2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
第36回:子供の英語教育のあるべき姿とは?(藤田祐美先生、リード・イングリッシュ・アカデミー代表)<ラジオ「西澤ロイの頑張らない英語」> (全1記事)
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西澤ロイ氏(以下、ロイ):I uploaded a controversial photo on Facebook. 西澤ロイの頑張らない英語!
上村潤氏(以下、上村):このコーナーは、英語のコンサルト兼カウンセラー・西澤ロイが、英語に関するさまざまな話題を取り上げたり、英語を使って活躍している方にインタビューするコーナーです。ロイさん、おはようございます。
ロイ:おはようございます。
上村:すごく天気がよくなってきましたけど、スタジオ前のリスナーの方も、冷たいドリンクを飲んで、ぜひともすてきな休日を送っていただきたいと思います。Facebookページのお話ということですけれども。
ロイ:I uploaded a controversial photo on Facebook. ちょっと議論を呼ぶような写真をFacebookにアップしたんですよ。
上村:えっ、大丈夫ですか? 運営から消されたりしてないですか?
ロイ:大丈夫、大丈夫。
上村:議論を呼ぶ……?
ロイ:とある結婚式に行った時に、僕、昔から似てると言われるやくみつるさんにお会いして。ちょっと写真一緒に撮らせていただいたので、「似てますか?」とアップしたら、400いいねぐらいついて。
上村:(笑)。
ロイ:「似てる」っていう人と「似てない」っていう人とか、あと「20年後に似てくる」とか、いろんなご意見をいただきました。
上村:ああ、なるほどね。ビフォー・アフターみたいな感じで(笑)。
ロイ:(笑)。
上村:でも、なんかこう、まとってる空気が似てるような気がします。
ロイ:そうですか?
上村:見た目も若干似てはいると思うんですけど、見た目がそっくりというよりは持ってる雰囲気がそっくりみたいなイメージですね。どうでした? 実際お会いして。
ロイ:どうって言われても、まぁ……。
上村:まぁそうでしょうけど(笑)。
ロイ:僕としては「ついにお会いできた」と思って、うれしかったです。
上村:「心待ちにしてました」と言わんばかりに。そんなFacebookで議論を呼んだ写真の話はそこそこに、今日もすてきなゲストをお迎えしておりますので。
ロイ:京都から来ていただきました。
上村:そうなんですよ。本当ありがとうございます。さっそくご紹介いたしましょう。リード・イングリッシュ・アカデミー代表の藤田祐美さんに来ていただきました。おはようございます。
藤田祐美氏(以下、藤田):Hi, everyone! I’m Yumi. Yumi Fujita from LEAD English Academy in Kyoto. Thank you for having me to today.
ロイ:ありがとうございます。
藤田:ありがとうございます。よろしくお願いします。
上村:ありがとうございます。いや、バリバリ日本語で紹介しちゃいましたけど、そのあとの流暢なこと。
藤田:いえいえ、今日はありがとうございます。
ロイ:ふだんから英語を使って教えていらっしゃる先生なので。
藤田:そうですね。
上村:そんな藤田さんを本日はお迎えして、お話をいろいろ聞いていきたいと思います。今、スタジオ前のリスナーの方から「やくみつるさんに似ているというより、ほぼ、やく“約”みつる」ということで笑いを1ついただきました。
ロイ:ありがとうございます。
上村:ありがとうございます。なかなか文字の違いはラジオで伝わりづらいという難しいところではありますが。
ロイ:自己紹介を、藤田さんお願いします。
藤田:ありがとうございます。京都のリード・イングリッシュ・アカデミーですね。小中高校生を中心に英検を教えています。もともと私は公益法人・日本英語検定協会、英検で働いていたということですね。あとインターナショナル・プリスクールで子どもたちに英語教えたという経験があって、すごく子どもに英検を教えるということに関してはすごく熱い思いを持っています。
ロイ:子どもから英検ですよ?
上村:僕、英検初めて知ったの、たしか中学校入ってからですね。
ロイ:というか、「英検あんまり受けたくない僕がこんなゲストをお呼びしていいんだろうか?」みたいなのがちょっとありますが。
藤田:(笑)。
ロイ:ちょっとその英検について、どんな実績とかおありですか?
藤田:うちのスクールには小学校1年生から通っているんですけれども、前回の英検では小学校1年生で3級に合格していますね。
ロイ:えっ、小1で3級……僕、負けたってことですか?
上村:ですよね。確か4級を……。
ロイ:(咳払い)。
藤田:(笑)。がんばっていますね。
ロイ:普通、何年ぐらいやったら何級が取れるとか、どんな感じなんですか?
藤田:最低3年間はしっかり英語の耳と口を鍛えて、それから文字の世界に入るという感じですね。英検になると、リスニングはあるんですけれども、やっぱり文字の世界になってきますので。
ロイ:なるほど。
藤田:もちろん個人差はたくさんありますね。
ロイ:やっぱり子どもの頃から英語をやるというのは、今、日本の大きなテーマだと思うんですけれども、やっぱり小さい頃から例えばシャワーのように聞かせたらいいんじゃないかみたいな話もあるし、早ければ早いほうがいいみたいな説もありますけれども、でも小学校から教えられてるって、そのへんはどうお考えですか?
藤田:もちろん、乳幼児の頃から聞いても害はないかもしれないんですが、じゃあそれを大人になるまで覚えてるかといったら、忘れますよね。なおかつ、その親御さんが、例えば子どもさんの身になったときに、じゃあ朝から晩まで例えば英語のかけ流しをします。朝から晩までアラビア語のラジオをずっと聞いてますとか、歌をずっと聞いてます。「でも、それって、楽しいですか?」という。
「親御さんの温かい言葉で日本語で話しかけたほうがよくないですか?」とか、「日本語の絵本を読み聞かせしてあげたほうが子どもにとって豊かな世界が広がっていくんじゃないのかな?」とは思うので、小さい頃からやって耳が育つとか、確かにメリットはあると思うんですが、やり方は、あと親御さんの関わり方は注意をしないといけないかなというのは思っていますね。
ロイ:本当そうなんですよね。子どもって環境さえあれば身につくんですよ。だから例えば英語圏にいたら、英語を使わないと生きられない環境にいるから、そしたらもう必死になって身につけるんですよね。
日本ってそれがないから、そのなかで英語をどう身につけさせるというのは本当難しい問題で。日本で英語が必要だったらなんの悩みもないんですね。必要がないのに身につけさせる。そこが本当難しいところですよね。
藤田:そうですよね。現実とのチグハグなところというか。将来絶対必要なことはわかっているし、日本の英語教育もそっちのほうに動いているんだけれども、じゃあ目の前で今日絶対英語話さないといけない場面があるかといったら、ない。なかなかないですね。
ロイ:本当環境までちゃんと作ることができたら、たぶんバイリンガルとして日本語も英語もネイティブみたいになるんですよね。ただそうするためには、例えばイマージョン・スクールとかいうのがあったりして、そうすると学校でもう英語漬けなんです。英語生活を送らせるみたいな。
藤田:英語を使って算数を学ぶとか、英語を使って社会を学ぶ。そういったかたちですね。
ロイ:そうしたら確実に身にはつくんですけれども、そうしたら「じゃあその人日本人なの?」というアイデンティティの問題とか、けっこう複雑な問題があるので。そうではなくて、日本人としてまず日本語が大事で、そこで「でも英語も」というところでやっていらっしゃるわけですよね。
藤田:はい。そうですね。
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