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どんなPMに機会が与えられるか?与えるべきか?(全4記事)

実態調査が示す「選ばれるPM」の共通点 どんなPMに機会が与えられるべきか? [2/2]


回答平均点が一番高いものは?

横道:一方で、実際にアサインした相手というレベル感はどう見なしていたかっていうのは、青いのがジュニア、赤がミドル、黄色がシニアっていう感じになっています。

つまり分布が右にいっている感じがすると思うんですが、ストレッチしたアサインをしたっていうことですね。ジュニアに一人前のアサインとか、一人前にシニアのアサインをした……みたいに捉えてもらえればいいです。

「じゃあ、どういうものをメインミッションにしたものでしたか?」の話でいくと、プロダクト責任とかディスカバリーとかプロダクト機能の定義みたいな、プロダクトマネージャーの王道のものが一番多いですね。ちらほらと、事業責任とかマルチプロダクト責任みたいな大きなものから、開発プロジェクトマネジメントみたいなものも当然入ってきているという感じです。

ここからがメイン設問の、61項目×4っていうやつ……の結果なんですが、ここでクイズです。この中で一番回答平均点、4段階で評価をしてもらっているので、「どれが一番高かったと思いますか?」っていうのを手を挙げてください。

「コミットメント・責任感が強く、やり抜く力が高いこと」が一番高かったと思った人、いますか?

(会場挙手)

おっ、かなりですね、もうほとんどぐらい。2番目、「開発プロジェクト進行の能力が高いこと」だと思った人はいますか?

(会場挙手)

いらっしゃいますね。「顧客価値・顧客アウトカムへの志向が強いこと」だと思った人。

(会場挙手)

これもちらほらいらっしゃいますね。正解は1番です。3番目とかは後で話しますが、上位にももちろん入っています。2番目はわりと下位に入っているという感じですね。

(スライドを示して)これがその結果をグラフ化したものです。絶対に見えないと思うので手元で見るか、後でちゃんとピックアップしていきます。なので、ザーッと平均で並べて分布がこうなっているので、興味がある人は手元で細かいものも見てもらえればと思います。

1位は「コミットメント」

横道:かいつまんで話していくと……上位10要素はこんな感じです。「コミットメント」がさっき言った1位。やはりそういうコミットメントとか能動性みたいなものがかなり上位に来ていて、3番目にさっき言った「顧客価値」とかPMらしいものが来ていて。

それで「思考力」みたいなものとか「不確実性の強さ」だったりとか「タフネス」みたいなもの、「好奇心、学習」みたいなものが次点的に並んでいるという感じですね。

逆に下位は何かでいくと、いわゆるトラックレコードみたいな直接的なものですね。実績、前の会社がどうだったかとか、学歴がどうだったかみたいなものは、直接的に評価されていません。

もう1つあるのは、「本人がどういうキャリアを描いているか?」だったり、ハードスキル系です。UXデザインとか、もうちょっと上にエンジニアリングとか出てくるんですけど、こういったものはあまり重要視されない傾向があります。

みなさんが気になるものでいくと、「他者敬意」みたいなものはトップ10からは外れますが(上位に)出てきますし、「向上心・自己成長」みたいなのも上のほうに出てくる。

「ビジネス」というのはやや上寄りっていう感じで出てきて、さっき言ったハードスキル系は、けっこう下位群に出てくるイメージですね。

回答が偏ったものも見ていて、これ、(スライドを示して)上から順番に偏りが強いものから並べているんですが、トップ7は、多くの人がまったく重要視しないか、重要視するかっていう傾向になっている。なのであまり触れなくてよくて、ただ、8、9、10位になると、2番手に挙げる人が多い項目になってくるんです。

それがどういうものかっていうと、「問題発見スキル」とか「他者への敬意」とか「率直に話せる」みたいな、一番大事とは言わないけど、次点的に大事って言われやすいのはこういうものの可能性があるということですね。

あと、ばらついたものは、いろんなその人のコンテキスト、会社文化っていうものを表していると思います。あまり時間がないので触れませんが。

成長機会を得られる人とは?

横道:一応回答で、「この機会に限定せず普遍的に重要なものは何ですか? トップ5を選んでください」っていう設問もありました。これは若干上位の順位が逆転しているんですけど、すごく何かが変化したわけではないですね。

抽象的なことで挙げやすいというのもありますが、「思考力」とかがグッと上がって1位に。「コミットメント」とか「能動的」みたいなものはやはり上位に挙がってくるという感じですね。

定性的に「成長機会が得られる人ってどういう人ですか?」っていうコメントをもらっていて、それをラベル付けしたんですが、やはりこれも一緒ですね。「やり切る力/コミットメント」とか「主体性」とか「柔軟性、素直さ」とか「信頼される」とか「責任感」とか、そういう言葉が上にずっと並んでくるという感じです。

一応触れておくと、いろんな属性を聞きましたって言ったので、そことの相関はどうなのか。例えば「会社が大きいからこう」とか「小さいからこう」みたいなのはあるかって言われると、あまり顕著に出たものはなかったです。ちょっと残念だったんですけども。

なので、どんな企業、どんな文化、どんなコンテキストにいようが、上位に挙がるものはほとんど変わらないっていう、つまり誰にとっても役に立つ結果とも言えるとは思っています。

アサインの意思決定は複合的な要素で行われている

横道:大丈夫だと思いますが、一応留意点。「別にランキングの上のものだけっていう話ではないので気をつけてね」みたいなことが書いています。途中で話せればと思いますけど、(スライドを示して)狩野モデルって聞いたことがある人、いると思うんですね。聞いたことがない人がいたら、ここは耳を塞いでおいてください。

やはりこういう、いろんな定性インタビューをしていると、こういうのも感じます。例えば一元的品質ですね。やはりなかったらアサインされないし、あればあるほどいいっていうもの、コミットとか能動性とか思考力みたいなものって、そういう感じ。

逆に、当たり前品質みたいなもの。なかったら駄目だけど、めちゃくちゃあればいいっていうものじゃないものは、レジリエンスとかハードスキルみたいなものです。

魅力的品質的に、なくてもいいんだけどあったらいいものは、アサイン時点での知識とか、そういったものだし。逆品質みたいなのもあって。あればあるほど困るやつは、エゴを含んだ出世欲みたいなものはマイナス点になりやすいし。

これは会社によるんですが、キャリア目標とか愛社精神みたいなものは関心を持たれない、という傾向が、こういうもので表せられるのかなとか思いながら話しました。

久津:今回、Product People社さまが主導してサーベイしていただき、我々pmconf運営も少しだけお手伝いさせていただいて今回のサーベイが実現しました。

今もだいぶかいつまんでお話をしているので、中を見てみるといろんな示唆があると思うので、あらためて手元で見ていただけるといいかなと思います。

関連リンク:任されるプロダクトマネージャーのリアル - プロダクトマネージャーの成長機会 に関する実例収集調査

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