2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
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豊間根青地氏(以下、豊間根):あらためまして、みなさん、こんにちは。シリョサクの豊間根と申します。今日は90分ほどお時間をいただきまして、「相手に伝わるプレゼン資料の作り方」をお話ししていきます。
今日の流れですが、最初に自己紹介をさせていただいて、とある架空のプレゼンテーション資料の事例を見ていただきます。それを踏まえて、3つに分けてお話をしていきます。
最初に、問いの重要性を考えます。これはプレゼンに限らず、人にものを伝える時に常に重要なんですけども、プレゼン資料を作る時も問いの設定を必ずしています。
それはどういうことで、なぜ必要なのかというお話をした上で、その問いを設定するところも含めて、実際にプレゼン資料を作る際の6つのステップをお話しして、最後に質疑応答という流れで進めてまいります。
あらためまして、私、豊間根青地と申します。上も下もなかなか珍しい名前でして、豊間根という音だけ聞くと、よくトヨタのマネージャーだと思われるんですけども、豊間根という本名です。
顔が濃くて苗字が珍しいので、人生で2万回は「沖縄出身ですか?」と聞かれてきたんですが、東京出身です。かつ、南方系だと思われるんですけど、父が岩手県出身で、豊間根というのは岩手の名前だったりします。豊間根駅という駅もあります。
2017年に大学を卒業して、サントリーに入社しました。サントリーウエルネスという、「セサミン」というゴマ(に含まれる健康成分)のサプリメントとかを販売している部署で、お客さまセンターの企画の仕事とか。あとはネット、リスティング、アフィリエイト広告の運用管理なんかをしていました。
よく「仕事でパワポをめっちゃ作っていたんですか?」と聞かれるんですが、別に作ってなくもなかったんですけど、めちゃくちゃパワポを作る仕事をしていたわけではありません。
どっちかというと、この後にご紹介するSNS、主にTwitter(現X)ですね。旧Twitterで発信をしていた内容にすごく反響をいただいて。その中でPDCAが回って、謎にノウハウが身についたというのが実際のところです。
高校ではバスケ部、大学ではボートを、それぞれ体育会系の部活でやっていました。大学では埼玉県の戸田にある合宿所にほぼ住んで、毎日4時半起きという軍隊みたいな生活をしていました。
Twitter、SNSで何をしたかというと、最近は名乗るのをやめましたが、当時は「パワポ芸人」と名乗って、PowerPointを使ってネタ画像を作って発信していました。
例えばここにあるのは、『割合は90パーセントが9割』という架空のビジネス書の表紙ですけども。最近のビジネス書ってすげえ当たり前のタイトルが多いなと思って、めちゃ当たり前のタイトルのビジネス書を作ってみたりとかですね。
パワポで風景画を描いてみたり、図解を作ってみたりとかいろいろしていたら、あれよあれよという間にすごく反響をいただいて、今、12万人以上の方にフォローいただいています。
そういった中で、KADOKAWAさんからお話をいただいて本を出したり。あと、NewsPicksとかPIVOT、Schoo、日経さん、Sansanの展示会とか、いろんなところに呼んでいただいたりしています。
2022年1月にサントリーを辞めて、会社を作りました。2020年の夏くらいからパワポ芸人と名乗って活動し始めたんですけど、それこそ活動し始めた直後くらいにスタハ(Startup Hub Tokyo)のほうからお声がけいただきまして。たぶん、こういうちゃんとしたセミナーを最初にやったのがスタハですね。
2020年くらいに、7、8回くらいワークショップやセミナーをさせていただいて。そこの経験も我々の今の会社としての価値提供の1つの礎になっているので、こうしてスタハに戻ってリバイバルでさせていただくことができて、すごくうれしく思っています。
今は、シリョサクという会社の代表をしています。「仕事をおもしろがる人を増やす」会社と言っているんですけども。
社員5人と、全部で20人くらいのチームで、企業さん向けに研修やデザインですね。主にパワポ資料、プレゼン資料の制作代行のサービスを提供しています。
シリョサクの社名にも関係があるんですが、仕事をおもしろがるためには大きく2つの要素が必要だと我々は考えています。
おもしろくするというのは、要は自分で能動的に仕事を動かすってことなんです。「思慮に時間を割く」、すなわち考えるってことですね。自分の頭で抽象的な部分の物事をきちんと考えて、考えた内容をアウトプットする。ただ、そのアウトプットの作業は効率よく行う。それがすなわち、「資料をサクッと作る」ことであると。
この「思慮に時間を割き」「資料をサクッと作る」という2つを達成すると、自分の手で仕事が動かせるようになって、どんどん仕事がおもしろくなると我々は思っています。それができる人を増やすことが目的の会社です。
思慮に時間を割く、つまりWhatを作るための研修と、あとは表現力。資料をサクッと作る、わかりやすくビジュアル化するためのHowを作る。操れる人になるための研修を、大きく企業さん向けに提供しています。
今日の話は、(スライドの)右側ですね。Howの話がどっちかというと多いです。要は、わかりやすく伝えるための方法が今日はメインです。それに加えてプレゼン資料の制作も行っているというのが、会社の事業・サービスの全体像になります。
やはりSNSで引き合いいただけたところがすごく大きく、大手の企業さんを中心に、けっこういろいろ引き合いをいただきました。大きいところだと、京セラさんとか、サイバーエージェントさん。あと、古巣のサントリーもあるんですけど(笑)。NTTさんとか、メガバンクとか、すごくいろんな会社さんと取引させていただいています。
ちょっと宣伝が続いて恐縮なんですが、メディアやコミュニティも運営しています。あと、YouTubeチャンネルで毎週土曜日に、資料をはじめとして、考え方・伝え方を身につけられる動画を発信する「シリョサクTV」が、3万人くらいの登録者数になっています。
あと、資料を中心に「人生を一歩前に進める」ことを目指す、有料の社会人向けコミュニティもやっています。ご興味のある方は、ぜひ「シリョサクTV」ないし「シリョサクラボ」で検索いただけるとうれしいです。
今日の90分のゴールをどこに置くかですが、聞いていただきたい方はこういう方です。一応なんとなく資料は作れる。実際に仕事の中ですでにプレゼン資料を作っているし、それなりの経験もしているが、なんか見づらいし、わかりにくいよねと。
かつ、今までこういうのを人に教わったことがないから、見様見真似でやっていて、今のやり方がいいのかわかんない。あんまり自信がないという方が、今日の90分を聞いていただくことで、こうやったら見やすく、わかりやすくなるんだという方法がわかったと。
かつ、頭が整理されて、今までなんとなくこうやったほうがいいかなと思っていたことが体系化されて、言語化されて、すっきりした状態になっていただけるとうれしいなと思っております。
この状態になるために今からお話をしていくわけですが、最初に「桃太郎パワポ」という、とある架空のプレゼン資料をちょっと見ていただきたいと思います。
「こいつは突然何を言い出したんだ」という感じですけども。昔話の桃太郎をテーマにした架空のプレゼン資料で、私が旧Twitterで発信した中でもけっこう大きな反響をいただいたネタの1つです。
桃太郎って、きびだんごをあげて、そのお返しとして「鬼退治を手伝ってほしい」と、イヌ、サル、キジに言うわけですが、「それをもしプレゼンでやったらこうなるんじゃない?」という内容のプレゼン資料です。
なぜこれを見ていただくかというと、最初に「こういうプレゼン資料ってわかりやすいよね」という共通認識をみなさんに持っていただいたほうが、この後の話を聞いていただきやすい。ということと、これに出てくるスライドや構成の作り方を題材にこの後ノウハウのお話をするので、ちょっと見ていただきたいと思います。
ただ先に言うと、みなさんわりとお勉強をするつもりで今日聞いていただいていると思うんですが、今から私、ちょっとふざけます。こいつは今からちょっとふざけるぞ、ということを知っておいていただかないと変な空気になるので(笑)。そういう気持ちで聞いていただければと思います。
スタハで最初にやった時より、桃太郎パワポもバージョンアップしています。ちょっとかっこよくなっています。じゃあいきます。
みなさん、イヌ、サル、キジ、ないしはそれに準ずる野生動物になった気持ちで聞いていただければと思います。
では私、株式会社ピーチボーイの山川より、きびだんごで生活が変わるアプリ「DombraCo(ドンブラコ)」のサービスのご説明をさせていただきます。
まず自己紹介ですが、私、山川桃太郎と申します。出身が桃、趣味・特技は鬼退治、座右の銘は鬼の目にも涙、好きな漫画は『鬼滅の刃』という人間でして、ピーチボーイという会社をやっています。
本日、みなさまにご提案したいのは、弊社ピーチボーイが提供しております、すきま時間で鬼退治ができるサービス「DombraCo」です。ぜひ登録いただきたいというのが、本日のご提案になります。
大きく3つに分けてお話をしてまいります。
まず、このDombraCoというサービスがどういった社会背景から生まれてきたものなのか。そして、具体的にどういったサービスなのか。どういうふうに登録ができるのか、という3つでお話をしてまいります。
まず、社会背景に関してです。実はこのDombraCo、大きく2つの課題を解決してくれる非常に優れたサービスだと考えています。社会課題と環境課題です。
まず、社会課題に関してですが、みなさまもご存じのとおり、この村では恐ろしい鬼による村民のアセット強奪の被害が非常に深刻な社会問題となっています。
恐ろしい鬼による被害の額は急増していまして、この7年で80倍と非常に深刻な状況です。社会全体として対策が求められている状態と言えます。
そこに対して、弊社ピーチボーイが何をしているかと言いますと、鬼退治事業というものを行っています。我々が村から直接鬼ヶ島に出向き、鬼たちを退治してアセットを徴収し、村民たちに還元してあげることによって村民の平和な暮らしを実現するという、非常に社会貢献性の高い事業です。
なんですが、我々、1つ大きな問題を抱えておりまして、それは人手不足です。CEO、COO、CKOといった主要な役職すべてを私、山川が兼任している状態で、事業の根幹である戦力をアウトソースする必要があると考えています。
続いて環境課題ですが、先ほどの村民たち。確かに善良な人間ではあるんですが、柴刈りを筆頭としたさまざまな開発を行っておりまして、野山の破壊を進行させてしまっています。
そうすると何が困るかと言うと、餌が減るんですね。みなさま、果実、昆虫、小動物といった餌の資源を自然から採集して召し上がっていると思うんですが、こうした資源が急激に減少していまして、みなさん深刻な餌不足に悩まされているはずです。
こうした背景を踏まえて、本日、みなさまにご提案差し上げるのが、「すきま時間で鬼退治」のDombraCoです。
このDombraCoがいったいどんなサービスかと言いますと、動物のみなさまに我々の鬼退治をサポートいただき、そのお返しとして定期的にきびだんごをお渡ししますよ、というサービスになります。
DombraCoは、世の中に一般的に見られる他の鬼退治アプリには見られない3つの特長があります。
アプリで完結、高品質・低価格、そして独自コミュニティです。
まず、アプリで完結に関しては、鬼退治までのフローはすべてアプリ内で完結します。
ログインして案件を確認し、要項を精査し、依頼主とやり取りをしたら、すぐに鬼退治に向かっていただきます。面倒な電話対応や書類審査など、一切必要ございません。
また、高品質・低価格に関しては、弊社はOEMを実施しております。岡山県の契約農家から買い上げたきびを専門の製造業者でだんごに加工し、村民が在庫調整を行い、最後は我々が責任を持ってみなさまのお手元にお届けします。
こうしたバリューチェーンを組むことによって、品質の高いだんごをお求めやすい価格でお届けすることに成功しています。
最後に、独自コミュニティです。弊社は、鬼退治仲間でつながれる「Oh!TOMO」という専用のSNSを運営しております。
ユーザー数は800頭を超えていまして、単にだんごをもらえるだけではなくて、友だちの輪が広がっていくスキームになっているわけです。
このDombraCoに加入いただくと、みなさまの生活が大きく変わります。今、みなさまは、言わばその日暮らし型の生活をされているはずです。明日、明後日、明々後日、その先、何が獲れるか、食べられるかわからないので、お犬さまで言えば犬生設計ができない状態にあるはずです。
しかし、DombraCoに加入いただければ、生活が大きく変わります。どこに住むのか、子犬をどのくらいもうけるのか、保険に入るのか、といった設計ができる。すなわち、生活をデザインできるという大きな変化が起きるはずです。
実際にDombraCoに加入されたさまざまな動物さまから、続々とうれしいお声をいただいています。
では、最後に登録の流れについてご紹介します。まず、DombraCoは退治スタイルに合わせて大きく2つのプランをご用意しております。フルコミットプラン90とカジュアルプラン50です。
まず、フルコミットプラン90は、今後がっつり征伐で食っていきたいよ、という方におすすめのプランです。基本だんご月に5個に加えて、当月退治数によって最大月9個のだんごが受け取れます。
一方で、今後も餌採集も趣味で続けていきたいよ、というオーガニック派の動物さまにおすすめなのが、カジュアルプラン50です。こちらは、最大月5個のだんごが受け取れます。
登録は簡単、4ステップです。
アプリをダウンロードして、メールを認証し、アカウントを作ったら、すぐにご利用開始いただけます。
よく聞かれる質問もまとめておりますので、適宜ご参照ください。
きびだんごで生活に安心を、ということで少しでも気になった動物さまは「ドンブラコ 鬼退治」で今すぐ検索ください。
ありがとうございました。
(一同拍手)
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