CLOSE

第57回:英語学習コンシェルジュporporさんインタビュー(TOEIC対策の秘訣とは?)(全1記事)

TOEIC対策は「わがままに」 苦手を克服するよりも効果的な、“好き”からはじめる勉強法

西澤ロイの頑張らない英語。このラジオは、英語が上達しない原因を根本から治療するイングリッシュ・ドクターの西澤ロイ氏が、英語の効果的な上達法・学習ノウハウ、英語を使って活躍している方のインタビューなどを伝える番組です。TOEIC満点を獲得し、「頑張らない」をキーワードに英語勉強法をレクチャーするロイ氏が、リスナーからの疑問に答えます。今回は、英語学習コンシェルジュの渡邉淳氏をゲストに招き、語学習得のノウハウをお聞きします。

英語は意外とシンプル?

西澤ロイ氏(以下、ロイ):僕もスペイン語をかじってたことがあるんですけど、英語ってすごくシンプルですよね。

渡邉淳氏(以下、渡邉):そうですね。ポルトガル語をやった後に英語を見た時には「なんでこんなに楽な仕組みなんだろうな」というのは感じました。とくに僕は言語学を専攻していたので、言葉の仕組みという点で言語を見るんですよね。そうするとポルトガル語はまあ大変。逆に英語に戻ったらこれはシンプルだな。わかりやすいなと思いますね。

ロイ:だから英語しか知らないと、3単現のsって面倒くさいとかって思っちゃうんですよ。でも、ラテン語系のそういう言語をやると、6パターンあるんですよね。1人称、2人称、3人称の3パターン×単数、複数の3掛ける2の6パターンの活用があるんですよ。それが現在形だと思ったら、今度過去形も6パターンあったりして。

渡邉:何かね、とにかくいろいろあんですよ。いろんなバリエーションで。

ロイ:だから英語はすごい楽なんですよ。それを知っちゃうと。だから基準の持ち方ですよね。

渡邉:そうですね。だからそういうのを1回見てみるのもおもしろいかもしれないですね。英語が難しすぎて大変だと思ったら、ちょっと別の言語を見てみたりすると、何か新しい視点というか、取っつきやすい場所が見えてくるかもしれない。そんなふうに思います。

詰まったら、TOEIC以外に目を向けてみる

ロイ:たぶんTOEICも同じで、TOEICばかり見ちゃうと、道を間違いやすいというか。

渡邉:考えが凝り固まっちゃうと思うんですけど、別の世界を見てみると、何かTOEICがシンプルだなと思える部分もあったりとかすると思うので。

ロイ:だからTOEICにガーっと「TOEIC、TOEIC」ってなっちゃっている方に、どんな感じでアドバイスをされますか?

渡邉:そうですね。ガーっとなっちゃってガーっといけるんだったら、ガーっといけという感じですよ。そしたらね。

ロイ:でも、そこでいけない方もけっこう多いじゃないですか。というのは勉強してみたけどスコアが上がらなくて、がっくりきちゃったとか。そういう方も少なくないと思うので。

渡邉:ガーっといけない場合には、何がいいかな。少しレベルを下げた教材とか、素材に触れてみるのが、英語じゃない言語に触れるというのは、ちょっと現実的ではないかなと思うので、少しレベルを下げてみるとか。あとは僕のところに相談しにきてもらえるとすごい、さらにいいという個人的な(笑)。

ロイ:具体的にわかりますからね。

渡邉:そうですね。やっぱり、どうしても今までやってきた学校での授業とか、知ってる知識とか持ってる知識というのが違ってきちゃうので、そこら辺はやっぱり臨機応変に話をして、聞いてみないと対処法というか、処方箋みたいなものはなかなか与えにくい部分はありますよね。

TOEICの勉強はわがままにやろう

ロイ:打ち合わせをしてた時に出てきた言葉で「わがままでいいんだよ」みたいなことを、porporさんはおっしゃってたんですよね。その辺のお話をうかがいたいんですけど。

渡邉:さきほどお伝えした、取っつきやすいところというのもそうなんですけど、TOEICってPart2という短い会話から、次にPart5の穴埋めにいくというのが、攻略法の順番としては、わりと王道なんですね。ですけど、Part2の会話というのが、実はけっこう淡々としていて退屈だから嫌だとかいう学生もいるんですよ。そういう学生には、別のPartから始めなさい。始めてもいいよって言っています。

わざわざ型にはめる必要はなくて、どんどんわがままに自分の好きなように、好きにやりたいところをどんどんやっていって、続けるところが結局大事だから、どんどんわがままになって、教材選びもそうだし、やる場所もそうだし、自分の好きなようにやってみたら、とよく伝えますね。

ロイ:僕もアドバイスとかをする時に、人それぞれ考え方とか、経験とか英語の知識も違うし、いろんなところが違うから、やっぱり1つのアドバイスだけでというのはなかなか難しいなと思うわけですけど、だからこそやっぱりわがままに。やっぱり内面が大事なんですかね。

渡邉:だと思いますけど、そこと向き合ってあげる。自分と向き合ってみて、人の話を聞くのはもちろん大事だけど、自分と向き合って、自分は何が好きで、自分は何が嫌いでというのを明らかにして、その好きにわがままになる。嫌いにもわがままになるということが、学習を続ける上では大事になるのかなということなのかなと思ってます。

上村:おお、いいアドバイスいただいちゃいました。

ロイ:コンシェルジュですから。

上村:ええ。ちょっと自分と語り合ってみます。

渡邉:それがすごく大事だと思いますよ。僕は。

上村:自分からよく目を反らしがちなので(笑)。苦手なものはちゃんと苦手と言えるようにしていきたいと思います。

ブログとツイッターで情報発信中

上村:まだまだ、お話を聞いていきたいところではあるのですが、そろそろお時間が近づいて参りましたので、最後に告知、何かありましたら。

渡邉:さきほどもお伝えしたようにブログとかTwitter中心に発信をしているので、そちらをご覧いただきながら、これから、TOEICも新形式になっていくので、その辺りの情報も、ブログとTwitterを通して発信していければと思いますので、そちらもよろしければどうぞという感じで思っております。

上村:ブログとかは「porpor」で検索すると出てくるんですか?

渡邉:本名よりは「porpor TOEIC」とかで検索すると、まずTwitterが最初に出てくると思うので。

上村:「porpor」

渡邉:そうそう「porpor」です。

上村:ぜひともみなさん検索してアクセスしていただきたいと思います。

渡邉:よろしくお願いします。

上村:というわけで本日ゲストにお迎え致しましたのは、英語学習コンシェルジュporporさんこと、渡邉淳さんにお越しいただきました。どうもありがとうございました。

渡邉:ありがとうございました。

ロイ:ありがとうございました。

(一同拍手)

上村:というわけで今週もお送りしてきました「西澤ロイの頑張らない英語」お届けしましたのは、ナビゲーターの上村潤と。

ロイ:西澤ロイでした。Thanks for a lot for listening. See you next week. Bye bye.

渡邉:Bye bye.

上村:Bye bye.

続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。

会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
著者フォローや記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。

無料会員登録

会員の方はこちら

関連タグ:

この記事のスピーカー

同じログの記事

コミュニティ情報

Brand Topics

Brand Topics

  • 「資格のかけ算」で切り開くキャリア戦略 4パターンの資格の組み合わせで自分の強みを最大化するヒント

人気の記事

新着イベント

ログミーBusinessに
記事掲載しませんか?

イベント・インタビュー・対談 etc.

“編集しない編集”で、
スピーカーの「意図をそのまま」お届け!