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おさとエクセル【#023】WORKDAY関数の使い方(基本)(全1記事)
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おさ氏:どうもみなさん、こんにちは。「おさとエクセル」のおさです。今日はですね、よく使う日付、時刻の関数の中から「WORKDAY関数」というものを勉強していきます。
みなさん、どんな学校、法人、組織に勤めていても、「営業日」という概念はどうしてもつきまとってくるかと思います。これ、具体的に、例えば、「日付をまたいで、土日とか祝日とかをまたいで、10営業日が経った日っていつなんだろう?」みたいなことを出したい時、どうしても出てくるかと思います。その時に、Excel上でとっても便利な関数が「WORKDAY関数」です。
ですので、今日、WORKDAY関数の引数の指定の仕方、あるいは、WORKDAY関数そのもののコンセプトみたいなものをしっかり覚えて、業務に生かしていけるようにしていきましょう。どうぞよろしくお願いします。
それでは、こちらのワークシートから、WORKDAY関数とまず打っていきましょう。

で、まず引数の指定の仕方を見ていきます。

こちら、WORKDAYの引数の指定方法。まず、「開始日」を打ってあげて、「日数」、そして「[祭日]」というふうに書かれています。これ、具体的になんのことなのかというのを、例を用いながら説明していきます。
横に、「プロジェクトX」という謎のプロジェクトを立ててみました。これが、最初、基準日となる「開始日」というものが設定されて、それが「2014年12月20日」というふうになっているとします。
で、実際にこのプロジェクトを、「営業日の10日間で終わらせたいんだ」という指令が下りました。だったら、「2014年12月20日から10営業日経った日って、具体的にいつなの?」という素朴な疑問が湧いてくるんですね。その時に、WORKDAY関数使っていきます。
ですので、最初の引数として、「開始日」にはこちらの「2014年12月20日」、2つ目の「日数」には「10営業日」ですね、こういうふうに指定していきましょう。まず1つ目を指定して、2つ目を指定します。

で、「祭日」なんですけれども、この3つ目ですね。祭日っていうのは、具体的には休みですよね。突発的な休み。例えば、土日に含まれない祝日ですね。憲法記念日だったり、いろんなものがありますが、そういうものを個別具体的に指定してあげて、それを営業日としては除外するということも可能です。
で、例えばここ、「(2014年)12月25日」、休みじゃない方がほとんどだと思いますけど、これと「2015年1月1日」、この2つを今こんな感じでドラッグしながら選択してあげました。

これで括弧を閉じてEnterを押す。そうすると、はい、日付が返ってくるかと思うと、「42010」という値が出てきました。

これ、「なんかのバグか?」と思われた方がいらっしゃるかもしれないですけど、これはバグじゃなくて、普通に「シリアル値」という数値ですね。日付、時刻を表現するための値、それが「シリアル値」と呼ばれるものです。こういったかたちで、WORKDAY関数はシリアル値を返してきてくれてるみたいですね。
ただ、これ、人間にはちょっと理解しがたい値ですので、それを書式の設定いじって変えていきましょう。

この中から、例えば日付のこれ選んでポンと押してあげると、はい、出てきました、「2015年1月6日」。

これがプロジェクトX、「開始日」を「2014年12月20日」とした時の、「10営業日」経った日が、これですね。そのなかには、ちゃんと「2014年12月25日と(2015年)1月1日は除外してますよ」ということになってます。
例えば、今こちら、「2014年12月25日は祝日じゃないよ。営業日にカウントするよ」ということをやるとしましょう。その時には1回Deleteで消してEnterを押すと、

はい、「(2015年)1月5日」に代わりました。

先ほど、「(2015年)1月6日」だったんですが、今消したところ、「(2015年)1月5日」に変わってますね。
こうした感じで、WORKDAY関数というのは、自分たちがプロジェクトを設定してて、それに「10営業日ぐらいで終わらせよう」みたいなことを決めている時に、具体的にそれがいつ終わるのかというものもわかりますし、かつ、納品であったり、そういうものを営業日単位で管理していらっしゃるポジションに就く方はとても便利ですので、ぜひ使いこなせるようにしていきましょう。
どうもありがとうございました。
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