2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
第28回:“鬼の編集者”吉田伸さん(あさ出版)インタビュー<ラジオ「西澤ロイの頑張らない英語」> - YouTube(全1記事)
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上村潤氏(以下、上村):なるほど。『頑張らない基礎英語』なんですが。
吉田さんから見た目線で、ちょっとお話を聞きたいと思います。編集者という目線から見た頑張らないシリーズの魅力っていうのは、どういうところです?
吉田:やっぱりこの本、ずっと今まで言ってきてるところで、「暗記がいらない」ですとか「やみくもに覚える」っていうのがなくなるっていうことですよね。そこが1番の魅力かな、と。こういう理由だからこうなっているんだよね、っていうのが分かれば、そのことさえ覚えていればちゃんと使うことができる、という。
あとは前作の『頑張らない英文法』と、あとは今回の『頑張らない基礎英語』も、非常に特徴があると思うんです。
そもそも言葉の意味といいますか、そういったことがわかる分、例えば「会う」という言葉を話すときに、このときはseeって言ったらいいのか、とれともmeetと言えばいいのか。
前だったら、わからなくてネイティブや帰国子女に聞いて教えてもらっていたことも、自分で判断ができるようになる。そこが大きいと思いますね。どう違うのかは、ぜひこのシリーズを見て、わかってほしいと思うんですけども。
上村:そうですね。そんな、基礎英語の魅力という部分もあると思いますし、あとは、西澤ロイならではの魅力っていうんですかね。西澤ロイが書く文章に込められた魅力というのは、どういったあたりに?
ロイ:それ聞いてみたい。
吉田:けっこうこういうものって、一生懸命説明すると難しくなったり長くなったりするんですけども。それが長すぎることなく、しかしちゃんと説明しきれているところは魅力ではないかな、と思いますね。
ロイ:でも最初、文章長いって言われたんですよ、僕。
(一同笑)
上村:その気持ちが強すぎて、文章量が長くなってしまう、とか。説明しすぎてしまうと。
ロイ:それはスキルの問題ですね。
上村:ああ、なるほど。
ロイ:僕もちょっと勉強したりして。短くしていったら、今はそのへんはOKが出て(笑)。
上村:なるほど。じゃあ、そのロイさんならではの書き方というのはあまり、編集するうえで修正しすぎたりということはない、ということなんですか?
吉田:これが、1冊目と3冊目では雲泥の差といいますか。1冊目は本当に、「ちょっとだめです」「わかりにくい」「これはここまで求めていません」みたいなことがたくさんあったんですけど。
2冊目になったときに、そういうのがグッと減って。3冊目は私の方ではほとんど手は入れてませんね。
上村:すごい。もはや手を入れなくても大丈夫っていうぐらい。信頼されてる。
ロイ:僕も成長しましたね。
(一同笑)
上村:感慨深いですか(笑)。
上村:そんな成長されたロイさんが、満を持して発刊する『頑張らない基礎英語』なんですが。吉田さん、編集ならではのおすすめポイントを、挙げてもらっていいですか?
吉田:おすすめポイントはシンプルと言えばシンプルですけども。英語で当然とされていたことが実はそうじゃないっていうことが、けっこうあって。
例えば、英語で「◯◯してください」というとき、「please」ってとりあえず言え、と習ってましたけど、実はそうじゃない。そういったところの、「え、違うの?」みたいな気付きといいますか、発見といいますか。そういうことがたくさんあるところかな、と思います。
あとは、この本のテーマ。なぜ「基礎」と言ってるのか。時制のところ。あとは「can」は「できる」ってもんじゃないとか。そういったところの驚きなんかも、この本ならではというのを感じていただけるところではないかと思っています。
ロイ:例えばこういう時制がないと、「する」とか、すごく片言になっちゃうんですよね。私食べる、みたいな。それを、食べたことがあるとか、食べられるとか、いろんな表現ができるんですよね。今食べてます、とか。それってすごく大事な、言語の基礎なんですよね。
上村:なるほど。そういったところまで、がっつりとサポートしてくれるというか。そういった1冊になっているということですので、ぜひともみなさん、ご覧いただきたいと思います。
上村:というわけでそろそろお時間が近づいてまいりました。吉田さんからロイさんへ、なにかひと言いただいてもよろしいですか? ちょっと気恥ずかしいかもしれないんですが(笑)。
吉田:ものすごい気恥ずかしいんですが(笑)。
(一同笑)
吉田:そうですね。この今まで私、手掛けさせていただいた『頑張らないシリーズ』は、『頑張らない英語学習法』『頑張らない英文法』ときて、今回の『頑張らない基礎英語』ときました。シリーズ3部作であるとともに、この『頑張らないシリーズ』は1回終わりなのかな、と思っています。
やっぱり英語って奥が深いですし、学んでみるといろいろおもしろさもあったりとかして。わかると楽しいこともあると思うので、新たな、また英語のシリーズ何かできないかな、というのをいろいろと考えています。
なんだかんだで5年ぐらいのお付き合いになるんですが(笑)、これからもお付き合いいただければな、と思っています。
ロイ:よろしくお願いします。
吉田:よろしくお願いいたします。
上村:では、ロイさんから吉田さんへ。アンサーの言葉を(笑)。
ロイ:(笑)。いやあ……何言おうかな。
(一同笑)
上村:いざ言えと言われると、やっぱり出てこないですよね。
ロイ:本当、すごく思いを込めて書いてる本なんですよね。英語が暗記科目だって思われてるのを、そうじゃなくて、納得しながら学びましょうっていうのを、本当にいい感じでまとめてくださって。だから今、吉田さんは「手を入れるところがない」みたいに言ってくださるんですけど。僕もすごく本が作りやすくて。今後もよろしくお願いします(笑)。
吉田:こちらこそよろしくお願いいたします(笑)。
上村:では最後に、吉田さんからリスナー様へひと言、いただいてもよろしいですか?
吉田:はい。今回私が手掛けさせていただきました、ロイさんの3冊目の本『頑張らない基礎英語』が本屋さんに並びはじめましたので、みなさま、お手に取っていただければと思っています。
最初の『頑張らない英語学習法』は英語全般のことなので、わかりやすくそっちのほうが売れるかな、と思ったんですけど。そのあとに出した『頑張らない英文法』という本のほうが、売れ行きがよかったりして。
けっこう、難しいことをきちんと説明しているということに関しては、非常に受けがいい印象があります。この本も、そこに関しては自信がありますので、ぜひぜひ手に取っていただければと思っています。
上村:はい。というわけで、足早にはなってしまいましたが、本日ゲストに来ていただきましたのは、あさ出版の編集担当、吉田伸さんに来ていただきました。ありがとうございました。
吉田:ありがとうございました。
(一同拍手)
上村:というわけで本日もお送りしてしてきました『西澤ロイの頑張らない英語』。お届けしましたのは、ナビゲーター上村潤と。
ロイ:西澤ロイでした。Thanks for a lot listening. See you on March 14th. Bye bye.
上村:バイバーイ。
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