2024.10.10
将来は卵1パックの価格が2倍に? 多くの日本人が知らない世界の新潮流、「動物福祉」とは
第45回:企業・会社ブログは相変わらず有効な方法(全1記事)
リンクをコピー
記事をブックマーク
中山陽平氏:みなさんこんにちは。ラウンドナップコンサルティング代表の中山です。それでは本日も、Podcast『ノン・スペシャリストのためのWebマーケティングラジオ』を始めていきたいと思います。最後までお付合いいただければ幸いです。
今回、「企業ブログ」「会社ブログ」。こういった言葉を聞いたことがある方って多いと思います。運用されている方もきっと少なくないと思います。
ただ、こういった企業ブログや会社ブログというものが、役に立つかどうか、確信を持てないまま運用している方も多いのではないかと思います。
実際は作り方、考え方によって、その効果というものは大きく変わってくるものなので、作ればいいというものではありません。
どう作ればいいというのは、次回にしようと思います。その前に、基本的には企業ブログ、会社ブログといった、その会社の人となりというか、そういったものがわかるようなブログは、効果が出ることがほとんどです。
ですので、やろうかやらないか迷っている方は、やる方向で検討することをおすすめいたします。それはなぜかというと、特にエリアマーケティング、つまり、地域商圏の商売の場合、あるいは全国展開しているけど、相手のことを知りたくなるような商売を営んでいる方には、とくに効果が高いです。
なぜなら、みなさんは買い物をするときに、インターネットで情報をチェックするのが当たり前ですよね。言い方を変えれば、インターネットで情報をチェックするような人にしか、インターネット上では売れません。
そうでない人をターゲットにしている場合は、インターネット、Webサイト以外の顧客との接点を確保しなくては、商売としてはうまくいきません。インターネット上で触れられるお客様に関しては、マーケティングするという前提にはなるんですけども、そういった方は情報を集めるとき、いろいろな情報を集めます。
そのときに、商品とかサービスのスペックだとか、サービス内容といったところを気にするのですが、とはいえ、人間対人間の商売です。絶対に相手の会社のことを知りたがります。
実際にアクセス解析なんかを見ると、ほとんどの場合。会社概要だとかスタッフ紹介など、そういったコンテンツのアクセス数はかなり多いはずです。変なところに隠れていない限り、グローバルメニューなどに置いてあれば、だいたい5本の指に入るようなコンテンツになることが多いです。
どういうことかというと、その商品を売っている人はどういう人なのかを知りたいと思っています。どういう気持ちで、どういう考え方で売っているのかで、実際に自分が得られるベネフィットが違うということを、みなさん本能的にわかっているからです。
片手間にやっている商売と、そうではなく本気でやっている商売であれば、本気でやっている商売のほうが自分たちにとって利益、ベネフィットが得られることを、みなさんわかっています。そのサービスの品質もそうなのですが、それを提供している会社にも興味があるのです。
今回作っていただきたいと言っている、企業ブログ、会社ブログ、それから会社概要。このあたりはそういうコンテンツがあれば、アクセスは必ずあります。
求められているコンテンツのマーケティングですから、基本的には持たなければいけないということになります。ということで、人となりみたいなものをアピールしなければいけません。
どんな人が商売しているのか知りたい。あるいは実際に対面で最終的にはサービスを受けなければならないような商売の場合は、必ずこれを行ってあげてください。やり始めると、絶対にアクセス数は増えると思います。
このときに、よく言われることでもあるのですが、基本的には自分のサイトの同じドメインの下にコンテンツ、ブログを作っていくようにしてください。そのほかの無料ブログ、外の無料ブログで作ることはまったくお勧めできません。
これには、いろいろな観点があるのですが、同じサイトの中にあったほうが、スムーズに見やすいですし、SEOの観点でも、きちんとした品質のブログが定期的に更新されていく。つまり、コンテンツが増えていくことは、ロングテールのキーワードで集客を増やすということにもつながります。ですので、基本的には同じドメインの中に作ることが必須です。
ぜひ、サイトの中に作ってあげてください。たとえば、ほかのブログサービスなどを使う。これは簡単なのでやりがちですが、それはお勧めできません。
そのうえで、どういうふうに作っていくかですが、具体的にどういう順序でやるかというのは次回お伝えします。今回は、まず、ひとつ押さえておかなければいけないこと、次回までに考えておいていただきたいことをお伝えします。
では、いったいどんな内容を書くかというと、それ以上にその内容を定期的に発信できるようなネタがあるかどうか。ここに尽きます。
ブログというもので一番難しいのは、継続です。続けること。たとえば、1年前で更新がストップしてしまっている。そういうブログがあった場合、ものすごく印象が悪くなります。
いろいろな要因がありますが、「ここはもしかしたらこのタイミングを機に、お客さんの方を見ないような商売をするようになってしまったんじゃないか?」あるいは極端に言ったら「潰れてしまったんじゃないか?」それから「飽きっぽい会社なんじゃないか?」マイナスの要因にしかなりません。プラスの要因がまったくありません。
途中でやめてしまうくらいだったら、やらないほうがまだいいです。ですので、絶対に続けるということを必須条件としてください。でも、実際にブログを始めるとわかりますが、ずっと続けるというのはものすごく大変です。
それはなぜかというと、ネタがないからです。ネタがないいけれども更新しなければいけない。というふうになると、ダメなパターンに言われるような、今日のお昼ごはんの紹介であったり、最近の家族がなんとかとか。飲み会の様子とか。そういうお客さんにとって、どうでもいいようなコンテンツを投稿するだけになってしまうことに、なってしまいます。
これは、ぜんぜんビジネスに結びつきませんので、うまくやれば結びつくかもしれませんが、結び付きづらいです。そうではなく、お客さんがちゃんと知りたがるようなコンテンツを、定期的に配信できるような体制を作っていくことが大事です。
まずは何を投稿するのか。お客さんに対して何を定期的に教えてあげればいいのか。そして毎日でなくてもいいですから、週に2回とかそれくらいでいいです。誰がやるのかというのを考え、定期的にネタが供給されるのかどうか、あるいはどうやったら供給できるようにするのか考えましょう。
たとえば、毎月、展示会をやっている。といったようなパターンであれば、そこでもらったアンケート。これを基にして、1回につき1アンケートに対し感想を書く。みたいな感じであれば、ネタはありますので、なんらかのことは書けますよね。
そして、お客様のアンケートに対してですから、ビジネスにもきちんと流れるような内容になります。
それ以外にも、たとえば英会話教室みたいなところであれば、英単語の語源とか。そういったものはABCDと順番にたどっていけば、これも基本的には無限にありますよね。というように、ネタ元を先に考えて、そして始める。こういう流れが必要です。
実際にどう作るのかという前に、どんなものだったらうちは供給できるだろう。というのを先に考えておいてください。
それがある程度、いけるなということでしたら、次に、誰に対してやるのかとかゴールは何なのかとか、継続できるようにするのかとか。それから同じようなブログをやっているところがあれば、どう差別化するのか。そういった具体的な戦略のところに入っていけます。
まず、そのあたりを身の回りで探してみてください。お客様にとってみなさんが人なりを伝えることが大事な商売なのであれば、ブログをやることは必要です。ただ、始める前に、きちんと続けられるようなネタがあるかどうか。これだけを5個とか10個とかいっぱい探してあげてください。
そのうえで、次回にお伝えするブログの運用の仕方、考え方、書き方、何を書くかといったところを押さえていただけたらと思います。それでは今回のPodcastは以上です。
ブログというものは、Web上で情報を探していくような人にとっては、とても嬉しいはずです。また、相手がどんな人かっていうことを知りたいですよね。ですので、ぜひ検討してみてください。
それではまた次のPodcastで、お会いできれば幸いです。ご意見ご感想など、お待ちしております。では、ラウンドナップコンサルティングの中山がお送りしました。最後までお聞きいただきまして、ありがとうございました。
2024.11.13
週3日働いて年収2,000万稼ぐ元印刷屋のおじさん 好きなことだけして楽に稼ぐ3つのパターン
2024.11.11
自分の「本質的な才能」が見つかる一番簡単な質問 他者から「すごい」と思われても意外と気づかないのが才能
2024.11.13
“退職者が出た時の会社の対応”を従業員は見ている 離職防止策の前に見つめ直したい、部下との向き合い方
2024.11.12
自分の人生にプラスに働く「イライラ」は才能 自分の強みや才能につながる“良いイライラ”を見分けるポイント
2023.03.21
民間宇宙開発で高まる「飛行機とロケットの衝突」の危機...どうやって回避する?
2024.11.11
気づいたら借金、倒産して身ぐるみを剥がされる経営者 起業に「立派な動機」を求められる恐ろしさ
2024.11.11
「退職代行」を使われた管理職の本音と葛藤 メディアで話題、利用者が右肩上がり…企業が置かれている現状とは
2024.11.18
20名の会社でGoogleの採用を真似するのはもったいない 人手不足の時代における「脱能力主義」のヒント
2024.11.12
先週まで元気だったのに、突然辞める「びっくり退職」 退職代行サービスの影響も?上司と部下の“すれ違い”が起きる原因
2024.11.14
よってたかってハイリスクのビジネスモデルに仕立て上げるステークホルダー 「社会的理由」が求められる時代の起業戦略