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(2026年再掲版)マネジャーの本来業務って何? プレイングマネジャーからの卒業~部下に仕事を任せていこう!~(全2記事)

プレイングマネージャーが“パンク寸前”になる理由 管理職に求められる5つの仕事 [1/2]

【3行要約】
・プレイングマネージャーの負担が増加する一方で、膨大な役割を抱えてパンク寸前に陥る人は少なくありません。
・登壇者の佐久間大輔氏は、現場と経営層をつなぐ「結節点」としての役割など管理職の多すぎる業務課題を指摘しています。
・多岐にわたるマネージャーの業務を5つに分類し、本当に注力しなければならない核となる仕事の全体像を提示します。
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プレイヤーと管理職の「仕事」の違い

佐久間大輔氏:続いて、管理職がやる仕事。管理職の役割と仕事にどんなことがあるかを見ていきましょう。

もともとプレイヤーとして活躍されていた方は、個人でしっかりと仕事を行って、結果を追い求めていくことが大事なので、プレイヤーだけの視座にとどまっていると「個人としてどう結果を出せばいいか」っていうところを見ていくようになります。

プレイヤーとして結果を出してきた方の仕事の考え方としては、今目の前にあることにしっかりと集中しながら結果を出していくことだったと思います。

一方で、管理職のマネジメントの仕事を考えた時には、目の前のことだけをやるだけではなかなかうまく回らないと思います。なぜかというと、メンバーの人たちに売上を立ててもらったり、人員の配置を考えたり、新しいサービスを考えたりっていうかたちで、どちらかというと一手、二手先を読んでの行動をすることになりますよね。

プレイヤーとしての仕事はどちらかというと、「現時点でどうしなければならないのか」。管理職は「一手先、二手先を見据えて部や課を動かしていく」ことが大事になります。

なので管理職になってから視座を変えるのではなくて、管理職になる前に視座を変えながら行動することが必要になってくるんじゃないかなと思います。

最終的には、チームのメンバーの力を活かして、組織として結果を求めることが大事になります。

核の部分に触れているドラッカーのマネジメント

「(このことの根拠は)どこから来ているのかな? なぜこんなことが言えるのかな?」っていったところで。これは私個人が思っていることではなくて、みなさんも本とかで見たことがある、もしくは聞いたことがある人が多いかと思いますが、ピーター・ドラッカーさんが説くマネジメントに同じようなことが載っております。

マネジメントの本は本当にたくさんあります。自己啓発などで、みなさんもいろいろな書籍を読んだことがあると思います。いろいろな知見があり、定義も多少異なってくるんですよね。

本当に何を大事にしなければならないのかっていう核の部分にしっかりと触れているのが、私はドラッカーさんのマネジメントだと考えております。

マネージャーは「自分の組織の成果に責任を持つ人」

(スライドを示して)特に1つ目です。「マネジメントとは組織に成果を上げさせるための機関、機能、道具」と言っております。今日は「機関、機能、道具」というところはそこまで深く考えなくていいので、「組織に成果を上げさせる」というところを考えてください。

先ほどから話しているように、マネジメントは自分自身が成果を上げることではなく、組織に成果を上げさせるために何をしなければいけないかになります。

特に組織に成果をもたらすことというのが、「顧客が何を考えているか」「企業の目的が何なのか」「働く人をどうやって活かすか」。その強みを活かして成長を促すことが、最終的には次に示すような、「マネージャーとして組織の成果に責任を持つ人」になります。

なのでマネジメントをするっていうことは、組織に成果を上げさせるために、いろいろな工夫をして、最終的に自分の組織の成果に責任を持つ人ということになります。

(ドラッカー氏の)本を何回も読まれていて、「その内容は知っているよ」という方も多いかもしれないんですけれども、ドラッカーさんが言っていることが広く知れ渡っているのは、具体例が本の中で豊富で、普遍的な内容があるからだと思います。なので、みなさんにも広く知れ渡っているのかなと思います。

「ヒト・モノ・カネ・情報」で成果を生み出す

じゃあ、実際にドラッカーさんが説くマネジメントを少し細かく見ていきましょう。

マネージャー、「組織の成果の責任を持つ人」というのがどんなものなのか。役割を見ていただければと思います。

経営資源の統合による成果創出っていうことで、経営資源にはいろいろありますよね。ここをぶつ切りで考えていてもなかなかうまくいかないです。

なので1つ目に関しては、経営資源を単体で動かすのではなくて、「ヒト・モノ・カネ・情報」を統合して総合的に考えていくことで、より高い成果を生み出すと考えております。

4つ全部掛け合わせなくても、「ヒトとモノ」「ヒトとカネ」のような2つの掛け合わせでもいいと思いますし、3つの掛け合わせでもいいと思います。状況によっては4つ掛け合わせてもいいと思います。ただ単に、1つだけで考えないっていうことですね。

現在と未来のバランスを取る

続いて、先ほども話したように、プレイヤーは現時点を見ることが多いです。管理職は一手、二手先を読みましょう。もちろん現場の意見とか、現場で何が起こっているかも重要なので、現在と未来、未来と現在、これを天秤にかけた時にどちらが大事かというわけではなくて、どちらもしっかりとバランスを取りながら見ていくことが必要になります。

このバランスっていうのは5:5ではなくて、あくまでもその時のバランスになりますので、より未来を見据えて行動したほうがよくて6:4になる時もあれば、時代の変化の流れが激しいので今すぐやらなきゃいけないことがあるよねってなれば、現在のほうに注視していただく。そんなようなかたちになると思います。

みなさんふだんやっている仕事も多いとは思いますが、どんな仕事が管理職には必要かを次に示させていただきたいと思います。

縦断的にも横断的にも結節点になる

企業にとって、マネージャーとは極めて重要な役割を担っています。特に現場とトップの経営層のところを間でつなぐ潤滑油、「結節点」とも書いてありますが、双方の橋渡しをするような役割も担っております。トップからの意見を単に伝えるのではなくて、現場の意向や意見、あとは動機付けをして関与していくのも必要です。

また、縦断的な結節点だけではなくて、横断的な結節点、つまり部署を通り越しての、同じ管理職同士の横のつながりも大事になります。

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