2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
Googleマップの声の人、野口美穂さんインタビュー<西澤ロイの頑張らない英語>(全1記事)
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西澤ロイ氏(以下、ロイ):僕も洋楽はけっこう聴いてましたけど、僕は高校の時デビューなんですよ。ロックセット(Roxette)というスウェーデンの。
野口:Roxette.
ロイ:Roxette.スウェーデンのデュオなんですけど。でも、だから小学生って早いですよね。
野口:そうですね。あの頃はね、やっぱりマドンナ(Madonna)、シンディー・ローパー(Cyndi Lauper)。『グーニーズ』(The Goonies)という映画があって、そこから入ったのがMTV世代というんですかね。マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)もスリラー(Thriller)が、ちょうど出た頃だったし、あとクラスのみんなも半分は洋楽派だったんですね。
だから、あの時はまだレンタルレコードの時代で、レコードを貸し合ったり、カセットテープを貸し合ったりとかね。だから、やっぱり単語力もそういうので付いていったかなって思ってますね。
ロイ:だから学校の授業なんて簡単だったんじゃないですか?
野口:そうですね。先生を逆に困らせてたみたいな子(笑)
ロイ:ああ、ありますよね(笑)。「これどういう意味?」とか。先生も知らないみたいなのとかありますよね。
野口:Ain't(エイント)とかね(笑)
ロイ:Ain't.
野口:ああいうのを「何でこうなるんですか?」とか言って(笑)。嫌な中学生だなみたいな(笑)。
ロイ:二重否定とかも出てきそうですよね。
野口:そうそう(笑)。I did no wrong.とかね。
ロイ:なるほど。
野口:そうすると海外に行ってみたいなとか、本場の歌手が住んでいる国ってどんなところなんだろうって憧れもあって、外国人のお友だちができたらいいなとか、そういうのが中学ぐらいからありましたね。
ロイ:僕、別の番組で「めざせ!スキ度UP」というのをやっているんですけど、好きな度合い。やっぱり好きってすごい大事ですよね。
野口:絶対ですね。特に語学は好きになることに集中してもらいたいなと思います。フランス語でも中国語でも。例えば、私がこれからアラビア語やりたいって思ったら、たぶんまず歌から入るんじゃないかなと思いますね。好きな歌を1曲決めて、それをマスターする。何て言っているかから始まって、自分が声に出せたらすごいもう上出来じゃないかなと思いますね。
ロイ:なるほど。この洋楽話もいろいろ聞きたいところなんですが、今日は英語でいい声で喋るコツを教えていただけるということなんですけども。
野口:はい。私ナレーターもやっていて、日本語もナレーションやるんですけども、英語でのナレーションというのもあって、そういう英語を勉強する立場としても発声練習としても、すごく役立つなと思っていて。そのナレーションのスキルが。そういうふうに思っていて。なので今日は、ちょっとみなさんに少しだけ紹介したいと思います。
ロイ:僕もすごく楽しみなんですけど(笑)。
野口:まずは自分の1番いい声を見つける方法。これは高さです。高さは今から言うのをロイさん真似してくださいね。
ロイ:はい。
野口:「Uh-huh,One two three.」
ロイ:「Uh-huh,One two three.」
野口:その時の「Uh-huh.」というのは、1番リラックスした、喉が開いた状態なんですね。なので、なので「Uh-huh,One two three.」この今の高さを自分のベンチマークにして、今のこういう原稿読みとかというのもやっていくといいですよ。
ロイ:「Uh-huh,One two three.」全部この高さが僕にとっては。
野口:Yes,「Uh-huh,One two three.」そう。みんな違います。デレクターさんもどうぞ(笑)。
デレクター:「Uh-huh,One two three.」
野口:「Uh-huh,One two three.」そうですね。
ロイ:「Uh-huh,One two three.」これが。
野口:「Uh-huh,One two three.」スタジオの外のみなさんもやってくれてますね。ありがとうございます(笑)。
野口:あとは、もういろいろ。英語だったら英文を読むことになるんですけども、その前にフィジカルなリラクゼーションも必要なので、私は例えばラジオに出たりする前には、まず姿勢を正しますよね。あと、Breathing. You have to breathe in and breathe out.で、Abdominal breathing.腹式呼吸というのがありますよね。
肩が上がらないように気を付けて、吸って吐いてというのは大事です。あともう1つ。
ロイ:コツが。
野口:コツがあります。声の大きさ。けっこう小さい人って多いですよね。特に英語って発音大丈夫かなとか、聞き取ってもらえないんじゃないかという、自信のなさから声も小さくなりがちなんですよね。
ロイ:なります、なります。
野口:なので、そういう時は昔どっきりの番組で、芸能人の寝起きを起こすというのがありましたよね。
ロイ:ありました。
野口:あの時に桑野正信さんでしたっけね。マイクもって(ひそひそ声で)「おはようございます」。
ロイ:ありましたね。
野口:(ひそひそ声で)「今から起こしにいきます」。あの声を原稿読みでやってもらいたいんですよ。
ロイ:へえ、あれがいいんですか。
野口:なのでロイさん、今何か、私さっき書きかけていたんですけど、例えば「I'm your host, Roy Nishizawa. Thanks for listening.」っていうふうに。
ロイ:まず普通に言ってみますね。「I'm your host, Roy Nishizawa. Thanks for listening.」
野口:はい。
ロイ:これを今のテクニックで練習すると。どうなるんですか?
野口:はい。(ひそひそ声で)「I'm your host, Roy Nishizawa. Thanks for listening.」
ロイ:(ひそひそ声で)「I'm your host, Roy Nishizawa. Thanks for listening.」
野口:Great.じゃあ、今度は途中から 「Thanks for listening.」から声を大きくしてみましょうか。じゃあ、いきますよ私。(ひそひそ声で)「I'm your host, Roy Nishizawa.」(普通の声で)「 Thanks for listening.」
ロイ:(ひそひそ声で)「I'm your host, Roy Nishizawa.」(普通の声で)「 Thanks for listening.」
野口:Yes, You have to put your energy out. One more time.
ロイ:(ひそひそ声で)「I'm your host, Roy Nishizawa.」
野口:そのまま。
ロイ:(少し大きな声で)「 Thanks for listening.」
野口:Great!
ロイ:ああ、なるほど、なるほど。
野口:You sound much, much louder. Yeah, so now you can say the whole sentence.
ロイ:(大きな声で)「I'm your host, Roy Nishizawa. Thanks for listening.」
野口:どうですか? みなさん。Yea, doesn't he sound better?
ロイ:ちょっと反応悪いですね。外のおじさんたち(笑)。拍手ありがとうございます。確かに声出ますね。これ。
野口:Yes, we're rocking the house.なので今みたいなコツは、どこでもできるし、お風呂の中とかでもできるので、自主トレでみなさんいろんな日本語でもいいし、英語でもいいし、やっていただきたいなというふうに思います。
ロイ:(ひそひそ声で)寝起きのどっきりですね。
野口:(ひそひそ声で)そうですね(笑)。
ロイ:わかりました。いやあ、おもしろい。
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