
2025.02.12
職員一人あたり52時間の残業削減に成功 kintone導入がもたらした富士吉田市の自治体DX“変革”ハウツー
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司会者:話を聞いていて、意志力が強いなと思いました。なんか人ができないだろうなと思うことを、「できるでしょ」と思って自分を信じてやる力がやっぱりすごいんだなと思いました。そういう方が、成功しているって言われる方なんだなとすごく感じたんですけれども。
たぶんお2人もまだお若いので、まだまだこれからもっと成功していかれると思うんですけども、なんか人生の成功って……。ごめんなさい、私の勝手な個人的な興味なんですけど、なにかなって。
私は、死んだ時に、人がなんかこう、最後のお別れだから来たいなというふうにポジティブな感じでお葬式に来てくれるのが人生の成功かなとかいろいろ考えたりするんですけど。
お2人が考えられる人生通しての成功ってどんなことのかなというのを教えてほしいなと思っていたんですけど、いいですか?
芦名佑介氏(以下、芦名):僕は、わかんない方もたぶんいるかもしれないんですけど、僕は50(歳)手前ぐらいで殺されるのが夢なんですよ。
司会者:えっ。
芦名:本当にそう思ってるんですけど(笑)。やっぱ歴史的に、個人的にものすごい影響力を持ってしまった人は、だいたい殺されてるんですね。マイケル・ジャクソンもそうだし、スティーブ・ジョブズも僕は殺されたと思っているし、ジョン・F・ケネディとか。日本だとホリエモンは殺されなかったですけど牢屋に入れられて。
個人的に影響力を持ちすぎてしまうと、政府だったりとか財界がコントロールできなくなってしまうんで、殺すしかないという。まあ50ぐらいで殺されたら僕はすごくいいかなというふうに思っています。
(会場笑)
司会者:なんかぶっ飛んでる感じがいいですね(笑)。ありがとうございます。福山さんお願いします。
福山敦士氏(以下、福山):はい。えっと、そうですね。殺されるとは僕は思ってないんですけども……。
司会者:あはは(笑)。
福山:起業したきっかけにもなるんですけども、私の親父が実は2年前に亡くなりまして、62歳でした。親父の親父、僕のおじいちゃんが60歳で亡くなったんですね。それで、「あれ? 意外と僕も60になったら……」と思った時が2年前にありまして。
と考えた時に、僕その時26だったんですけれども、あと半分ぐらいだと。しかも最後の5年ぐらいってあんまり元気に動けないかなと考えたら、あともう半分もない人生どうやって生きようかなと考えて、会社出るという決断をした。
サイバーエージェントというのはめちゃくちゃいい会社で、すごく仲間もいいですし、やりたいことがなんでもできる環境だったので、まったく出る理由はなかったんですけれども、唯一自分の親戚というか、親が亡くなっちゃったというのがあったので。
意外と人生って短いから、そこから逆算してやりたいことをなるべく順番にやろうとなったら、やっぱりそうは言ってもしがらみだったり、やらなきゃいけないことというのもあるので、会社のためじゃなく、なるべく自分がやりたいことのために時間を使えないかなと考えた、というのがきっかけです。
なので、どうやって最期を終えようというのはまったくないんですけれども(笑)。60歳で死ぬという年表を、今、未来年表というのを書いています。
年表って過去のこと書くと思うんですけど、未来のことについて書きます。1年後、2年後をすごく事細かに書いて、子供が何人、どこに住んで、みたいなことを詳細に書いていく作業を4年前から続けてるんですけれども、それを毎月のペースで見直し、更新して見ていくと、意外と達成できたりとか。
で、このままじゃいけないなと思ったことがあって。わかりやすく言うと「1億稼ぐのはサラリーマンじゃ無理だな」というのがあって、年表に沿って自分を進化させようって、進化に追いつこうって考えていきました。
で、今50、60でやりたいこと、どれぐらい稼げる、どれぐらい資産持ってる、どれぐらい子供がいて、どれぐらい友達とつながり合ってるというところを、一応青写真として書いて、それを見続けております。たぶんそれに近づくんだなって、なんとなく思ってます。
司会者:ありがとうございます。なんか成功者は短命なんですかね(笑)。50、60で人生を終えると。若いのに。
(会場の)みなさんもそろそろ質問されたいかなと思うので、最後1つだけ。今後、ビジネスでどんなことをやっていきたいかというのをお2人に教えていただきたいなと思います。じゃあ芦名さんからお願いいたします。
芦名:僕がこれからなにをしようと思っているかというと、人間を強くしたいなと思っています。今ってものすごく世の中にしがらみが多いと思うんですね。
「常識」というしがらみがあったりとか、「本当はこんなことがしたいのにできない」とか、たぶん上司からのしがらみだったりとか、親からのしがらみだったりとか、周りからのしがらみだったりとか。そういうのをどんどん解決していきたいなという。
で、僕は「ピュア」という状態ほど強いものはないと思うんですよ。
例えば僕が誰かの能力を圧倒的に上げるとか、誰かをものすごくイケメンにすることはできないです。でも、その人間の本当の魅力だったりとか、本当に100パーセントの力を出すってことぐらいまでだったら僕はいけると思うんですよ。それで、その人間一人ひとりが自分の100パーセントを出しきったら、ものすごく人間は強くなると思います。
でも、今ってどうなってるかと言うと、みんながなにかのしがらみに支配されていて、自分の能力のおそらく20パーセントぐらいしか使ってないと思うんですよ。日本はぜんぜん頭打ちは来ていないと僕は思っていて、そのしがらみさえバコンと外しちゃえば、その人間の100パーセント自分のポテンシャルを使うんで、僕はここから日本はもっと跳ねると思います。
なので、人間を強くするために、そういうしがらみを解くような。なんて言うんですかね、勇気を与えたりだったりとか、それを受け止められる愛のある環境を作ったりとかいう、そういうおそらくお手伝いみたいなことをこれからどんどんしていくということになると思うんです。
アウトプットがどうなるかというのは今考えてるんですけど、たぶんその方向に思いっきり突き抜けると思います。
司会者:楽しみですね。動向を追っていきます。ありがとうございます。じゃあ福山さんお願いします。
福山:僕は2社、会社をやっていて、時間軸が違うんですけれども、モスキートーンという会社は、前職のサイバーエージェントの同期と一緒に会社を作って、会社を中から強くするというコンセプトで、HR系のサービス展開を考えています。
もう1つはレーザービームという、イチローのレーザービームから取ったんですけれども、これは一生の仕事にしようかなと思って、あんまりどうやってお金を作ろうとかはまったく考えてないんですけども、生涯通じてやりたいなと思っているのは、ざっくり言うと「勇気を与える」ということです。
僕が小学校の頃に甲子園に出てる松坂選手を見て、野球に憧れて、甲子園に出たいなと思ったように、ビジネスマンもそういうのってあるかなって思って。とくに孫正義さんみたいになりたいとか、サイバーエージェントの藤田社長みたいになりたいというのは、もっともっと出ていいのかなと思ったり、それの若手経営者とか、営業マン版ができないかなと思っていて。
営業マンというのはすごく経営者に近いというか、自分で足を使って、自分で稼いで、自分でお客さんの悩みを聞いてサービスを作って、というのはまさに経営そのものだと思っていて、営業マンのもっと活躍できる社会が作れないかなって考えています。
という軸と、もう1つキャリア教育というのをやろうと思っていまして。「大学4年間で勉強したことが、社会でなかなか役に立ちませんでした」みたいな話をなくしたいなと思っています。もっともっと早い段階からキャリアというのを見つめながら学生時代を過ごしていけないかなと。
わかりやすく言うと、野球をやっていた仲間って、実は仲間にプロ野球選手が何人かいるんですけれども、するとその倍以上プロ野球選手になれなかった友達がいて。そういう仲間がわりと仕事の選択肢がなかったり、「どうしようかな、プロになれなかった、なんかスポーツ関連の仕事ないかな」みたいな話とか。「とりあえず親がやってる仕事引き継ぐか」とか。
もっともっといっぱい仕事の選択肢はありますし、そこにとくにインターネットとかそういう業界にアスリートを連れていければなと思ったりとか。
スポーツとインターネットってけっこう近くて。インターネットもそれこそFacebookとかTwitterって、できて10年経ってないようなサービスが、もう世の中になくてはならない存在になっていて、すごくしがらみがなくて、実力勝負で戦えると。
スポーツも、意外と1年生の夏から活躍しちゃうみたいな実力勝負のところがあって、そういう実力勝負で戦っていたアスリートの後輩たちを、もっと活躍できる環境に呼んでいきたいなと思っています。
僕も教育って言いながら、人を変えることはできないと思っているんですけども、ただ働く環境を変えるだけでバコンと成果が出るというのはよくあると思います。環境もそうですし、部署とかマネージャーを変えるだけとか。
私自身ももともとサイバーエージェントに入って、Webのプロデューサーとかサービス作るほうの人とぜんぜんうまくいかなくて。それで、3年目で営業やってみたらめちゃくちゃうまくいったというのは、能力は変わらなかったと思うんですけども、働く環境が変わるとか、やることが変わるだけでグイッと成果が出る。
これってたぶん世の中全体的なことを含めてそういうことができないかなと思って、もっともっと楽に、もっともっと自分ができることに集中して活躍できる社会を作りたいなと思っています。
第一弾は、実は営業マンのネットワークを作ろうと思っていて。決裁者にアポ取るって難しいじゃないですか。でも決裁者に持っていくのって意外と営業マンだなと思っているので、営業マン同士のネットワークをうまく作って、「こういう商品売れる人?」みたいなのでうまく連携できると、みんな楽になるんじゃないかと思って。作ろうかとなって今、仕込んでおります。はい。そのうちみなさんも招待させていただきます。
司会者:それができあがったらめちゃめちゃいいですね。ありがとうございます。
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