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(2026年再掲版)国際コーチング連盟認定のプロフェッショナルコーチ”あべき光司”先生新刊『リーダーのためのコーチングがイチからわかる本』発売記念【オンラインイベント】(全1記事)

「なんで私がこの仕事を……」という被害者意識がもたらす悪循環 自分で考えられない「指示待ちタイプ」の6つの言動 [2/2]


「じゃあどうする?」と選択肢を増やせるリーダーが必要

じゃあアカウンタブルと自責の違いって何なのかと言うと、この言葉を聞いたことはありますか? 経営コンサルタントの一倉定という方が「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、全部社長の責任です」と言っていました。ここだけ聞くと、自責と似ていませんか?

「わかったわかった。郵便ポストが赤いのも俺のせいって言っとったらええんやろ」「はいはい」という感じに思われるかもしれませんが、それは誰が悪いかどうかではなくて「で、どうするか」という選択肢を増やしましょうってことなんです。

さっきの例で言うと、郵便ポストが赤いのはあなたのせいではありません。でも郵便ポストが赤いせいで何か困っていることがあるとしたら、どうするかを考えましょうって話です。

黒く塗ることや、例えばプラカードを持って「赤いポスト反対!」ということをやるのも、1つの方法ですけれども、難しいですよね。現実的な方法として「そもそも郵便ポストが赤いせいで、あの人が困っているのは何なのか」を考えて、「じゃあこうしましょうか」と提案する。

「俺が悪い。もうそれでええんやろ」ではなくて、「ポストが赤いという前提で、自分が何をしたらいいのかを考えましょう」というのが、アカウンタビリティなんです。まさにこういうアカウンタブルで「じゃあどうする?」と選択肢を増やせるような人は、周りにも良い影響を及ぼしていくんですね。

なので、誰が悪いとかはどうでもいいんです。「で、どうするの?」というところが大事ですよ。

もう少し話をすると、この本でも書かれている、まさに組織がアカウンタビリティな状態になるために求められるリーダーシップで言うと、「リーダー自身がアカウンタビリティである」必要があります。ここで勘違いしないでほしいのは、リーダーがアカウンタビリティであるのは「仕事」なんです。

人間は一日6万回考えるが、そのほとんどがネガティブ

「リーダー自身がアカウンタビリティである」というのは、仕事です。ですので、さっきも言ったみたいに「今お腹が痛いから」ないしは「プライベートで家族と喧嘩した」「子どもが病気した」という感じで、へこんでいないか。「被害者意識の悪循環に陥っている? ああ、確かに」というふうに気づいてください。

ここもけっこう大事ですね。何でもかんでも「郵便ポストが赤い? じゃあどうしよう」と追求しすぎないのも大事です。自分が追求しすぎると、相手にも求めます。あとでもう少し説明しますね。

そして、何より郵便ポストとかもうどうでもいいです(笑)。「なんともできへん」ということがわかるのも大事です。その上で、何をするかが大事なんですよ。

そして自らが手本となりましょう。そして、みなさんリーダーですから、部下に「アカウンタビリティを持つことが自信になるよ」と自覚させるように導きましょう。

そのためには、みなさんが手本となる必要がありますね。ぶすっとしていたり、「郵便ポストが赤いのは俺のせいちゃう」と言っているのではなくて。「で、どうするんですか?」という話です。「途中経過を定期的にフォローアップしましょうね」と言っています。

ただここまで言ってへこんでいる方、安心してください。一説によると、「人間は1日6万回くらい物事を考えている」と言われていますが、そのほとんどがネガティブなことなんです。つまり、ネガティブなのって普通なんですよ。

「自分で決めてやっているのか」「人に言われたからやっているのか」を考える

みなさん、気づいていらっしゃいましたかね。僕はみなさんの顔がまったく見えないんですけど、この1時間10分の間、基本ずっと笑っていますね。みなさんがどういう顔をしているのか、まったく見えない状態でカメラを見ながらずっと笑顔でいることができます。リーダーが笑顔でいるのって、仕事なんですよ。

笑顔って、表情筋がけっこうしんどくなる。つまり笑顔でいることって、トレーニングがいるんです。普通にしたら「疲れたな……」とぶすっとなります。

まさにアカウンタブルも同じです。ぼーっとしてトレーニングも何もしないと、アカウンタブルの状態ってしんどいんです。

なので、例えば親御さんからそういう教育を受けていなかったり、友だちから良い影響を受けていなかったせいで、そういうことをやっていない方がいらっしゃったとしても、普通です。これはちょっと抽象度が高いですけれども、コーチングのお話もします。コーチングは、相手にアカウンタビリティを持たせ続けることが目的です。

「状況はわかりました。で、どうしますの?」という時に、押し付けはダメで、「わかってくれない」となってしまいますよね。

例えばみなさんが、上司が部下に対して「アカウンタビリティは大事だから、どうしようか考えろ」と言われたら嫌じゃないですか(笑)。なのでまずは共感ですね。例えば、今日参加していて「なんかつまんないなぁ」「あべきの言っていることようわからんな」と思った方。「自分で決めて参加したんでしょ」という感じです。これ、言い訳しときますね(笑)。

ないしは、ギャップ(の明確化)。アカウンタビリティを発揮することで、どんな良い影響がありますか? みなさんの部下やお客さんに対して、どんな良い影響がありますか? アカウンタブルな時とヴィクティムな時って何が違いますか?

繰り返しですけど、これはトレーニングですからね。それで具体的には何ができますか? やってみたらうまくいかへんことがあります。その時にどんな工夫ができるのかを考えるのがいいかなって思っています。

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