2024.10.10
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第69回:英語落語家 喜餅(きもち)さんインタビュー(英語小噺あり<字幕付き>)(全1記事)
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西澤ロイ氏(以下、ロイ):今日は、頑張らない英語の学び方を教えてもらおうかなと思っているのですが、中尾彬で怪しい外国人の真似を?
喜餅氏(以下、喜餅):発音に関してはですよ? ロイさんの新刊では中尾彬は関係ないですからね。
ロイ:発音以外でポイントはありますか?
喜餅:今回のロイさんの新刊を購入させてもらって、読ませていただきました。その中ですごく共通点があるなと思ったのは、単語に関して僕は忘れることを是としてるんです。忘れるものだと。30歳を超えているので、やっぱり若い頃とは違って脳組織がだめなんですよ。
ロイ:あはは(笑)。
喜餅:脳細胞が死滅し始めているので、昔みたいには……。ちょうど本でもそういう記述があった思うんですけど、取り合えず覚えておくということはもうできないだろうと。なので、もう忘れていいんだと。ただし、バーターというかトレードで、辞書を引いたりすることを惜しまないという約束事を自分に課しています。
本当に基本的な単語でも何度も辞書を引いたりとか、いろんな登場する場面を何度も見たりとか、自分にとっては洋画・洋書・洋楽というが先生なものですから、その単語が使われているシーンを何度も読んだりとか、しつこくやることを意識しています。
ロイ:何度も調べて「またこれを調べるのか!」って、けっこう自己否定しちゃう方っていますよね。
喜餅:いますよね。
ロイ:そうではなくて、そういうことも許す?
喜餅:そうですね。なんていうんでしょう、最近って合理化とかライフハックとか、無駄を省くことが重宝されている風潮があるんですけど、実はイチロー選手も言っているんですけど、遠回りなことが実は一番近道だったりすることもある。ちょうど英単語を覚えたりすることに当てはまるんじゃないかなと。自分はそうやって思ってやっていますね。
ですから、自分は家では紙の辞書を使っているんですけど、ページを開くこと自体が時間の無駄の用に見えますけど、実はそうではないという。開くたびに新たな発見があるんだというのは常に感じていますね。
ロイ:そろそろお時間がないんですが、今後の野望を聞かせてください。
喜餅:やっぱり英語で落語をやっている以上、英語が通じる国ならどこへでも行きたいと思っています。今はフィリピンだけですから、当然アメリカやイギリスも攻めてみたいなと。たとえば米軍基地でやって海軍司令にメダルを貰ったりもして、子どもたちにもすごく受けたりして、少しず「英語落語って通じるじゃん」ってことが増えているので、それを向こうの国に行っても、いわゆる日本人の落語を知らない人たちのところでもどこまで受け入れてもらえるのかを試してみたいなと思っていますね。
ロイ:ありがとうございます。あと、告知をお願いします。
喜餅:私の活動は、今はホームページとFacebookページを中心に活動しております。「英語落語 きもち」と検索していただくとホームページが出てきます。そしてFacebookページも出てきます。みなさんから「いいね」をいただくと、その「いいね」で世界が広がる部分がありますので、ぜひいいねをいただきたいと思います。
そして、どまんなか寄席という落語会を東京・大阪・名古屋で定期的にやれせていただいています。なので、そういったところも見て楽しんでいただけたらと思います。最初はみなさん心配して、リスニングテストのように聞いているんですが、リラックスして楽しんでいただけるかと思うので、よろしくおねがいします。
ロイ:ということで、今回のゲストは英語落語家の喜餅さんでした。どうもありがとうございました!
喜餅:ありがとうございました!
ロイ:以上、「西澤ロイの頑張らない英語」、お届けしたのは西澤ロイでした。bye, bye!
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