
2025.02.12
職員一人あたり52時間の残業削減に成功 kintone導入がもたらした富士吉田市の自治体DX“変革”ハウツー
リンクをコピー
記事をブックマーク
『片付けパパの最強メソッド』の著者・大村信夫氏が旬なトピックでゲストと対談するシリーズ。第14回目は ベンチャー女優として活躍する寺田有希氏が登壇。堀江貴文氏のYouTubeチャンネルで約10年間MCを務めた寺田氏が、新刊のタイトルでもある『自分を変える話し方』をテーマに、話を聞く時の表情の大切さや、話すのをやめたことで起きた「いいこと」について語りました。
寺田有希氏(以下、寺田):コミュニケーションは、「話す」じゃなくて「聴く」。心で聴いて、その人が何を考えてるかを感じていくことからスタートさせたほうが、いい言葉にもつながるのかなと思っています。
大村信夫氏(以下、大村):なるほど。
寺田:(チャットで)「音になっていなくても聴くことですか」と。そうですね。心を想像する、その人の表情を目で見る。まさに言葉になっていなくても感じにいくという。
大村:1個言っていいですか。
寺田:はい。なんでしょう?
大村:(寺田さんは)めっちゃ笑顔なんですよ。
寺田:おぉ~。
大村:話す時も聴いている時も。それってすごくいいわけですよね。
寺田:これは聴くスキルの中でめっちゃ大事だと思っています。
大村:笑顔。口角上げてとか。
寺田:口角上げることも、聴くスタンスも大事だと思っています。ちょっと私が意識している技みたいなものも話していきますか?
大村:ぜひぜひ。時々能面みたいな顔の人がいるじゃないですか。
寺田:いますよ~。
大村:「もう」って思っちゃうんですけど。なんか日本人は真剣に話を聞いている時には無表情になるんですって。
寺田:あ、そうなんですね。
大村:オンラインでやっている時も「あぁ、真剣に聞いてくれてたんだ」と。でもこっちとしては、もうちょっとニコニコしてほしいなと思うじゃないですか。
寺田:確かに。ただ前のめりの姿勢とかでも感じますよね。
寺田:なんで聴くと人生が変わっていくのかも、もうちょっとお話しておきたいなと思うんですけど。話すのをやめたらコミュニケーションが楽になるのは、さっき言ったとおりです。
人見知りさんにとっては怖かったりストレスを感じることからも解放されると思います。さらに「聴く」ことでコミュニケーションを取っていくと、「いいことがたくさん起こり始めたな」と思うんです。私に起こったいいことを今日は伝えたいなと思います。
大村:ぜひ。お願いします。
寺田:まず、自分が想像していなかった話を聞けるようになるんですよ。質問を用意した時は、こういう回答が出そうだなと想像できるじゃないですか。それが、まったく違う言葉が返ってきたり、「そんなことを言っていいの?」ということまで言ってくれるようになったり。
上っ面じゃない言葉と言うんですかね……それを聴ける回数が格段に増えました。あとは濃い会話ができるようになったと思います。意識して心に触れる会話ができるようになったかなと。
大村:なるほど。
寺田:それから「あなたになら話していいよね」と信頼してもらえるようになった。1回信頼してもらえると、その後もたくさんしゃべってもらえるようになるんですよ。コミュニケーションがうまく回っていく。初めの土台を作りやすくなったかな。
大村:信頼は大事ですよね。「あなただから言うけどね」と心を開いてくれるんですよね。
寺田:相手が求めるニーズ、何をしてほしいのかを聞き出せるようになった。それが聞き出しやすくなった。「こういう言葉を投げたらいいんだ」「あ、これを求めているな」というのが引き出せるので、伝えやすくなったというか。
大村:うーん。
寺田:あとは、箕輪厚介さんと前に対談させていただいた時に、「まさにそれだ!」と思ったんですけど、箕輪さんが「人の人生をインストールできるようになるんですね」と言語化してくれたんですね。
大村:人の人生を取り込んで、インストール。
寺田:はい。それが話すことをやめる一番いいことだなと思っています。濃い会話ができるようになる。人生で困ったことや「実はちょっと言いづらいんですけど、先日母が亡くなって」など、どこにも言っていないことも言ってくれるようになるんですよ。
考えていることや深い内容をしゃべってもらえる機会が確かに増えたなぁと思って。だから「あ、この人はこういうふうにがんばって生きているんだ」と学ぶことが多いんですよね。人の言葉から学べることが多い。
寺田:例えば、めっちゃ嫌いな上司がいたとしても「その考え方はめっちゃいいかも」と聴き出す。それによって人格の先に触れられる機会が多くなる。そういう部分を引き出して自分の中にインストールできちゃうので、「いい言葉を引き出せることはいいな」と。
大村:確かにそうですよね。たぶん言葉の裏に何か思いがあって、それを伝えたいからなんでしょうね。そこまで拾うことができるのは、いいですよね。
寺田:そう。それを聴くことができるのは、がんばって話すことをやめたからだなと思っています。
大村:やっぱり心を開く信頼関係ですよね。キャリアコンサルタントで習っているもので「ラポール」というのがあるんですよ。「橋をかける」という意味なんですが、要は信頼関係。まずクライアントさんと信頼関係を作ることが重要なんですね。キャリアコンサルタントで一番に言われていることです。寺田さんはキャリアコンサルタントなんですか?
寺田:ぜんぜん違います(笑)。
大村:ちゃんと理論や理屈に裏打ちされているのですごいなと思って。(寺田さんには)本当に自信を持っていただきたいな。本もすごく共感できたんですよね。
寺田:わぁ~、うれしい。
大村:たぶんラポールだと思うんですよ。
寺田:(チャットで)「ラポールを築く」と書いてくれてますね。「人の人生をインストールしたい」とも。ありがとうございます。本当そうなんですよ。上っ面なことだけだと、人の話を聞いていてもつまらないじゃないですか。でも、実はそのつまらない上司の話、そういう人の人生もおもしろかったりするんですよ。
大村:そうでしょうね。
寺田:例えば、学生時代は破天荒だったという過去を聴けただけで、そういう選択もあるのかと。それでも「今、こういう言葉を発するようになっちゃうんだな」ということも1つの学びじゃないですか。
大村:そうですよね。
寺田:それは上っ面の一歩先にあると思っています。それを聴けると「そういうもんなんだ」とインストールできる。それができるようになったことが、一番いいことだったなと思います。
大村:なるほど。僕も、プライベートでたまたま奥さまと一緒にいた上司に声をかけたことがあって、(上司がいつもと)違いますもんね。「あ、なるほど、今度は奥さんがいる時にいろいろとお話ししよう」と思って。
寺田:人によっては、いますよね。
大村:人によって態度を変えるんだなぁ~と思うから。
2025.02.06
すかいらーく創業者が、社長を辞めて75歳で再起業したわけ “あえて長居させるコーヒー店”の経営に込めるこだわり
2025.02.03
「昔は富豪的プログラミングなんてできなかった」 21歳で「2ちゃんねる」を生んだひろゆき氏が語る開発の裏側
2025.02.03
手帳に書くだけで心が整うメンタルケアのコツ イライラ、モヤモヤ、落ち込んだ時の手帳の使い方
2025.02.04
日本企業にありがちな「生産性の低さ」の原因 メーカーの「ちょっとした改善」で勝負が決まる仕組みの落とし穴
PR | 2025.02.07
プロジェクトマネージャーは「無理ゲーを攻略するプレイヤー」 仕事を任せられない管理職のためのマネジメントの秘訣
2025.02.05
「納得しないと動けない部下」を変える3つのステップとは マネージャーの悩みを解消する会話のテクニック
2025.01.07
1月から始めたい「日記」を書く習慣 ビジネスパーソンにおすすめな3つの理由
2025.02.06
落合陽一氏や松尾豊氏の研究は社会に届いているか? ひろゆき氏が語るアカデミアの課題と展望
2025.02.05
エンジニアとして成功するための秘訣とは? ひろゆき氏が語る、自由な働き方を叶えるアプリ開発とキャリア戦略
2025.02.04
生成AI時代に差をつける思考法とは? ひろゆき氏が語る「真のエンジニア像」