
2025.03.07
メール対応担当の8割以上が「カスハラ被害」に クレームのハード化・長期化を防ぐ4つの対策
第51回:石川和男先生による番組ジャック<石川ロイの頑張らない勉強(西澤ロイの頑張らない英語)>(全1記事)
リンクをコピー
記事をブックマーク
西澤ロイ氏(以下、ロイ):ちょっと1個だけお聞きしたいのは、英語学習もすごいはりきっちゃって、すごいやる気があるからこそ張り切っちゃう人って多いと思うんですよ。そういう方に対するアドバイスを聞きたいなと思っているんですけど。
石川和男氏(以下、石川):本にも書かせてもらったんですけど、自分の勉強の目標とか目的とか計画を立てる時って、立てる時が1番盛り上がっちゃうんです。気分が高揚している。これもやろう、あれもやろう。これをやっておけば、例えば英語だったらTOEICで900点とれるなという過酷な計画を立てちゃうんですよね。でも、その試験まで行き着く時にスランプもるし、モチベーションが下がる時があるから、結局100ある計画を全部こなせないんですよ。
だから計画を立てた時は、その20パーセントを減らす。そうすると100でやっているときつくなっちゃうんですよね。気分もきつくなるし、「ああやっぱり自分はできない。無理だ。何で自分はできないんだろう」ってマイナスになっちゃうので、20ぐらい減らすのが丁度良い。そして毎日やる時には、それをExcelみたいな表にして、自分の場合は計画を細かく書くんですよね。
そしてちょっとでもがんばった、例えば100ページ分あったら、1ページずつExcelで表を作って、1234567って書いて、1ページが終わったら自分の好きな色で塗っていくんですよ。そうしたら自分はちょっとしかがんばってないけど、がんばった分になれるというのがいいのかなと思います。
上村潤氏(以下、上村):小さな目標を1つずつこなしていって、それそれを視覚的に達成感として味わうということですね。
ロイ:本当に最初に立てた目標が無理な人ってけっこういますよね。いきなり教材を買ってきて、これを毎日やるぞって。本当に最初の数日は続くかもしれないけど、その後厳しいですもんね。
石川:そうなんですよね。
ロイ:そこで2割とか、場合によっては5割ぐらい減らしてもいい人もいますよね。
石川:本当にモチベーションが高い時に立てる計画なので、それが大事なんですよ。その時の気持ちがあればたいていの試験は受かるとか言われているんですよ。
ロイ:続けば。
石川:続けば。というぐらい、逆に言えば続かないということなんですよ。その気持はということなんですよ。
上村:まだまだ聞いていたいところなんですが、「石川ロイの頑張らない英語ジャック」のお時間はそろそろ終了の時間が近づいて参りました。
石川:あと600項目言う予定だったんですけど(笑)。
上村:まだExcelがそんなに残ってましたか(笑)。
ロイ:じゃあ、2つタイトルだけお願いします(笑)。
石川:2つですか(笑)。
上村:では、最後にリスナーのみなさまに石川さんからメッセージをお願いします。
石川:英語の勉強も資格の勉強もそうなんですけども、がんばるのもがんばらないのも結果、その先の向こう側を見ると、乗り切れたりするんですよね。例えば、英語の勉強で「TOEIC何点とるよ」じゃなくて、結局何点とったら外国の友だちと仲良く遊べるとか、外資系の会社に勤めて自分はこういうふうにやりたいとか、将来的な目標をいろいろ持っていると楽しくやれるんじゃないかな。
ということなんですが、これは最後の1メッセージだったんですか? それとも告知だったんですか? どっちだったんですか?(笑)。
ロイ:どっちもいいですよ。どうぞ。
上村:よろしければ告知をどうぞ。
石川:告知はロイさんから。
ロイ:ご本の紹介をご自身でぜひ。
石川:この黄色い本なんですけども1日30分だけ勉強するだけで、人生を逆転しよう。その30分の中で効率的に7つの勉強法を。さっき言った、木村カエラとかなでしこジャパンとかまだ言ってないですけどね。オバマチェンジとかが入ってますので、それをやっていただけるだけで飛躍的に人生が楽しく過ごせると思いますので、ぜひお読みいただければと思います。
ロイ:「明日のジョー勉強法」だけは、がんばる系だからおすすめできないかなと。
上村:なるほど。
石川:とにかく、がんばるのは30分だよね。
ロイ:まあ、そうですよね。
石川:残りの23時間30分はがんばらなくてもOKですからね。
ロイ:98パーセントは。
上村:はい。ということでみなさまぜひ書店で手にとっていただきたいと思います。ということで、本日、これはゲストとしてお招きしたと言っていいんでしょうかね。
ロイ:まあ、共著者でしょう(笑)。この本共著者らしいですよ。
上村:共著者でありまして、かつ合格率No.1簿記講師、専門学校講師、大学講師、税理士の石川和男さんにお越しいただきました。どうもありがとうございました。
ロイ:ありがとうございました。
石川:ありがとうございます。
(一同拍手)
上村:というわけで西澤ロイの「頑張らない英語」お届けしましたのは、ナビゲーターの上村潤と。
ロイ:西澤ロイでした。Thanks for a lot for listening. See you next week. Bye bye.
上村:Bye bye.
2025.03.12
SNSで炎上している研究者は「研究者として正しい」 人文学のプロ・阿部幸大氏が説く“強い意見を出せない時代”に対する考え方
2021.09.30
「なぜセーラー服で出社してはいけないの?」 さくらインターネット・江草陽太氏の自由な発想の源
2025.03.11
自分よりできる人を採用し、ゴリ押しで権限委譲 東大発スタートアップに学ぶ、組織を伸ばすマネジメント
2025.03.13
改正後のiDeCoと退職金の受け取り方の事例 「改悪」は本当か? プロが真相と狙いを解説
2025.01.07
1月から始めたい「日記」を書く習慣 ビジネスパーソンにおすすめな3つの理由
2025.03.12
新規事業を継続するかどうかを見極める2パターンの判断軸 会社の規模別「撤退基準」の設け方
2025.03.14
三流の上司と一流の上司の違い 部下の心を動かす科学的アプローチ
2025.03.12
年収別iDeCoの税制メリット 1年で軽減される税負担をプロが試算
2015.11.24
人は食事をしないとどうなるか 餓死に至る3つのステップ
2025.03.05
「一人前のエンジニア」になるために必要なこと 未経験からフルスタックエンジニアへの道筋