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頑張らなくていい。これだけでプレマネ管理職の忙しさが激減!(全2記事)

“1人でがんばりすぎる管理職”はかえって組織に悪影響 プレイングマネージャーの忙しさを軽減する3つの視点

【3行要約】
・管理職の9割がプレイヤーとマネジメントの二刀流を強いられる一方で、時間外労働の抑制を求められる矛盾に苦しんでいます。
・研修トレーナーの伊庭正康氏は、河合満氏の「横着なやつがカイゼンがうまい」という名言を引用し、がんばりすぎる管理職は部下の成長機会を奪ってしまうリスクがあると指摘します。
・伊庭氏は、管理職はリスクマネジメントを徹底しつつ、不要な業務を取り除く「横着さ」を身につけることを提言します。

管理職の忙しさを軽減する3つのテクニック

伊庭正康氏:研修トレーナーの伊庭です。今日のテーマは「管理職、もうこれ以上頑張らないでください」「がんばればがんばるほど、実は会社にとって迷惑になっているかもしれない」。そんな話をしていきます。もうがんばらないでください。プレイングマネージャーの忙しさを激減させる具体的な方法をテーマに紹介していきます。

メニューはこちらです。1つ目「管理職は、忙しさがストレスの源」になっていますので、忙しさを取り除いていきます。そして2つ目が「がんばる管理職は迷惑だ」ということを、ぜひ(意識に)刷り込んでおきましょう。「がんばらないほうがいい」という話もします。そして3つ目「管理職は、〇〇でないと務まらない」。

最初にお伝えしておきますと「まじめな人ほどダメ」という話をします。そして4つ目が「管理職が、今すぐに捨てるべき3つのこと」をお伝えしますので、1個でも当てはまれば「もう、今日から捨ててしまいましょう!」という話を紹介します。

このチャンネルは年200回登壇する研修講師の伊庭だからこそお伝えする、本物のTipsを紹介するチャンネルです。

多くの課長のプレイングマネージャーという過酷な現実

まず1つ目を考えていきましょう。「管理職は、忙しさがストレス源になっている」という話になります。

管理職、忙しいでしょうか? めちゃくちゃ忙しいと思います。かつてないほど忙しいでしょうね。なんで? (一説には)課長の9割がプレイングマネージャーだからです。自分の業務とマネジメント業務って、使う筋肉がまったく違うんですよね。ですから二刀流です。大変だと思います。

その上に、やることが増えていませんか? 「1on1面談をやれ!」とか、「リスクマネジメントのために、あの資料を提出しなさい!」とかね。さらにはデジタル化の影響で楽になると思いきや、やることが増えています。ミーティングが多いですよね。「オンラインでちょっと打ち合わせできませんか?」。これ、相当に時間が取られますよね。

それでいて「時間外の労働は抑制しなさい」って言われるんですよね。やることは増えているのに「抑制しなさい」。さらに上司からのプレッシャーと、部下からのプレッシャーの板挟み。これが管理職の置かれている状況ではないでしょうか? 

がんばりすぎる管理職は組織に悪影響を与えてしまうことも

まず、私が全体を眺めて整理したことは、結局は「忙しいから」やるべきことができていない。その結果が、プレッシャーとなって現れているということじゃないかなと思います。

やるべきことが、忙しくてできていない。「忙しくて」。(それならば)忙しさを取り除けばいいんですよね。忙しさを取り除く簡単な方法を紹介していきますので、楽しみにしていてください。

まず「がんばる管理職は迷惑でしかない」。これは、自分のためにぜひ(意識に)刷り込んでください。私もこれ、管理職時代に刷り込みました。私は以前、プレイングマネージャーで営業管理職をやっていましたが、「何でもかんでも自分でやろう」と思うタイプでした。実は、それが良くないということも目の当たりに……いや、痛感させられまして。もう、それは捨てました!

もう一度言います。「がんばる管理職は迷惑でしかない」。それを肝に銘じておきましょう。ではいきますね。自分の業務、マネジメントの業務をがんばるというのは、ちょっと手放したほうがいい。そんな話をしていきます。副作用があるからです。

仕事を抱え込む管理職がもたらす3つの深刻な副作用

1、「部下の成長機会を奪っている」。そうですよね。何でもかんでもやったら、部下の機会を奪っています。

例えば「子育て」としましょうか? 洗濯物を洗濯した。畳んでタンスに入れてあげる。子どもは、タンスを開けて服を着替えるだけ。もちろんこれはこれでね、悪い話ではありません。ですが、あえて心を鬼にして「洗濯は自分でやりなさい」「自分で畳んで、ちゃんとタンスに入れなさい。そして自分で着替えなさい」。というふうに、そのやり方を教えておいたほうが、その子は自律しますよね。

ということは、ちょっと心を鬼にして「あえて、やり方を教える」なんていうことも大事なんですよね。そして2つ目が「部下の問題解決が遅くなる」。これは相談に乗ってほしい時に「いつも上司が会議でいない」。これを私、目の当たりにしております。「伊庭さん、いつもいないですよね」って言われたことがあります。

でも僕は思ってました。「仕方ねえじゃん! 会議があるんだから!」。会議が続くんですよ。それでプレイングマネージャーでもあるので、お客さまのところに行ったりもするんですね。

「伊庭さん、いつもいないですよね」「しゃあないやないかい!!」と思いながら「ごめん、ごめん」って言っていました。「しゃあないやないかい!!」と思っている時点でダメなんですよね、実はこれ、心で思うだけでNGです。つまり、仕方なくないんですよ。「忙しいこと」は、やはり問題なんですよね。

新しい挑戦に取り組む時間的余裕がない

そして3つ目「イノベーティブな挑戦がない」。私、上司から言われたことがあります。「伊庭、もっと来いよ!」「物足りないよ」。そんな感じだったんですね。(自分としては)「ちょっと待ってくれ。俺、やることはやっているぞ」と。

部下のマネジメントもやって、自分で結果も出して「やることやっているぞ!」。(でも)上司は「もっと来い、もっと来い」って言うんですよね。「何しにいくねん!」っていう話ですよ。これです。上司のところに何をしにいくんでしょうね? 

もっと「こんなことをやりたいと思っています」と、言いに来いという話なんですよね。「なんで自分の配下のマネジメントを粛々とやっちゃっているの? もっとあるでしょう?」「俺のところに相談に来いよ」「俺のところに話をもって来いよ。俺、動くからさ」。イノベーションを起こせよという話なんですよね。

どうでしょう? 日々、忙しくしていると、この3つが副作用として起こってしまいます。1、「部下の成長を奪っている」。2、「部下の問題解決が遅くなる」。3、「イノベーティブな挑戦がない」。この3つが揃っていれば、もう絶対に注意してください。私はそれを、まざまざと反省させられております。

「管理職は横着でないと務まらない」という言葉の意味

(続いて)「管理職は、〇〇でないと務まらない」という話をしていきます。答えは、管理職は「横着」でないと務まらない。これです。完璧主義な人はダメという話になります。管理職は、横着ではないと務まらない。これは河合(満)さんという、トヨタ自動車の元副社長の言葉ですね。有名な言葉です。「横着なやつがカイゼンがうまい」。

つまり、部下の仕事を増やすのではなく、楽にしてあげること。これが現場の長の仕事なんだということですね。まじめな人は、「また仕事を増やすんですって。仕事を減らしたら、また仕事を増やす」。

念には念を入れてね。なので、横着な奴のほうがカイゼンがうまい。楽をしようとすることは、悪いことではない。現場をよくご存じなんでしょうね。「ご存じなんでしょうね」って、(この方は)現場の鬼と言われております。ポジティブな意味で言っておりますのでね。

これってね、本当に「管理職に言えることじゃないかな?」と思うんですよね。横着じゃないと務まらないですよね。どうでしょう? あなたが部下だった場合に、(仕事を)任せてくれる、多少のミスや粗さは許してくれる上司か、細かく重箱の隅を突くような上司のどちらが好きですか? どちらが成長できそうでしょうか?

部下の立場から見た理想の上司像とリスクマネジメント

部下の立場になれば、わかりますよね。ということは、横着なほうがいい。ただ、横着というのは、良い意味で言っていますからね? 「何か手抜きをしましょう」じゃないんですよ。不要なことをどんどん取り除いていきましょう。「取り除いたらどうなるの!? 念には念を入れて!!」が、ダメだということを言っています。はい、「横着でないと務まらない」。

もう一度言います。部下の立場から見たら、多少(のミスや粗さ)は許容してくれる上司か、重箱の隅をキュキュキュッと突く上司。どちらの社員の下に就きたいですか? どちらが成長できそうでしょうか? 答えは1つ、ということなんですよね。

なので「横着な上司のほうがいい」。もっと上の方も、そう思っておりますということなんですよね。ただ1個だけ、リスクマネジメントはちゃんとしてくださいね。そこだけ、お願いします。

リスクマネジメントをすることも含めての横着。任せていくという話なんですよ。「もしこうなったら、こうならないように予防策を張っておいて」。それが起こったら事後対処をすればいい。なので予防策もちゃんと考えておきます。予防策を考えずにどんどんやると、取り返しのつかないことも出てきますよね。そこも含めて「横着になれ」と言っています。

そこを考えずに、重箱の隅を突く人はイマイチになっちゃうわけですね。必ずリスクマネジメントをしておきます。それでコミュニケーションとか、全体設計は横着でいいという話をしています。ちょっとややこしい話かもしれません。一応そのように考えておいてください。横着でありながらも、リスクマネジメントをしてください。

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