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結果を出し続けている人が朝やること(全5記事)

シャワー中の妄想が現実になるのはなぜ? 朝のイメトレで成功に導く方法

大人の学びに役立つ知識が無料で学べる生放送コミュニティ「Schoo(スクー)」。働き方やテクノロジー、ITスキルといった、最先端のノウハウが身につくオンライン授業を数多く配信しています。そんな「Schoo」で放送されている人気授業の書き起こし企画の第5回は、“朝活の専門家”として一般社団法人「日本女性ビジネスブランディング協会」代表理事の後藤勇人氏が登場。結果を出すための目標設定方法や、「朝」にやることの重要性について語りました。本記事では、成功に導くためのイメージトレーニングの重要性を紹介します。

定期的に朝時間でやるべきこと

下井田春佳氏(以下、下井田):それでは、本編にまた戻っていきましょうか。そして次に、「定期的にやってほしいこと」について、先生からお話をうかがいたいと思います。お願いします。

後藤勇人氏(以下、後藤):忙しい時でも必ずやってほしいことと、定期的にやってほしいことっていうのは、ちょっと違うと思うんですよ。「毎日これやりなさい」って言うと大変じゃないですか。

だから絶対やってほしいのは、さっき言った3つ、「アファメーション」と「感謝」と「ストレッチ」なんですけど、たまにやってほしい1つ目が、「ベッドの中で成功のイメージトレーニングをすること」なんですね。

成功のイメージトレーニングを繰り返すと現実になる

後藤:潜在意識っていうのは、現実と非現実の区別ができない。だから、頭の中で成功のイメージトレーニングをすると、それを実際の成功として認識するんですよ。

だから、実際には初めてのことでも、何回もイメトレしてると、脳が3回、5回とイメトレしてると、それはもう5回目になるわけですよ。現実と虚像の区別が、潜在意識はつかないんです。

下井田:それを利用しちゃって、成功をイメトレするっていうことなんですね?

後藤:よくスポーツ選手がイメージトレーニングするじゃないですか。あれと同じです。僕も昔はウェイクボードっていうスポーツをやっていて、あれは水の上でモーターボートから出てるロープで飛んだり跳ねたり回ったりするんですが、トランポリンでイメトレして成功しないと、絶対水の上で成功しないんですよ。

下井田:うーん、そうですよね。

後藤:まずイメージが成功したあとに、現実として。あと、これも一例なんですけど、数年前、800人ぐらい集客してセミナーしたんです。800人の前で話すって緊張しません?

下井田:緊張しますね。

後藤:絶対しますよね。僕、ぜんぜん緊張しなかったんですよ。

下井田:(笑)。

後藤:なぜかっていうと、ベッドの中で、800人の前で雄弁に話すイメージトレーニングをしてたから。

起き抜けにポジティブなイメージを作ることが大事

下井田:前日からイメージトレーニングしていたんですね?

後藤:もう、前日よりもっと前からね。

下井田:あっ、もっと前から(笑)。

後藤:実際にステージに立ったら、何度も見た景色だったんですよ、イメージの中で。実際は初めての経験だったんですけど、その見た景色はもう何度も見た景色だったので、ぜんぜん緊張しなかった。

ベッドの中で、起きたばかりはレム睡眠といって瞑想状態なんでその中で、ぼんやりでいいから、自分が成功してる、これから大事なイベントとか、例えば会社のプレゼンでもいいんですけど、成功しているイメージを作るっていうことが大事ですね。

下井田:実際に先生がイメージしてて、「ちょっと思ったのと違った」って思う日とかなかったんですか?

後藤:それはないですね。成功のイメージをすると、必ずプラスになるから。多少悪いほうに行っても、イメージっていうのがだいたい作るんですよ。だから、悪いことばかり考えていると、やっぱりネガティブなところが見えたり、ネガティブな思考になったり、自分が萎縮しちゃうじゃないですか。でもいいふうに捉えていると、そういうふうにはならないですよね。

下井田:もう、常に先生の中では成功っていうのがイメージされてるっていうことなんですね?

後藤:そうですね、自分がうまくいくイメージトレーニングをすると。それを繰り返すと、非常に、セミナーなんかでもそうですよね、自分がこう、最初の冒頭だけね、ちょっと話してるイメージをして、「よし」って。それがバチッと決まると、やっぱり本番でもバチッと決まりますよね。

3年後の理想の自分に会いに行こう

下井田:なるほど。では、続いて。

後藤:次は、「定期的に3年後の自分に会いに行く」と。つまりこれは、僕、たまにやってるんですけど、ベッドの中で目を閉じて、3年後、どんな自分になっていたらうれしいか、もし3年後に神様が夢を叶えてくれるとしたらどんな自分になりたいだろうって思い浮かべるんですよ。定期的に3年後の理想の自分に会いに行くんですよね。

そうすると、例えば昔の僕、本を出版してない時だったら、本を出版して、セミナーとかで講演したり、みなさんが本を買ってくれてサインしたり、「こんな自分になりたいな」と、そういうふうな3年後の自分をイメージするんですよ。

そうしたあとに、ただイメージするだけじゃないんです。イメージしたら、「もし3年後の理想の自分になれるとしたら、どんなことをすればなれるんだろう?」と想像するわけですね。例えば、もし「本を出す」っていうことが3年後の自分だったら、「企画書を書く」とか、「出版に関する本を買う」とか、「出版セミナーに行く」とかっていうことがわかるわけです。

だから、まず3年後の自分をイメージしたら、その3年後の自分に質問してあげるんですよね。「あなたは今の理想の自分を達成しているけども、どんな第一歩を踏み出したんですか?」って質問してあげると、今やるべきことがわかるんですよ。これは、「後悔先に立たず」ってわかります?

下井田:はい。

後藤:後悔先に立たずっていうのは、現在から過去を見て、「あの時こうやっていれば、今こんなじゃないんだな」っていうことですよね。で、3年後の自分に会いに行くっていうのは、先立つ後悔なんですよ。

だから、理想の自分に、3年先に会いに行って、そこから現実に戻ってくる。そうして、「あなたはどうやったらそんなふうになったんですか?」と質問して、それを聞いて帰ってきて、今やればいいんですよ。

下井田:先を見て、今を変えていこうっていうことですね?

後藤:そういうことですね。みなさんだいたいやることはわかってるんですよね。やることはわかってるんだけど、ね、実際にそれをやらないっていうだけなんですね。

下井田:なるほど。

後藤:だから定期的に3年後の理想の自分に会いに行って、今やるべきことを明確にするっていうことですね。

寝ている間にアイデアになり、朝ひらめく

下井田:はい。そして。

後藤:次は、「思いついたアイデアをメモしておく」と。朝っていうのは、前の日にいろんな、例えば本を読んだり、情報をインプットするじゃないですか、左脳に。寝てる間に、それが右脳で羽化するんですよね。

下井田:うーん?

後藤:そして、アイデアっていうのは、リラックス状態の時に出るんですよ。だから前の日に授業で何か聞いたとか、いろんな勉強した、本読んだっていうことが、全部こう、左脳から入ってきて、寝てる間にそれがアイデアと化して、朝ひらめくんですね。ただそのひらめきを忘れてしまったらダメなので、「おめざメモ」って僕は呼んでるんですけど。

下井田:おもしろいですね(笑)。

後藤:すぐに、ひらめいたことを書いてるんですよ。これが夢を叶えたり、お金を生み出すビジネスに変わったりするんですね。だから、思いついたアイデアをメモしていく習慣、これは大事なんですね。これをぜひやってほしいんですね。

現実は「自分のイメージ」の具現化

下井田:はい、わかりました。みなさんのコメントを見ていきたいと思います。まず質問から。生徒31さん、「すごいくだらない質問で申し訳ないんですが、ベッドの中でイメトレすると2度寝しちゃいそうです。防ぐ手立てはありますか?」。

後藤:ふふっ(笑)。あぁ、それはいいんじゃないですか? 2度寝は。眠い時は寝たらいいんですよ。

下井田:うんうん、そうですね。続いて生徒32さん、「朝から愚痴で始めるのはやはりよくないですよね?」。

後藤:あぁ、それはよくないですね。やっぱり朝を制するものが人生を制するので、朝いい気持ちで始めるっていうのは大事ですね。

下井田:はい。生徒33さん、「いつも今日は幸せだったなと思って寝ます。寝付きのために。今日からイメトレに変更します」。

後藤:それはいいと思います、ええ。

下井田:「今日はいい日だったな」って振り返って寝るのも、けっこういいことですか?

後藤:いいですね。僕は自分に対して都合悪いことってあんまり考えないんですよ。ネガティブなことを考えないんですよね。考えてもしょうがないじゃないですか。もし昨日に戻ってやり直せるんであれば、それはいいかもしれないけれども、昨日に戻ってやり直すことはできないですよね。でも、明日っていうのはいかようにも変えられるので。

明日っていうのは、今何を考えて、どんなイメージをするか。現実っていうのは、全部自分のイメージが最初なんですよ。イメージがあって、そしてそのあとに現実が作られるっていう順番なんですよ。だから、イメージが現実の種なんですよね。

下井田:うーん、なるほど。

後藤:イメージが大事なんですよね。

下井田:はい、生徒34さんがすごいいいことをコメントしていただいています。「イメトレが妄想になり、楽しい夢が見れそうです。そして正夢にしたいです」。

後藤:あぁ、いいですね。

シャワー中の妄想が実現する理由

下井田:そうですね。まさに、みなさんもイメージで夢を叶えたいっていう、ポジティブなコメントをいただいています。

後藤:自分にとって都合のいいイメージをどんどんして、妄想の種を蒔くと、それが現実として起こるんですよね。僕の本は、あれはシャワーの中で、「こんな本を出せたらいいな」っていう妄想から始まったんです。そのひらめきがあって本当にこういう本が出現したんですね。全部妄想から始まってるんですよね。

下井田:なるほど。

後藤:僕は20代の時にも、24歳ぐらいの時に最初のお店、「こんなお店出せたらいいな」っていう妄想をしていたら、実際に出現したんですよね。

下井田:じゃあ、妄想が今後の自分を作っていくかもしれないっていうことなんですね?

後藤:そうなんです。その妄想を朝作ればいいんですよね。

下井田:あぁ〜、なるほど。

後藤:僕がバーを買い取った時にも、「こんな素敵なバーが、自分でオーナーになったらどんなにかっこいいんだろう」と思ったら、2年後に僕のお店になったんですよ。

下井田:ははは(笑)。すごいですね。やっぱりイメージするから、それも自分で行動していくし、夢も叶えられていくっていう?

後藤:そうですね。だから現実の種っていうのは、心の中に蒔くイメージなんですよね。どんなイメージを蒔くかによって、現実が変わってくるわけですよね。

下井田:そうなんですね。みなさん「おめざメモ」に対するすごいいいコメントをいただいています。生徒35さんも、「確かに朝のほうがいろいろ湧いてくるし、枕元にメモを置いて寝ようかな」と。

後藤:それはすごくいいと思います。僕のアイデアというのは、ほとんど朝生まれているんです。

下井田:そうなんですね。

後藤:「朝の走り書き」ですよね。

下井田:ははは(笑)。

後藤:アイデアも生ものみたいに、鮮度が大事なんですよ。アイデアが生まれてからいろんなことを冷静に考えてからメモすると、つまんないアイデアになっちゃう。だから、出た瞬間に、走り書きでいいから、「あっ」と思ったら書いていくという感じですね。

「できない」という思い込みがストッパーになっている

下井田:うーん、なるほど。じゃあ生徒36さん、「逆にやることがわかってても、実行できない」とか、そういう人がいると思うんですけど、そういった方はどうすればいいですかね?

後藤:やることがわかってる?

下井田:けど、なんかイメージはあっても、ちょっと実行できない人とかって、たぶんいると思うんですけど。

後藤:これって、ある意味自分の中でも「実行できない」っていう言葉で、自分の実行できないっていうものを作ってしまっているっていう感じもしますよね。

下井田:あぁ〜。

後藤:そういう点では、例えば自分でやりたいこととかっていうので、ぜんぜん実行不可能なことって、あまり自分でそうなりたいって思わないことはないと思うんですよね。

下井田:はい。

後藤:例えば、主婦の方に「飛行機を運転しろ」とか、「政治をどうにかしろ」っていうことはないわけじゃないですか。自分でやりたいこととか、自分で目標設定することっていうのは、自分でほとんどできるようなことなんです。そのストッパーを外すっていうことも大事ですよね。

下井田:なるほど。

後藤:すごくわかりやすくいうと、結果っていうのは、正しい情報を入手して行動すれば、必ず結果出るんですよ。その論点からいうと、そうですよね、例えばみんながラーメン食べに行きたいとか、お寿司食べに行きたいっていう結果を達成するためには、そのお店をリサーチして、アクセス調べて行くだけですよね。

下井田:うんうん。

後藤:だけど、夢とか成功とかになると、すごく難しいものに捉えちゃうんですよ、みんな。

下井田:そうですね、なんか「叶わないかもしれない」とか、ちょっと大きいものに変えてしまいますよね。

正しい情報に基づいて行動すれば、結果はついてくる

後藤:ですよね。でも、結果っていうのは正しい情報に基づいて行動すれば必ず得られるということで考えれば、夢も、ごはん食べに行くのも変わらないんですよ。ただ、正しい情報を無意識レベルで入手する仕組みっていうのが、先ほどあげた朝のアファメーションなんですよ。

下井田:なるほど。

後藤:僕は「本を出版する」っていうアファメーションを、昔若い時にしてた時に、本屋さんへ行くと、意識しなくても「出版」というタイトルの本がボンボン飛び込んでくるんですよ。これ、無意識ですよね。メールなんかでも、「企画書」とかそういう言葉がどんどん無意識レベルで入ってきた。

例えばね、僕が車を買うときでも、欲しい車種があるじゃないですか。今まですれ違ってても何にも目に入らなかったのに、「この車を買いたい」と思ったら、そのブランドのマークが入ってくると、どんどん目に入るわけですよね。それと同じ状態ですね。

下井田:生徒36さん、「ラーメン屋さんを探すように行動を起こす」、実際にそうですよね? 食べ物に例えたら、本当にナビで調べて、たどり着くように歩くけど、なんか夢のところになると、夢のルートを設定しないで迷ってしまいますもんね。

後藤:だって、夢って言ったって、世界中で自分が初めてやることはないですよね。すでに先人がやってるから、やり方っていうのは実際存在するんですよ。

下井田:How Toはあるっていうことなんですね?

後藤:How Toはあるわけです。例えば「本を出す」って言ったって、本の出し方っていうのは、これだけ本を出してる人がいるわけですから、やり方はあるわけじゃないですか。

下井田:はい。

後藤:成功することだって、成功してる人のやり方をその人に聞けばいいですよね。その中に、多くのやり方の中で自分に合ったやり方を、マッチしたやり方をやればいいわけですよね。

下井田:うんうん、そうですね。わかりました、ありがとうございます。

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