2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
第79回:英字新聞を英語学習に生かすコツ(ST高橋編集長)<西澤ロイの頑張らない英語>(全1記事)
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西澤ロイ氏(以下、ロイ):このコーナーはインクリッシュドクターの西澤ロイが、英語を使って活躍しているさまざまな方にインタビューするコーナーです。このコーナーは、社会貢献型レストラン予約アプリ、テーブルクロスの提供でお送りします。さあ、最初に僕が言ったのは「I use to read Shukan ST when I was college.」大学時代、週刊STという名前の雑誌、今はThe Japan Times STという名前に変わったんですが、週刊の英字新聞がありまして。これを読んでいたことがあります。
実は、この4月から週刊STで連載を月イチでさせていただいています。今日のゲストさんは、なんとそのSTの編集長さんです。早速ご紹介したいと思います。本日のゲストは、英語学習社向けの週刊英字新聞、The Japan Times STの高橋敏之編集長です。おはようございます!
高橋敏之氏(以下、高橋):どうも、おはようございます。
ロイ:今日は来ていただいてありがとうございます。
高橋:いやいや、こちらこそ、いつも連載ありがとうございます。
ロイ:最初に自己紹介をお願いします。
高橋:はい。The Japan Times STの編集長の高橋と申します。英語学習者用の週刊英字新聞となっておりまして、編集長としてThe Japan Times STを編集する傍ら、いろんなところで英語関係のセミナーをやったり英語を教えたり。あと、YouTubeで英語のボキャブラリーだけを取り上げるという非常にマニアックなチャンネルもやっています。
ロイ:ボキャビル・カレッジ。
高橋:ボキャビル・カレッジという名前でやっております。
ロイ:これ、けっこう人気ですよね。
高橋:ありがとうございます。
ロイ:普通、教えてくれる人ってもっと簡単な単語を教えてくれる人が多い中、ボキャビル・カレッジはけっこう英字新聞を読むために使うボキャブラリーをしっかりと解説されています。
高橋:そうですね・単語の意味だけじゃなくて、具体的にどう使うかとか、ネイティブはこう使うことが多いということまで踏み込んで解説するのがこのチャンネルの真髄でございます。
ロイ:今、何回くらいやっているんですか?
高橋:もうすぐ100回ですね。登録者が1万4,500人くらいですね。
ロイ:羨ましいです。
高橋:ありがとうございます(笑)。
ロイ:ということで、高橋さんはもともと英語が得意だったんですか?
高橋:僕は得意というか、好きでしたね。幸いにして、僕は言葉に対する興味が人一倍強くて。例えば、「人一倍」ってなんで2倍じゃなくて1倍なんだろうって。
ロイ:あー、確かに! 人一倍って冷静に考えると多くないですよね。
高橋:そうですよね。なんで2倍じゃなくて一倍って言うんだろうって。そういうことを割と気にするタイプだったんです。
ロイ:え、なんでなんですか? 謙虚なんですか?
高橋:これ、ずっと調べていくと、もともと「一倍」という言葉に2倍の意味もあったらしいんですよね。
ロイ:へえー、すごい。
高橋:広辞苑によると。
ロイ:さすがですね。歴史が専攻なんですよね?
高橋:そうですね。学生時代は歴史学科にいました。
ロイ:やっぱり今のも言葉の歴史みたいな?
高橋:うーん、あんまり関係ないかもしれない。
ロイ:あはは(笑)。
高橋:単純に好きだったというのがあります。英語に関しても、自然と興味を持っていたんですよ。だいたいみなさん、英語をやった当初って好きになるじゃないですか。どこかの段階で嫌いになっちゃうんですけど。
ロイ:暗記だらけで嫌いになったりとか。
高橋:あると思うんですけど、私の場合は好きの気持ちをもち続けられたんですよね。
ロイ:プロフィールのよると、ご自身も英字新聞を使って(勉強した)。
高橋:とにかく私がやったのは、自分の好きな記事だけ読む。スポーツとかそういうのだけひたすら読み続けるっていうのをやりましたね。
ロイ:やっぱり興味って大切ですよね。
高橋:もう、私も編集長の立場から言わせてもらうと、興味のない記事を頑張って1本読ませるなら、興味のある記事を3本読んだほうがいいです。
ロイ:なるほど。ちなみに、どんな記事がお好きだったんですか?
高橋:スポーツとか、あとは恋愛ですかね。
ロイ:恋愛。
高橋:「女性を誘った時に必ずOKを貰える3つの誘い方」とか、そんな記事がけっこうあるんですよね。やっぱり勉強になるし。
ロイ:それで、プロレスがお好きとか。
高橋:私大好きなんですよ。やっぱり自分が英語をやっているから、アメリカンプロレスが大好きだったので、これがなかったら今の自分は無いと言えるくらいハマりましたね。
ロイ:そうなんですか。僕もときどきケーブルテレビでスポーツを見ていると、サッカーとかも実況が面白いなとか思うんですけど、プロレスって結構喋りますよね。
高橋:そうなんです。日本の感覚で見られていると以外に思うかもしれないですけど、試合なんか2割、3割です。残りはずっとおしゃべりとお芝居をやっているんです。
ロイ:舌戦というか。
高橋:舌戦ですね。「俺のが強い!」「俺のがタイトルマッチにふさわしい!」とか、ずーっとやってるんです。
ロイ:そういうのをやっぱり好きなところで覚えたと。
高橋:好きだから見るだけじゃなくて、じゃあレスラーに関する記事も英語で読んでみようとか、海外から雑誌を取り寄せてプロレス関係のものを読んでみようとか。やっぱり好きってものを出発点にしていろいろ広げていったのが良かったんじゃないかなと思います。
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