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おさとエクセル【#028】AND関数の使い方 (全1記事)

エクセルの基礎知識 複数の条件を判定する「AND関数」の使い方

エクセルの操作をわかりやすく解説するYouTubeチャンネル「おさとエクセル」。今回のテーマは、論理関数の1つ「AND関数」の使い方についてです。

論理関数の基本

おさ氏(以下、おさ):どうもみなさんこんにちは。「おさとエクセル」のおさです。今日は、論理関数の中から、「AND関数」というものを勉強していきます。

AND関数もそうなんですけども、実はこの論理式。論理関数と呼ばれるものは、実はめちゃめちゃ便利な関数で、これを使いこなせるだけで、まったくエクセルの別境地にいけると言っても過言ではないぐらい、重要な関数です。

論理関数は、AND関数のほかにもIF関数とかOR関数、あるいはNOT関数ですね。

こういったものがあるので、これら1つ1つをしっかり勉強して、最後どうやって組み合わせて使うかというのをのちのち説明しますので、そちらを参考にしながら、みなさんの業務とかに役立てていってください。

AND関数っていうのは、例えば条件1、2、3というものがあったときに、Aさんはこの条件を満たしてるかどうかというのを判定してくれる関数です。

具体例をあげると、例えば条件1に、Aさんは男であるというものを設定しました。条件2に、Aさんは、20歳以上であるというものを設定します。条件3に、Aさんは昔野球をやっていたという条件を設定したとしましょう。

そのときに、例えばデータテーブルに長内孝平という人間、僕ですよね。僕がいたとして、長内孝平が、これすべてに当てはまるかどうかっていうのを、AND関数は判定してくれるんですね。実際に、僕すべてに当てはまってるんですよ。男性ですし、20歳以上ですし、当たりですよね。

昔野球、キャッチャーやってたので、この3点満たしているからこそ、AND関数は、TRUEという値を返してくれるんですね。

もし、これ仮に、条件1が、Aさんは女性であるというふうな論理式が設定されている場合、長内孝平というデータは、それを満たさないので、すべてを満たしていないので、AND関数は、FALSEという値を返してきます。

こういった感じですよね。ちょっと具体的に見たほうが早いと思うので、一緒に勉強していきましょう! よろしくお願いします。

AND関数は、どんな引数を指定するのかっていうと、論理式というものを設定します。論理式って、なにかっていうと、「なんちゃら=なんちゃら」とか。「なんちゃら>=なんちゃら」とか。そんな感じですよね。つまり、比較演算子を用いて、立てるのが論理式になります。

演算子については、第2回かな。第2回か3回のときに、演算子の動画を作ってるので、そちらまだわからない方は、ご参照ください。

AND関数の使い方

天気レコードと題された表をご用意しました。

なにが具体的に書かれているかって言いますと、1列目。こちら、B列ですね。B列には、レコードナンバーが書かれています。

データベースの世界では、このエクセルでいうところの行ですよね。行をレコード、縦の列をフィールドと呼ぶことになっています。

なにやってるかっていうと、「レコード22までご用意してますよ」ということですね。次、C列には気温ですね。気温のデータが書かれていて、D列には天気ですね。その日の天気も、記入されています。

これらをもとに、今AND関数を使って、条件1、条件2、2つ作りますね。この2つに当てはまれば、TRUEというもの、どちらか一方でも当てはまらなかったら、FALSEってものが返されるってのを、見ていきましょう。AND関数の使い方、説明していきます。まず、「=」ではじめて、AND関数のANDと入れてあげましょう。

括弧ではじめて、1つ目の条件として、今気温ですね。気温が例えば、10度以上であるかどうかってものも、まず1個目の条件として設定します。

2つ目の条件としては、今度は天気ですね。天気、D3のセルを設定して、これが晴れにしましょうか。晴れであれば、OKという条件を、2つ目を作りました。今、条件2つ設定して、括弧で閉じてあげます。

これで、Enterを押してあげると、TRUEという言葉が返されましたね。

これどういうことかというと、先ほど、AND関数に項目、2つ条件として付与しましたよね。1つ目の条件としては、気温が10度以上であるということ。2つ目の条件としては、天気が晴れであることというものを設定しましたよね。これ両者満たしているので、TRUEという値が返されました。

仮に、今ここ(C3の気温)を9ですよね。9という値に変えてあげると、FALSEになりましたね。

こういったかたちで、AND関数使っていきます。残りのところも、全部ちょっとやってみましょう。こんな感じですね。

はいと。やると出てきました。

今やったことはなにかというと、Ctrl、Dで、一番上にある数式とかを、すべて下にコピペすることが可能です。覚えていきましょう。TRUEが出てるところ、チェックしますね。今こちら、1つ目。2番目のレコードを見てみましょう。

気温に関しては、24度ですので、10度クリアしてます。かつ、天気も晴れです。2つ目見てみましょう。こちらですね。

レコード5番、気温が22度。クリアしてて、晴れ。クリアしてますね。3番。これ10ですね。

レコード10番のやつが、気温が15度。OKですね。10度以上。かつ、晴れ。こういったかたちで、TRUEが返されてますよね。ダーっと見て。このようにAND関数は、自分が設定した条件項目、複数個ですよね。1個でも2個でも3個でも、何個でもいいんですけども、これらの条件をすべて満たしているかどうか。

レコードがすべて満たしているかどうか、というものを判定してくれます。これ、IF関数とかと組み合わせることで、とっても便利になるので、ぜひ今日マスターしておいてください。どうも、ありがとうございました。またね。

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