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第49回:Rio Koikeさんインタビュー(NYで活躍する唯一の日本人スタンダップ・コメディアン)<ラジオ「西澤ロイの頑張らない英語」>(全1記事)

公演回数は1万回以上! NYで活躍する日本人コメディアン「Rio Koike」とは何者か

西澤ロイの頑張らない英語。このラジオは、英語が上達しない原因を根本から治療するイングリッシュ・ドクターの西澤ロイ氏が、英語の効果的な上達法・学習ノウハウ、英語を使って活躍している方のインタビューなどを伝える番組です。TOEIC満点を獲得し、「頑張らない」をキーワードに英語勉強法をレクチャーするロイ氏が、リスナーからの疑問に答えます。今回は、ニューヨークでスタンダップコメディアンとして活躍する日本人、Rio Koike氏をゲストに招き、アメリカの知られざるコメディ事情を語っていただきます。

NYで活躍する唯一の日本人スタンダップコメディアン

西澤ロイ氏(以下、ロイ):This is a 3rd time I’m in the magazin “THE 21”. 西澤ロイの、頑張らない英語。

上村潤氏(以下、上村):このコーナーは、イングリッシュドクターの西澤ロイが英語に関する様々な話題を取り上げたり、英語に関する活躍している方にインタビューするコーナーです。おはようございます、ロイさん。

ロイ:おはようございます。

上村:21?

ロイ:『21』という、雑誌がありまして。英語でいうと「THE 21」って言うしかないので。これで、「ストレスゼロの英語勉強法」ということで、かんたん、楽しい、挫折なしの英語勉強法を提案してくれていて、中にはルー大柴さんが出てきたりするものなんですが、ここに載せていただいちゃいました。

「イングリッシュドクターがズバッと解決! 英語が続かないの悩みにすべて答えます」と。

上村:何気なくコンビニで置いてあって。最近「英語」って言うと手にとっちゃうので何気なく見ていたら「あれ、見た顔がある」と思って。「あれ、ドクターなにやってるの!?」って思ってびっくりしました。

気になる方はぜひ手にとっていただきたいと思います。というわけで、今週もまあ素敵なお客さまが。

ロイ:はい。ニューヨークから来ていただきました。

上村:さっそく紹介しましょう。ニューヨークで活躍する唯一の日本人スタンダップコメディアン、Rio Koikeさんにお越しいただきました!

ロイ:おはようございます。

Rio Koike氏(以下、Rio):本日は……、あの、ありがとうございます。

(一同笑)

ロイ:どうしたんですか? 緊張ですか(笑)。

Rio:ありがとうございます。

公演回数は1万回超え!?

上村:こちらこそありがとうございます。せっかくなので、まずは自己紹介から。

Rio:はい。ニューヨークでお笑いみたいなことをしているんですかね。スタンダップコメディというものを生業にしております。18年くらいやっていまして、舞台に上がった回数が、数えたら1万回を超えまして、2万回に割と近くなっている感じですね。

上村:ほぉ〜。

Rio:1万回というのは割とすごくて、毎日出ても27年かかる回数なんですけど、週に2、30回出ていたときが4、5年あるので、そういう回数になりました。この度はお招きいただきましてありがとうございます。これを言いたかったんです(笑)。

ロイ:いや、本当にありがとうございます。週に20本、30本とたくさんライブをやっている超売れっ子の。それで、ニューヨークでアメリカ人、ニューヨーカーたちを爆笑の渦に巻き込んでいるスタンダップコメディアン。

Rio:それは本人からはなんとも言えませんが(笑)。

上村:あの、YouTubeに上がっているのを見させていただいたんですけれども、会場の笑い方が半端じゃないんですよね。

ロイ:そうなんですよね。

上村:全力で笑っていて、ネタが進行しないくらいの笑いもあってびっくりしました。

Rio:あれには裏話が合って、オーディションの時のワンシーンなんですけど。

ロイ:オーディションなんですか? あれ。

Rio:じつはあのオーディション、落ちてます。

ロイ&上村:えー!?

上村:あれで!?

Rio:という裏話があるんですけど。

ロイ:そうなんだ(笑)。

Rio:あんなもんでは落ちます。

ロイ:へえー。そうなんですね。ということは、あそこからさらにRioさんはパワーアップされて。

Rio:そうですね。結局受かるまで4年半くらいかかってしまって。あれからそれくらいかかるわけです。

ロイ:1日5、6本もライブがあると、「このネタさっきやったけ?」とか、混乱してくるという噂を聞いたんですけど(笑)。

Rio:そういう時は、やりきるっていうのがね。アメリカ人を対象に、相対しているときは大切ですね。もう、退かないという。

ロイ:でも、もともとは英語が苦手だとうかがっていて、10段階評価の2くらいだったという。

Rio:5段階じゃなくて10段階の2であるし、この学校が進学校でもなかったので、ふつうのレベルで下から2番目というのは、数に値しないくらいのものなんですけど。僕はもしかしたら、その価値にも値しないくらいの悪い成績だったから、コメディができたのかも。その蓄積がなかったがゆえに飛び込めたのかな、という気はしています。良い英語を知らなかったからね。

コメディよりも社交ダンスのほうが得意?

ロイ:でも、飛び込み方も変わっていらして、プロフィールが本当のおもしろいんですけど。一番最初は、社交ダンサー。

Rio:これは学生、全日本準優勝。

ロイ:センスの塊みたいなお話を。

Rio:未だに僕のライフの中で一番才能があるのは社交ダンスですね。それで、その次にマジック。それでずーっとずっとなくて、10番目くらいにコメディ。

ロイ:あ、10番目くらいなんですね。

Rio:このコメディを生業にできているというのが皮肉なもんだなと思ったりします。人生っていうのはわからないなと思いますよね。

ロイ:今からまた社交ダンスをやろう、とかは?

Rio:実はゴルフとかでもシニアとかあるじゃないですか。あれ、ダンスだとちょっと早くて、45からシニアなんですよ。だから僕もシニアに入ってきて、スタンダードでできなかった頃の思いを、シニアになったらぶつけようかなと思っていまして、シニアで全世界での優勝を目指して。アメリカに行ったんですけど、それが叶わなかったので。ちょっと遅まきではありますけど、たどり着きたいなと思っています……すいません、予定にないことを言ってしまって(笑)。

ロイ:いえ、ぜんぜん。

上村:社交ダンサーとして来ていただいたみたいな感じになってしまいましたね。

(一同笑)

ロイ:面白くていいと思います。

Rio:よければ、踊らせますよ。

ロイ:あはあ(笑)。

Rio:誰でも踊らせることができますよ。

上村:すごい。

Rio:じゅんじゅんをその場で踊らせることもできますよ。

上村:まあ、そうですね。

Rio:まあおいおいね。

(一同笑)

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