2024.10.01
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第20回:TOEICは英語の試験じゃない!?<ラジオ「西澤ロイの頑張らない英語」>(全1記事)
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上村潤(以下、上村):続いてもう1通いただいています。ラジオネーム、スターさんからいただきました。「ロイさん、おはようございます」
西澤ロイ(以下、ロイ):おはようございます。
上村:(TOEICについて)「私の場合、長文で非常に時間がかかります。普通に問題を解いていくと、20問30問くらい余ってしまいます」。
ロイ:多いですよね、こういう方。
上村:「そこで質問なんですが、普段のTOEIC長文対策で早く問題を解く練習をするのか、それとも時間を気にせず内容をきちんと理解して問題を解くか。どちらが効果的だと思いますか? アドバイスよろしくお願いします」ということでいただきました。
ロイ:早く問題を解く、早く読もうってする方多いんですけど、それは僕はおすすめしないですね。なんでかと言うと、ゆっくりできないことを早くやってもできないんですよ。
上村:確かに。
ロイ:早くやろうとしたらいいかげんになっちゃうだけなので、そうすると力が付かないんですよね。なのでまずはゆっくりでいいのでしっかりと読める力をつけることがおすすめで。
どういう読み方したらいいかというのは、この『頑張らない英語学習法』に書いてあります(笑)。
上村:素晴らしい。差し込んできますね(笑)。どんどん差し込んでいきましょう。基礎がしっかりしてないと応用はいくらやってもできないので、確実にやっていくことが大事ということですね。
ロイ:本当にゆっくりでいいんですよ。やっていくうちにだんだんスピードは上げられるものなので、基礎をおろそかにしないことは大事ですね。
上村:そうですね。基礎をしっかり固めていけば20問30問くらい今は余ってしまうかもしれないけど、それを続けていくことでだんだんそれが減っていって、最終的にはすべての問題ができるように。
ロイ:あともう1個アドバイスするなら、TOEICの問題を解いて勉強するんじゃなくてもっと難しい英文を読む。
上村:ほ~。
ロイ:TOEICの長文問題ってそんなに長文じゃないんですよ。本当は。例えば大学受験で受験問題を解いてきた人からしたら難易度はそんなに高くないし、そんなに長くないんですよ。
だからもしそういうのをやったことがある方だったらそういうレベルの難しいのをやって、TOEICの問題を見ると「あ、楽じゃん」ってなるので。そういうやり方もありですね。
上村:なるほどね~。どの質問もそうなんですけど、TOEICにこだわりすぎるともっと難しい問題も絶対あるでしょうし、そういったものにも1度目を向けてみるとまた問題の見え方というのが変わってきますかね?
ロイ:そうですね。結局TOEICで仮に満点取ったって、英語力としてはまだまだなんですよ。TOEICの英語って手加減してあるので、生のバリバリの英語じゃないわけですよ。もっともっと上がありますからね。
上村:というわけで、スターさん、このアドバイスをもとにより勉強を楽しんで覚えていただきたいと思います。というわけで本日はTOEICについてお話いただきました。また機会がありましたらぜひお話聞かせてください。
上村:最後に本日のカタカナ語いきましょうか。
ロイ:山。じゅんじゅん、山を英語で言うと?
上村:mountain(マウンテン)。
ロイ:じゃあ、庭。
上村:garden(ガーデン)。
ロイ:はい、ありがとうございます。なにが言いたいかと言うと、マウン……テン、ガー……デンだと思ってる人多いんですけど。mountain(マウントゥン)、garden(ガードゥン)なんですよ。あれ。言ってみてください。
上村:mountain(マウントゥン)。garden(ガードゥン)。
ロイ:そうそう。テンじゃなくて、トゥンなんですよね。
上村:あ~。
ロイ:さらにけっこうネイティブだと、それを飲み込んでmountain(マウンッン)。
上村:え!?
ロイ:mountain(マウンッン)。
上村:mountain(マウンッン)。
ロイ:そうそう! mountain(マウンッン)。garden(ガーッン)。
上村:mountain(マウンッン)。garden(ガーッン)。
ロイ:みたいに飲み込んじゃうんんですよ。
上村:へ~!
ロイ:なのでそういう意識を持ってないと、「え!? 何今の!?」みたいになっちゃうので。
上村:これはちょっとおもしろいですね。ぜひ今度ともいろんなカタカナ語を聞かせてください。というわけでお送りしました『西澤ロイの頑張らない英語』。お届けしましたのはナビゲーター上村潤と。
ロイ:西澤ロイでした。Thanks a lot for listening. See you on November 1st.Bye bye.
上村:バイバーイ。
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