
2025.03.19
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おさとエクセル【#067】VLOOKUPの限界!検索値の左側にあるデータを抽出したいのにできない・・・INDEX × MATCHでお悩み解決!(全1記事)
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今日学ぶことは何かというと、VLOOKUP関数の限界があるので、「それをINDEX関数とMATCH関数を使うと克服できますよ」というような話をしていきます。
では、具体的にVLOOKUP関数がどういう時に使えなくなるかというと、自分の調べたいデータが、あるトリガーになる列よりも左側にある時、VLOOKUP関数っていうものが使えなくなります。
ですので、VLOOKUP関数よりもさらにちょっとハイレベルじゃないですけど、より幅の効いたデータの抽出の仕方ができるのが、INDEX関数・MATCH関数の特徴です。さっそくワークシートで見ていきましょう。どうぞよろしくお願いします。
はい、ではこちらのワークシートをご覧ください。今日は「まぐろの仕入値いくらなの?」というところを調べたいと思います。こちらのシートを見るとわかりますね。
まず商品名、これ、本来、VLOOKUP関数だったら一番左にないとダメなやつでした。でも、これ、INDEX関数・MATCH関数組み合わせて使う時には関係ない、というところを見ていきましょう。
ではですね、もうさっそくいきましょう。INDEX関数とMATCH関数の使い方、みなさんすでに覚えてらっしゃるかなと思いますので、……ちょっと引数見ながらいきましょうか。参照、行番号、列番号ですね、大きく分けて3つ設定します。
1つ目の参照では、今回いろんなことやっていきたいデータを全部してあげる。もう本当に全部です。上から下まで、ちゃんと全部選択したというのがこの状態。
絶対参照とかに勝手に変えてあげてもOKですね。
次、2つ目の引数、行です。3つ目の引数が列です。ここで言う「行」と「列」って何かっていうと、行は横の数字ですよね、列は縦、アルファベットで書かれてるところです。
今回は「行の何を調べたいの?」って言われたら、「まぐろ」です。「まぐろ」っていうのは7行目、……ワークシート全体で言うと7行目。選択範囲の中だとおそらく6行目かな。1、2、3、4、5、6行目。
この「6」という値をMATCH関数を用いて引っ張ってくるというのが、INDEX・MATCHの意味でしたね。MATCH関数の使い方、これも覚えてますよね? 大きく分けて引数3つ(検査値、検査範囲、照合の種類)です、と。
検査値としては、「『まぐろ』という値を調べてきてください」というふうにまず指定します。
続いて検査範囲ですが、検査範囲、ここからここ(左のデータセットの「商品名」の列、「D2~D13」セル)です。要は、INDEX関数の第1引数とまったく同じ行分だけ選択してください。「商品名」から「さば」までですね。はい、OKです。これでMATCH関数の第2引数設定終了。
最後、照合の種類、完全一致の「0」というふうに打ってあげましょう。これでINDEX関数の中の第2引数、MATCH関数で指定することができました。
今、これ何を意味するかというと、「『まぐろ』っていうのが、ここの選択範囲(「D2~D13」セル)の何行目に出てきますか?」というものを調べてくれています。要は「6」という値ですね。
では最後に、MATCH関数をもう1回使って、今度はINDEX関数の第3引数である列番号というものを指定していきます。今回何調べたいか、「仕入値」です。「『仕入値』っていうのは、ここの選択範囲の中の何番目にあるの?」というふうに、MATCH関数の中に教えてあげます。
今、仕入値、「G3」がしっかり選ばれてます。第1引数設定完了。
「,」を打って、第2引数の検査範囲です。ここ、「卸値(「B2」セル)」から「商品名(「D2」セル)」まで、全部3列分選択してあげます。そうすると、MATCH関数は左から順番に探してって、「仕入値」が何個目にあるかっていうものを調べてくれています。
ここの値は、要は「『仕入値』は、この選択範囲(「B2~D2」セル)の中の2列目にありますよ」という値になっています。
では、ここで括弧を閉じてあげることで、INDEX関数完結させます。はい、では、Enter押してみましょう、ポンと。
「576」という値が返ってきました。
(左のデータセットで)「まぐろ」の「仕入値」見てみましょう、「576円」です。しっかり返ってますね。
では、今度は、「まぐろ」の「卸値」というふうに値を変えてみましょう。どうなるでしょうか。
はい、「691.2」。
ちょっと少数とかまで入ってきてますが、基本的には表示の問題なんで、(左のデータセットを見ながら)「『まぐろ』の『卸値』は『691』です」というふうに返ってますね。
じゃあ、「さば」の「仕入値」はいくらですか? はい、「1447」。(左のデータセットを見て)合ってますね。
こういうふうにですね、INDEX関数とMATCH関数を組み合わせると、VLOOKUP関数で実現できなかったようなかたちで、値を抽出することができるようになります。これ、ものすごい便利です。VLOOKUP関数よりも便利です。なので、ぜひ覚えておいてください。今日はどうもありがとうございました。失礼します。
はい、みなさん、お疲れさまでした。今日は「VLOOKUP関数でできないことを、INDEX関数とMATCH関数を使ってできるようにする」というふうなお話でした。
2017年初めての動画がこれだったんですが、いかがだったでしょうか? 1月があっという間に過ぎてしまいまして。
僕は第3四半期の決算に追われて、プライベートもなく、動画を撮ることもなく、あっという間に1ヶ月間が過ぎた、そんな感じですね。
で、今年の目標をずっと考えていたんですけれども、今年の目標はチャンネル登録数を1万人に増やそうというふうに、勝手に企てています。
今、視聴者の方が2,700人、2,800人ぐらいチャンネル登録してくださっていて、これからどういうふうにしてスケールしていこうかなと思っていたんですけれども、自分のチャンネルのコンテンツをもっと増やしていかないとダメだと思ってます。
具体的には、エクセルを今教えてますけれども、周りのソフトウェア、アクセスとか、パワポとか、ワードとか、そういうMicrosoft Office関連のものを教えるチャンネルでもいいと思いますし。
あるいはセールスとか、ファイナンス、マーケティング、そういったところを教えるビジネス系のチャンネルとして、コンテンツを充実させていけたらなというふうに考えています。
いろんな方の協力が必要なので、そこは具体的にどういうふうに進めていけるかわかってないんですけれども。
みなさんが喜んでいただけるようなコンテンツをお届けできるようにがんばっていきたいなと思ってますので、引き続きどうぞよろしくお願いします。
はい。ではでは、2月も楽しい1ヶ月間を過ごしてください。どうもありがとうございました。See you next time!
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