
2025.02.12
職員一人あたり52時間の残業削減に成功 kintone導入がもたらした富士吉田市の自治体DX“変革”ハウツー
第21回:映画音楽作曲家の戸田信子さんインタビュー<ラジオ「西澤ロイの頑張らない英語」> - YouTube(全1記事)
リンクをコピー
記事をブックマーク
西澤ロイ氏(以下、ロイ):でも、そんなスタートだったにも関わらず、バークリー音楽大学。
上村潤氏(以下、上村):に進まれて、首席で卒業されたと?
戸田信子氏(以下、戸田):ねぇ。どうしたんでしょうね。
上村:どうしたんでしょうねって(笑)。
戸田:そうですねぇ。そんなこともありました(笑)。
上村:これは英語のところはクリアされたというか、何かやっぱりあったんですか?
戸田:はい、やはり海外の音楽大学といいますか、大学に入るのにはTOEFLの試験が必要ですし、それに向けての勉強もしたんですけど、大学に入ってから、もしくは卒業してから英語を勉強することのほうが多かったですね。
やっぱり大学に必要なものは大学に必要なものなんですけど、行ってみるとどれだけ必要なものか。今、実は日本語を勉強しているんですが。
ロイ:へぇ~。
戸田:いわゆる「自分の言葉でしゃべる」っていうのは日本語でも難しいことなので。それを英語に置き換えて話すっていう意味での勉強はまだ続けてますね。
上村:まさにね、生活の中に英語がやっぱりある、ということですよね。
戸田:そうですね。
ロイ:でもやっぱりTOEFLとかの勉強と、実際の英語となると、ぜんぜん違いますよね?
戸田:ぜんぜん違いますね。TOEFLはTOEFLのため、大学の一般教養を受けるためでもあるので、生物学とか、そういうところも網羅しなきゃいけない。特別な単語も出てきますし。長文読解も、そういったものが多いですね。
ただ、英会話っていう部分では、そこまで高度な、って言うと変なんですけども、文法が必要とは自分では全く思っていなかったので。
ロイ:けっこう中学英語で大丈夫ですよね?
戸田:はい。もう完全に英語を勉強しようと決めて、1年間、8時間毎日やったんですよ。1年間、8時間毎日やったらなにかできるんじゃないかっていう目標でもあったんですけど。その時にやろうと思ったのは、中学校英語を全部制覇するという。1年間で全部自分のものにできるようになれば、そこから応用かなって思っていたので。1年間そればっかり繰り返してやってましたね。
ロイ:それが良かったと?
戸田:はい、良かったと思います。自分の基本にはなっていると思いますし、そこが欠けてると、基本的な文法だったり単語だったり、使い方なので、やっぱり何か抜けるとちょっと大人が恥ずかしい会話をするみたいな(笑)。そういう文章になっていくのがよくわかるので、やっぱり何か困った時にはそこに戻るってことが多いですね。
ロイ:なるほど。中学英語でしゃべれるんですよ、じゅんじゅん。
上村:ねぇ。そう言われると、すごく勇気が湧いてきますね。あとは、むしろ「行っちゃったほうがいいかな」みたいな。こう、向こうに。
ロイ:あぁ、向こうに。でも……。
上村:僕も商店に行ってコーヒー出てこないとか、「Map」って言っても「エクスキューズミー?」って言われて追い返されるみたいな体験をしてきたほうが、きっといいだろうなと思っちゃう。
ロイ:映画館で映画を見ようと思ったら、ぜんぜん違うのに入っちゃったとか。
戸田:ははは(笑)。
ロイ:聞こえないとか(笑)。
戸田:確かに打ちのめされるのも大事だとは思うんですけど、私は、向こうに行きたいという学生の相談を受けることがあって、そういった学生には、「とりあえず行けばしゃべれる」のではなくて、今は日本語で考えたり情報を得たりするほうが早いので、得られるものと勉強できる時間を作る時間があるのであれば、日本でできる限りのことはやってから行ったほうがいいって勧めてますね。
やはりそのほうが向こうでの生活も楽しくなるし、得られるものも大きいと思いますし、伸びも違うと思うんです。やはり向こうで何をするかにもよるかとは思うんですけども、必ずみんな打ちのめされるし(笑)、死活問題になってくるので。
ボストンに住んでた時に、夜中にいきなりエアコンが外れて。窓についてたエアコンなんですよ。エアコンが「ドン!」ってなくなって。
ロイ&上村:えーっ?(笑)。
戸田:真冬なんですけど。それはクーラーなんですね。冬はクーラーいらないんですけど、窓が開いちゃった状態になっちゃって。その時に、なんて大家さんになんて連絡していいか、英語が出てこない(笑)。真夜中ですし。
そういう死活問題になる(笑)。「凍えて死んでしまうよ!」ってなると、やっぱり必死にどうしゃべったらいいかっていうのも、やっぱりそこで学んでくるんですけど。
そうなった時に……。やっぱり生活が順調にいってる時は普通に話せて、いちばん英語で困る時っていうのは、何かが起きた時ですよね。
ロイ:でも、そういうトラブルを乗り越えられると、自信になりますよね。
戸田:確かになりますね。違う意味でも、人生的にも(笑)。
ロイ&上村:(笑)。
戸田:自分の心臓に毛が生えていくので(笑)、打たれ強くなっていきますね。
上村:ねぇ。ぜひとも打ちのめされたいですね。
ロイ:えっ、M?
戸田:ははは(笑)。
上村:まぁ、悪くない気持ちですね(笑)。
関連タグ:
2025.02.06
すかいらーく創業者が、社長を辞めて75歳で再起業したわけ “あえて長居させるコーヒー店”の経営に込めるこだわり
PR | 2025.02.07
プロジェクトマネージャーは「無理ゲーを攻略するプレイヤー」 仕事を任せられない管理職のためのマネジメントの秘訣
2025.02.06
落合陽一氏や松尾豊氏の研究は社会に届いているか? ひろゆき氏が語るアカデミアの課題と展望
2025.01.07
1月から始めたい「日記」を書く習慣 ビジネスパーソンにおすすめな3つの理由
2025.02.12
マネージャーは「プレイング3割」が適切 チームの業績を上げるためのマネジメントと業務の比率
2025.02.10
32歳で「すかいらーく」を創業、75歳で「高倉町珈琲」で再起業 「失敗したからすかいらーくができた」横川竟氏流の経営哲学
2025.02.10
A4用紙を持ち歩いて殴り書きでアウトプット コクヨのワークスタイルコンサルタントが語る、2種類のメモ術
2025.02.05
「納得しないと動けない部下」を変える3つのステップとは マネージャーの悩みを解消する会話のテクニック
2025.02.13
“最近の新人は報連相をしない”という、管理職の他責思考 部下に対する「NG指示」から見る、認識のズレを防ぐコツ
2025.02.07
なぜ日本企業のDXは世界の先端企業から3周遅れなのか? 『ゼロ秒思考』著者が指摘する経営者に足りない決断
着想から2か月でローンチ!爆速で新規事業を立ち上げる方法
2025.01.21 - 2025.01.21
新人の報連相スキルはマネージメントで引きあげろ!~管理職の「他責思考」を排除~
2025.01.29 - 2025.01.29
【手放すTALK LIVE#45】人と組織のポテンシャルが継承されるソース原理 ~人と組織のポテンシャルが花開く「ソース原理」とは~
2024.12.09 - 2024.12.09
『これで採用はうまくいく』著者が語る、今こそ採用担当に届けたい「口説く」力のすべて
2024.11.29 - 2024.11.29
【著者来館】『成果を上げるプレイングマネジャーは「これ」をやらない』出版記念イベント!
2025.01.10 - 2025.01.10