お知らせ
お知らせ
CLOSE

ポストが詰まっている!「能力不足なのに異動しない上司」への対処法(全1記事)

上司が“無能化”する3つの要因 「できない上司」に振り回されないための処方箋 [2/2]

上司の強みを自分のリソースに変えるコツ

さぁ、では2つ目。「上司の得意なところを頼る」です。上司というのは曲がりなりにも上司なんですよ。部下にはできないことがあるんですね。それは何だと思います? それを知っておくことです。いくら有能な部下でもできないことが、上司だからこそできることがあるんですよ。

それは何かというと、過去の経験を使うこと。もう1つが、社内の政治力。これだけじゃないんですよ。人間関係の調整力。このあたりは強いと言われています。コミュニケーションとか、意味を取るとか、影響力を考えるとか、このへんは長けているんですよ。若手のプレイヤーよりも圧倒的に長けています。長期的にものを見たりとか、広くものを見たりします。

このように、頼れる部分・光る部分をあなたのリソース・武器として使うんですよ。例えば役員に会って話をしたい時に、なかなか会えないですよね。会ってもいいんですけども、なかなかその時間が、「何かあったのか?」と言われます。ではなく、上司を使って一緒に役員のところへ行って話をして、上司から補足をしてもらうというやり方もあるわけですよね。

だからこう考えてください。上司は「使えるもの」というよりも、先ほどフォロワーシップで言った「支えるもの」「カバーするもの」でありながらも、もう1つ。2つ目は、上司というのは、リソースとして使うものなんですよ。これを覚えておくと楽ですよ。上司は「使うもの」「アイテムです」「ツールです」というふうに、あえて思ってみてください。すると、できない上司と見える人も見え方が変わってきたりします。

上司以外にも、影響力のある人との「裏動線」を築いておく

3つ目、意思決定ルートを別に持つということです。「裏動線」を用意しておくということですね。その上司がすべて却下することもありますよね。斜め上の関係者や上司の上司との接点を、ふだんから雑談でもいいので持っておくことですね。誰が本当に影響力があるかを見極めるのも、組織でやっていくためにすごく重要です。

「あの人を動かしたらこれを動かすことができる」「あの人を動かせば、上の上司と自分の直属の上司もイエスと言いやすくなる」。こういった力学は知っておいたほうがいいでしょうね。裏動線を用意しておくといいでしょう。なので、ふだんから他部署と直接連携をしておくとかね。これがけっこう大事だったりして、向こうの上司から上に上げてもらうこともちょっとできるし。

あと、忘れてはいけないのは、実は直属の上司に対してのケアも必要なんですよ。裏動線というのは上司飛ばしをするわけですね。上司飛ばしをすると、上司の評価が下がりますよね。いや、もっと言うとあなたの評価が下がるかもしれないんですよ。上司も値打ちが下がるし、上司飛ばしをすると、あなたに対する上司の見方も変わりますよね。

これは上司が悪いんじゃないんですよ。こちらの振る舞いの問題なんですよね。なので、上司の承認はちゃんと取る。体裁をちゃんと守らないと、その人の存在価値が脅かされるわけですね。このあたりは裏動線を持ちながらもちゃんと体裁は保つということは、やはり大人としてやっておくべきです。ということなんですよね。

私も会社員の時は裏動線を持っていました。いや、裏動線を持っている人は多いと思います。私が上司の時も裏動線を持たれていました(笑)。なので、上から言われるんですね。当時は呼び捨て文化があったので、「伊庭さぁ。俺思うんだけど、これ、やっておいたほうがいいんじゃない?」「いやぁ、俺やりたくないんですよね。まだ○○で」「でもさぁ」と言ってくるんですよ。「俺ぇ」とかね。

「やってほしいんだよね」「やってほしい? どういうことやねん」。後からちゃんと話すと、実は部下から相談が上がっていて、僕は反対していたみたいですね。その反対する理由もよくわかるらしいんですけども、「それはやらせてやってくれよ」という話だったみたいなんですよね。裏動線を部下が持っていたというね。でも、めちゃくちゃできる部下でしたけどね。裏動線を持つことは悪いことではないので、ぜひお待ちください。

「できない上司はなかなか異動しない」からこそ

さぁ4つ目。上司の評価を上げる感覚を持つことですね。できない上司に対しては、「この人はできないから外に飛ばすぞ」と思いたくなるんですけども、上司はなかなか外に飛びません。どこかへ行きません。上司ってなかなか異動しないんです。できる人から上にどんどん上がっていったりするんですけど、なかなか上がらないですよ。

じゃあどうするかと言うと、簡単な方法を言いますね。上司の評価を上げてあげるんですよ。「えぇ!? 好きじゃないのに」と思われたかもしれませんが、そこは大人になっていただきたいんですね。

会社もその直属の上司に対する能力は、50点とか60点とか思っているわけですよね。「変わらねぇな。本当は若い人にお願いしたいな」と思いながらも降格させるわけにもいかないし、行くところがあるわけでもない。そんなことはよくあるわけですよね。この時に求められるのは、「上司の評価を上げてあげる」という感覚。これを持っていると楽ですよ。できる人は持っています。説明しますね。

まず、上司と問題意識をすり合わせてください。きちんと上司の話を聞いてください。きっとずれていると思うんですよ。ずれてなきゃラッキーですけどね。ずれていたら、自分の考えをお伝えしてインストールしていきます。

ちょっとすり合わせをするんですね。「じゃあそれをやりましょうか」と言って、あることをやり始めます。そして対策を考えて動かしていくわけですね。その時に動くのはあなたです。あなたが動きながら、その関係者を動かしながら進めていきます。

でも、スタンドプレーじゃないんですよ。その上司を立てながらやるんですね。「あの人のおかげで自由にさせてもらえているので、あの人の決裁のおかげでこれができているのでやりやすいです」と言うんですよ。「いや、これも○○さんのおかげですよ」「○○さんのおかげです」「○○さんだから」と言っていたらいいんですよ。

上司の評価を上げられるような部下は、本人も評価される

これね、見せ方が大事で、心の中では「本当にしんどいなぁ、マネジメント」「上司マネジメント、ボスマネジメントしんどいなぁ」と思っていても、それは口にしないんですよ。「あの人のおかげでやりやすいです」「これ、あの人のおかげでさせてもらっています」ということを言い続けてください。

実はわかる人はわかっているんです。誰もがその上司を50点、60点と思っているけども、「この部下、やるなぁ」と誰もが思うでしょう。これが、できる人が実はやっている裏工作でございます。そして先ほど言ったように、上司をツール、アイテムとして使っていくわけですよね。結局、上司に動いてもらうので。

ということなので、私はこの4つ目の話が、いちばん持っておくと楽かなと思っています。これを持っていれば自ずと、先ほどのフォロワーシップにも影響しますよね。そういうことなんですよ。ぜひこの感覚を持ってください。

これね、営業も一緒で、私は営業を長年やっておりましたが、全担当者さんがすごいなとは思わないんですよ。でもね、「すべての担当者さんの人事考課を上げてあげよう」という気持ちを持っていました。その結果、偉くなっていかれると。その人の力で偉くなるんですけどね。出世されるんですけども。

でも、「人事考課を上げてあげよう」というこの感覚と一緒だと思いません? ということです。「上司の人事考課を上げてあげよう」ぐらいな感じで動いてみれば、間違いなくあなたも評価されるという構造になっています。

さぁ、今日のお題はお役に立ちましたでしょうか? このチャンネルは、あなたの職場でのパフォーマンスを高める本当のTipsを紹介するチャンネルです。有料級の話をしますので、ぜひチャンネル登録をよろしくお願いします。

続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。

会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
スピーカーフォローや記事のブックマークなど、便利な機能がご利用いただけます。

無料会員登録

すでに会員の方はこちらからログイン

または

名刺アプリ「Eightをご利用中の方は
こちらを読み込むだけで、すぐに記事が読めます!

スマホで読み込んで
ログインまたは登録作業をスキップ

名刺アプリ「Eight」をご利用中の方は

デジタル名刺で
ログインまたは会員登録

ボタンをタップするだけで

すぐに記事が読めます!

関連タグ:

この記事のスピーカー

同じログの記事

この記事をブックマークすると、同じログの新着記事をマイページでお知らせします

コミュニティ情報

Brand Topics

Brand Topics

人気の記事

    新着イベント