2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
第58回:頑張らないRとLの発音講座(by小川直樹先生) <西澤ロイの頑張らない英語>(全1記事)
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西澤ロイ氏(以下、ロイ):I'm gonna announce the Top 3 Popular Videos of this program.「西澤ロイの頑張らない英語」。
上村潤氏(以下、上村):このコーナーはイングリッシュドクター西澤ロイが、英語に関するさまざまな話題を取り上げたり、英語を使って活躍している方にインタビューするコーナーです。このコーナーは社会貢献型レストラン予約アプリテーブルクロスの提供でお送りします。ロイさん、おはようございます。
ロイ:おはようございます。
上村:Videoですか?
ロイ:I'm gonna announce.発表します。 the Top 3 Popular Videos of this program.もっとも再生回数の多い人気のあるビデオを、この番組の。
上村:何回ですか?
ロイ:今日で58回目なんですけど、そのバックナンバーを、YoutubeとPodcastで公開しています。その再生回数ベスト3を発表したいと思います。
上村:はい。さっそくいきましょう。
ロイ:じゃあ第3位は「第39回:バンクーバー発音の鬼、リチャード川口先生」再生回数3,600回。
上村:おめでとうございます。
ロイ:じゃあ、どんどんいきましょう。第2位は「第35回 安河内哲也先生インタビュー」。
上村:おめでとうございます。
ロイ:カリスマの先生でしょ。そして、そのカリスマの先生を抜いて第1位は。
上村:はい。
ロイ:「第41回:イギリス英語の発音はどう違う? 小川直樹先生」です。
上村:おめでとうございます。
ロイ:あっ、言い忘れた。安河内先生が5,000回で、小川直樹先生が5,600回。
上村:おおー!
ロイ:ということで、今日はその小川直樹先生に2回目の登場をしていただきましょう。
上村:はい。それでは、さっそくご紹介致しましょう。英語音声学者の小川直樹さんにお越しいただきました。おはようございます。
小川直樹(以下、小川):どうも、こんにちは。よろしくお願いします。
ロイ:よろしくお願いします。
小川:本名は福山雅治なんですけどね。
上村:はい。
小川:シーン(笑)。
ロイ:さっき楽屋でも否定されてましたよね。
上村:びっくりしました。あんなに真っ向から否定する人間がいるのかと。
小川:はぁ、しょんぼりですね。
上村:再生回数1位ということで。
小川:毎晩僕が100回ぐらいボタンを押してましたからね(笑)。
上村:そんな涙ぐましい努力を(笑)。
ロイ:前回はイギリス英語をテーマにして、プロ級のイギリス英語の発音をご披露いただいたわけなんですけど。
上村:買っちゃいました。『イギリス英語でしゃべりたい!』ありがとうございます。
小川:ありがとうございます。
ロイ:ということなんですけども、今日は「頑張らない『R』と『L』の発音」というテーマでお話していただこうと思ってます。ポイントは「頑張らない」その秘密はこの後明らかになると思いますが、その辺をやっていきたいと思うんですけども、やっぱり「L」と「R」って難しいって言われますよね。
小川:そうですね。難しいですけども、日本人には、その「L」と「R」に対してすごい誤解があるんですよ。だから、その誤解を解きたいなというのが僕のお話。その誤解を解くことによって、より簡単にというか、上手く両方の音を使いこなせるようになるということなんですね。
上村:はい。
ロイ:誤解とは?
小川:誤解というのは6階の下ぐらい(笑)。
ロイ:ああ、なるほど、なるほど。5th Floor(笑)。
小川:ああ、そんな感じですね(笑)。
ロイ:なるほど、なるほど。5th floorじゃなくてmisunderstandingのほうでお願いします。
小川:あ、はい。すみません(笑)。
小川:最初にちょっと実験してみたいんですよ。日本人は本当に「L」とか「R」を区別できないのかという話なんですけどね。
ロイ:ああ、なるほど。
小川:これは僕がここに挙げた文章なんですけど、これを読んでみたいと思います。
ロイ:はい。
小川:ラジオの方は音を聴いていただければいいので、お話はたいした話ではないんですけども、じゃあ、まずは第1回目。「ランチは、あのレストランで、ラーメンライスと、トリカラが食べられたらうれしい」。もう1回読みます。「ランチは、あのレストランで、ラーメンライスと、トリカラが食べられたらうれしい」。これが1回目。
じゃあ、2回目。「ランチは、あのレストランで、ラーメンライスと、トリカラが食べられたらうれしい」(ラとリはすべてRの発音)これが2回目。何で笑いが出るんですかね(笑)。はい、3回目。「ランチは、あのレストランで、ラーメンライスと、トリカラが食べられたらうれしい」(ラとリの音を全部Lの発音で言っている)。
ロイ:じゅんじゅん、どうですか? 3回聞いてもらって。
上村:2回目と3回目は明らかに違いましたよね。ちょっとものまねが入っているような感じの(笑)。
小川:そうそう。だから結局3種類読んだわけじゃないですか。この3種類が違うというふうに感じ取れれば、それはイコール、実は日本人でも「L」と「R」を区別しているということなんですよ。どうしてかというと2回目は僕「R」で読んだんです。ら行の多い文なんですよね。「ランチはあのレストランで」といいうのは「raンチはあのreストランで」というようにすると、これは「r」なんです。
3回目は「l」で読んだんですよ。その、ら行のところを。「laンチはあのleストランで、laーメンlaイスと、とliからを食べられたらうれしい」。
ロイ:今のが「l」ですね。
小川:「l」です。ちょっと舌足らずな感じ。それが「l」です。そして、それに対して外国人っぽいロックンローラーっぽい発音というのは「r」なんですよ。
ロイ:ちょっと僕もやってみていいですか?「r」で
小川:はい。
ロイ:「raンチはあのreストランで、raーメンraイスと、とriからが食べraれたraうreしい」。
上村:ちょっと悪乗りしてますよ(笑)。
ロイ:なんか「r」にすると、他も外国人っぽくなっちゃうんですよ(笑)。
小川:なりますよね。だから僕はこれを授業で使うんですけど、そうすると、やっぱりみんな笑いながら練習するということになるんですよね。
ロイ:これは楽しいですね。
小川:実はこれすごい、ここの中で11個の「r」とか「l」を練習できるわけですよ。この1文を読むだけで。普通に「l」とか「r」とかを日本人が練習する時って回数が少ないんですよ。でも、こういうふうにやると、たくさん「l」とか「r」を練習できるということですね。この練習の数がけっこう大事なんですよね。
ロイ:密度が濃くできますよね。
小川:そういうことですね。日本語でやることによって、余計なところまで気を使っちゃわないで済むわけですね。だから、そのターゲットとなるら行の音「l」とか「r」とかに集中できるわけです。英語で読むとけっきょく他の音の集中してしまうから、結局「l」とか「r」とかの音に集中できないという問題が出てしまうんですよね。
ロイ:なるほど。それでその誤解というのが、日本人は「r」とか「l」を区別できない。
小川:それがまず1つですね。
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