「個人としてのSNS活用が会社や事業の成長に、本当に影響を与えるのか」? お2人的にどうですか?

枌谷:結論、ありますという話なんですが。ただ、影響する条件がある気はしていて。やはりその人自身がそれなりの立場にあるとか、それなりの能力を持っている前提がないと、何が得意なのかよくわからない人にフォロワーが何万人いたとしても別に頼もうとは思わないので。

やはり、裏打ちする実績があるとか、オウンドメディアで「この人、すごいものを書いているな」みたいなものがあった上でSNSをやると、「この人のいる会社にお願いしよう」とか、「この人は専門としている⚪︎⚪︎に詳しいから相談しよう」みたいな流れが生まれると思いますね。

飯髙:一定のリアクションがあったほうがやりやすいというのは、マジで間違いないと思いますね。

細沼:(笑)。間違いない。

飯髙:だから、「広告業をやっています。新卒1年目です。」みたいなパターンでは意味がない。それだったら、その上の方にダイレクトに行ったほうがいいと思うので、「そこって他の場所が補完しちゃっているんじゃない?」とは思っていますけどね。

枌谷:あと、マーケティングの話だと思うんですけど、能力は高さとか実績の多さが比較対象になるけど、需要と供給のバランスが大事で。

提供側が「他に競合がいるよ」と思っていても、フォロワーの目から見た時に、例えば「SNSを支援している人はこの人しかいない」となったら、依頼するので。

細沼:確かに。

枌谷:需要と供給のバランスも影響するので、めちゃくちゃすごい情報発信をしろ、というわけでもないですね。ポジションの取り方はあると思います。

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