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『Googleで学んだ 圧倒的成果を出し続けるマネジャーの最優先事項』トークイベント(全5記事)

部下を注意したら“心理的安全性に悪いです”と反論が… 管理職をモヤっとさせる現代マネジメントの壁 [1/2]

【3行要約】
・成果を出し続けるチームと、心理的安全性に甘んじて停滞するチーム。その決定的な違いは、この概念を「目的」と捉えるか「手段」と捉えるかにあります。
・元Googleの中谷公三氏らは、「心理的安全性はあくまで成果を出すための方法であり、何をしてもいいわけではない」と、現場での誤解を鋭く指摘します。
・マネージャーが部下の潜在能力を最大限に引き出すために必要な、信頼関係の築き方とエンパワーメントの本質を本書から学びます。

エンパワーメント型マネジメントの核心を体系化した1冊

司会者:本日はお忙しい中、『Googleで学んだ 圧倒的成果を出し続けるマネジャーの最優先事項』出版記念オンラインイベントにご参加いただき、誠にありがとうございます。

本書はGoogle日本法人で長年マネジメントに携わってきた著者陣が、現場で培ってきたエンパワーメント型マネジメントの核心を体系化した1冊です。組織を動かすのは人であり、人の潜在能力を解き放つのがマネージャーの仕事である。その思想を漫画と解説というかたちでまとめた、非常にユニークで実践的な1冊になっております。

本日はご購入特典として、著者のみなさま、そしてエール株式会社取締役、篠田真貴子さんをお迎えし、「マネージャーの仕事は何か?」をテーマに深く議論していただきます。

それではここからは、本日のモデレーターを務めていただく篠田真貴子さんに進行をお願いしたいと思います。篠田さん、どうぞよろしくお願いいたします。

篠田真貴子氏(以下、篠田):はい。今日のモデレーターを務める、エール株式会社取締役の篠田です。よろしくお願いします。

今日のこのイベントは、この本を買ってくださった方が対象とはいえ、見えます? (本が)分厚いですよね。「持っていますよ」という方もいれば、「読みましたよ」という方もいらっしゃるという前提で(笑)。

ただ、少しはご覧になったり、お手元にある方もいらっしゃると思うので、中身を詳しくというよりは、この本をお書きになった背景とか。みなさんから事前に(いただいた)ご質問でちょっとモヤモヤしているところもうかがっているので、そういったことを著者のみなさんにぶつけて、多方面から本を深掘りしていく時間にしたいと思っております。

Google出身の著者陣が語る、三者三様のキャリア

篠田:じゃあ、まず簡単に自己紹介として、お名前とGoogle歴みたいなところを少しお話しいただけますでしょうか? 

中谷公三氏(以下、中谷):みなさん、こんばんは。著者の1人の中谷公三です。私はGoogleで(2026年)1月まで8年8ヶ月働いていました。アジア太平洋地域の執行役員、ディレクターとして、日本・韓国・東南アジア・オーストラリアというような地域を統括しておりました。

1月に、この(本の)出版とともに会社を辞めましたので(笑)、今はキャリアブレイク中ということです。今日はどうぞよろしくお願いします。

諸橋峰雄氏(以下、諸橋):みなさん、こんばんは。諸橋ネオと言います。私は4年半ぐらいGoogleに勤めていました。この2人と一緒の部署で、日本を中心に、一時韓国のほうも統括していました。どうぞよろしくお願いいたします。

篠田:よろしくお願いします。はい、お願いします。

水野ジュンイチロ氏(以下、水野):漫画家の水野ジュンイチロと申します。漫画家が本業で、Googleが副業です。

(一同笑)

新卒から12年ぐらい、2025年まで働いていました。よろしくお願いします。

篠田:よろしくお願いします。ということは、お三方は同じ部署で働いていたと。

水野:そうですね。

篠田:いわゆる会社の組織図的に言うと……あ、ここからはGoogle流で、「下のお名前で呼ぶ」でよろしいですか?

中谷:はい、大丈夫です。

篠田:決して暇な職場じゃないと思うんですけど、少なくとも公三さんとジュンさんは在職中からこの本をもう「書こうか?」という話に(なったのは)、どういう経緯だったんですか?

中谷:それで言ったら、(本を書く話をした時には)ネオさんもまだ会社にいたよね。

水野:全員いましたね。

諸橋:書こうと決めたのは、僕もまだいた時で。

篠田:あ、3人とも。そうですか。ちょっとそのあたりの誕生秘話をぜひお願いします。

中谷:僕は記憶が曖昧だから....。

水野:(言い出したのは)誰なんでしたっけ?

諸橋:僕。

水野:あ、そうですね(笑)。

(一同笑)

2年にわたる執筆の裏側

諸橋:もともと3人で食事をしていた時に、「けっこう3人で仲良くやっているよね」と。でも、近いうちに誰か抜けていくし、私がたぶんすぐ抜けるという話になって、せっかく3人集まったんだから辞めた後でも活動とかアウトプットがあると良いよねという話をしていたんです。その時に、たまたま私の頭に(浮かんだ)、「本とかどうでしょうか?」というものに、2人が「いいね」と乗ってきた。

篠田:なるほど。

諸橋:ジュンさんは漫画家でもあったので、たまたまその時に「あ、なんだかGoogleと漫画って良いコンビネーションじゃないの?」というので、なんとなく盛り上がって、それで企画を出版社のディスカヴァー(・トゥエンティワン)さんに持ち込んだと。

篠田:その行動力、すごいですね。そういう世間話的なことって、職場の同僚で、自分たちに達成感があったりするプロジェクトですと、「ちょっとこれ、まとめない?」みたいなところまでいきそうな気もするんですけど、そのような状況ではなかったのですね。

諸橋:だいたい社交辞令で終わっちゃうことが多い。

水野:確かに、よくやりましたね。結局、2年ぐらいかかったんでしたっけ?

諸橋:そうです、そうです。

篠田:途中で止まることもなく?

中谷:止まりましたよ(笑)。

(一同笑)

諸橋:止まったから2年もかかっちゃった。

中谷:だから、(著者二人が)途中で辞めていくから、辞めてもちゃんとコミュニケーションを取りながら、これを完遂させようというのは、もう出版社の方々と我々との信頼関係で。

水野:そうですね。ディスカヴァーさんに多大なご迷惑と……。

中谷:ご迷惑とご尽力をいただきました。

諸橋:やはり、それを2年続けたことに、僕らがんばったなって……。

(一同笑)

篠田:ご覧いただいている方も、まず「がんばった!」と、ちょっとコメントとか拍手をしていただけると。

(一同笑)

私はZoomも見えるので、チャットにも書いていただけたらうれしいです。

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