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【デキる上司 vs. デキる部下】デキる部下とはどんな人? / 尊敬できる上司が逆効果にも?/ デキる部下には〇〇を与えよ / 仕事が順調であるほど〇〇せよ(全3記事)

優秀な部下を潰してしまう上司の行動 仕事ができる若手ほど陥ってしまう“自責思考“の落とし穴

【3行要約】
・『デキる上司がデキる部下を潰してしまう。はなぜ起こるのか?』著者の前田康二郎氏が、優秀な部下を持った際のマネジメントの心得を紹介します。
・デキる上司がデキる部下を潰してしまう問題は、多くの企業で起きており、特に両者が自分ごととして悩んでいるケースが多いようです。
・前田氏は、上司は部下が無理をしないよう見守る姿勢が大切だと提言します。

インパクト抜群の著作タイトル

入江美寿々氏(以下、入江):みなさんこんにちは。クロスメディア(・パブリッシング)広報の入江です。今回の業界ビジネスチャンネルは、こちら。『デキる上司がデキる部下を潰してしまう。はなぜ起こるのか?』の(著者である)前田康二郎さんです。

前田康二郎氏(以下、前田):よろしくお願いします。

入江:よろしくお願いします。初めまして。

前田:こんにちは、お世話になります(笑)。

入江:こんにちは。よろしくお願いします。こちらもかなりインパクトのあるタイトルで、「どういうことなの!?」って私も思ったのですが……。

前田:そうですね(笑)。

入江:前田さんは以前もクロスメディア(・パブリッシング)から『メンターになる人、老害になる人。』という(書籍を出版されています)。こちらもパンチのあるタイトルですよね(笑)。

前田:(笑)。お騒がせして申し訳ありません。

入江:とても売れた書籍ですけれども。

前田:ありがとうございます。

「もっと部下をうまく育てられたかも」というニーズに着目

入江:こちらの本が出版されていて、新刊としてこちらが出ています。このタイトルどおり「デキる上司ってどういう人なんだろう?」というところ。また、「デキる部下をどうして潰してしまうのか? いろいろな会社内で何が起きているのかな?」というところ。そして「その解決策として何かしらの方法があるのか?」をおうかがいしたいと思っています。

前田:はい。

入江:けっこう悩んでいる方は多いですよね?

前田:多いと思うんですよね。たぶん悩んでいる人というのは、やはりデキる上司とデキる部下(笑)。

入江:あぁ。そこに当てはまっている人が自分ごととしてこのタイトルを見たら……。

前田:そうなんですよ。だから「本を読む人ってどんな人かな?」って、あらためて考えてみたんです。周りから見たらきちんとできているのに「いや、もうちょっとうまくできたかもしれない」とか「もっと部下をよく育てることができたかもな」という人がお読みになるのかなと思いました。それで今回は、デキる上司とデキる部下だけに絞らせていただきました。

もう、その人たちだけをターゲットに書かせていただきました。年齢は特にこだわりはなくて、デキる上司と部下というと30代、40代の上司と20代の部下みたいなのもあるかもしれませんが、入社2年目の人だと、もう先輩ですよね。

入江:あぁ、確かに。

前田:だから前回は『メンターになる人、老害になる人。』を書いたんです。入社2年目の人が「私は去年の10月ぐらいには、それできたけどね」とか、そういうことをチクリチクリと言う人もいるじゃないですか(笑)。

入江:あー! いますよね(笑)。

前田:だから年齢はあまり関係ありません。この上下関係という関係性で起こり得る部分を取り上げたら、おもしろくもありつつ参考にしていただけるのかなと思って書かせていただきました。

複数のベンチャー企業で経理・総務を経験した後独立

入江:前田さんの簡単な経歴というかプロフィールを教えていただいてもいいですか?

前田:私は大学を卒業して、約15年間は一般企業に勤めておりました。ベンチャー企業が多かったんですけれども、上場企業に入社や転職したことはなくて、入社した時はみんな未上場でした。でも、その後3社は上場しています(笑)。

入江:すごい!

前田:自分はすごくラッキーボーイだなと(笑)。

入江:いやいやいや。前田さんの力もあってということですよね。

前田:とんでもない(笑)。でも本当に、私と関わってくださった会社はその後にすごくいいことが起こると会いに来てくださる方もたまにいらっしゃいます(笑)。

入江:えー!? そうなんですか!?

前田:なのでたぶん、これを見てくださるみなさん方にもきっといいことがあると思うんです(笑)。

入江:たくさんの方に見ていただきたいですし、今日は会えて良かったです(笑)。

14年の活動で得たノウハウを書籍化

前田:(笑)。それでベンチャーの経験、経理や総務のバックヤードの業務が多かったんです。「もっといろんな方や会社に(自分の知識や経験を)共有できたらいいなぁ」と思って、独立したいなと思ったんです。デザイナーさんやクリエイター、営業の方だと(フリーランスの方が)いるじゃないですか?

入江:はい。

前田:けれども、僕が会社員の当時は、「フリーランスの事務職」ってなかったんです。「やはり事務職って(フリーランスは)難しいのかな?」なんて思いながら悶々としていました。それで15年経ってから、やはり、やってみたいと思ったんです。

それで当時は、ちょっとエッジを立たせたいなと思って「フリーランスの経理部長」と自称していました。脱サラしてフリーランスの活動を始めたのが37歳か38歳ぐらいなので、今でちょうど14年になります(笑)。

会社員生活とフリーランスのコンサルの両方をだいたい15年ぐらいずつ(経験しています)。なので、今はクライアントさまの経営コンサルや、本当にリアルな実務のお手伝いなどを両面からフォローしています。また、その合間に、こういう執筆活動や講演会のオファーをいただいてお話しさせていただいたりしています。

デキる部下は自責傾向が強く「No」と言えない

入江:そうなんですね。企業で働いている間と、その後フリーランスになってから、デキる上司がデキる部下を潰してしまっているケースはたくさん見ていらしたんですか?

前田:これはもう、まずは自分の反省ですね(笑)。やはりすごく忙しい会社だったので、20代、30代の自分が受け切れないレベルのタスクが自分自身に降りかかってきちゃうわけですよね。今だったらなんとかできると思うのですが、(その時は)自分もアップアップしていました(笑)。

さらに、部下は自分よりキャリアが浅い状況なので、無理なのはわかっているんだけど自分では受け切れないから、「あなたたちもできるはずだから、ちょっとやってくれない?」みたいな感じでやってしまいました。それで「もう、ちょっと無理です。付いていけない」ということで辞めてしまった部下もいました。私も自分自身に(そういう)経験があるので、それに関してはやはり後悔が未だにすごく残っています。

自分が転職したりフリーランスになったりするのは大変なこともあるじゃないですか。でも、それ自体は自分で選んだことなので後悔はないんですよね。ですけど、自分を慕って入社してくれた部下の方たちが、最後までいかないで途中で仕事を終えてしまったのが、未だに自分の中で心残りなんです。

今回はそれをテーマとしてあらためて取り上げて、「どういうかたちだったらそうならずに、上司も部下も元気で楽しく、会社から求められているタスクを完璧にできるのか。その方法をちょっと考えてみませんか?」という本にさせていただきました。

デキる部下は分をわきまえて周りを立てられる人

入江:デキる上司というのは、前田さんのような本当にデキる上司(笑)。イメージはなんとなくできるんですよ。

前田:(笑)。

入江:(一方で)デキる部下って、どういう特徴があるんですかね?

前田:デキる部下は、まず仕事が一通りできるというのがありますね。その「できる・できない」というのは、能力がないということではありません。部下であれば「まだできていない、発展途上、研修中、まだ習得中」の段階を経て、それが一通りできるようになることが求められます。それプラス、やはり人間性の部分も求められます。一言で言えば「分をわきまえている部下」(笑)。

入江:自分の立場ということですか?

前田:そうです。例えば、今すごく多いのは、やはり年上だったり年齢があまり変わらなかったりする部下です。あと、(最近は)転職が多いのでキャリアも前後しますよね。

入江:そうですね。

前田:だから、上司よりも前に出ようとしてしまう部下の方がわりといます(笑)。「自分が上司だったらこんなことはしない」とか、平気で言って恥をかかせちゃうとか。やはり、デキる部下はそういうことは絶対にしない(笑)。

引けるところは引ける自制心がある

前田:いわゆる組織の階層とか、あとは自分のポジションとか職種として、広報や経理、営業とかがありますよね。そういう(自分が置かれた立場の中で)どうあるべきかを、若いなりにある程度は理解した上でちゃんと引けるところを引ける人。分をわきまえている部下とはどういう人か一言で言うと、そういうことかな。

デキる人ってやはり出たくなっちゃうじゃないですか。「やっぱり出ちゃいました」みたいな(笑)。だけど、そこをいかに下がれるかが、上のポジションから「あの子はやはりできる子だな」「引けるところは引けるな」「実力はあるんだけれども周りを立てるな」と。(つまり、)周りが見えている人がデキる部下です。

一方で、そういうデキる子は、やはりなんでも請け負っちゃうし、「自分のせいだ」と思っちゃう。そうじゃない子は「会社が悪い」「上司が悪い」「部下が悪い」「世間が悪い」と言いますけど(笑)。

デキる人って、やはり基本的に「自分がいけなかったのかな?」とか「自分がもうちょっと努力をすればよかったのかな?」とか、人のことであってもなんでも自責にしてしまう傾向も強いです。また、大丈夫じゃないのに「大丈夫です」と、周りの期待に応えようとすぐに(仕事を)受けて無理しちゃう(笑)。心当たりはありますか(笑)?

上司は期待していない部下には仕事を振らない

入江:ぜんぜんそんなにできないですけど、今までもずっとそうでしたね。自分がどんどん苦しくなっていってしまいました。そうすると余計にいろいろ任されたりしました。良く言えば成長の機会が多いんですけど、度が過ぎると体や心に不調が出てきてしまうリスクがありますよね。

前田:そうなんですよ。期待していない人に(仕事は)来ないです。だから仕事が来るのは期待してくれているということなので、健康なうちはうれしいじゃないですか。どんどん負荷が大きくなってきた時に「大変です」と言える環境を作っていればいいんです。けれども、そうじゃない時、(例えば)1人作業になった時に誰にも言えなくなっちゃって、放置されてしまいパンクしちゃうケースがやはり多いのかなという気がしています。

だからデキる部下の子はすごく優秀でありがたいんだけど、やはり自責をしてしまうのと、Noと言えない(傾向があります)。だからこそ、やはり上司の人が見守ることがすごく大事なのかなと思います。

入江:見守ることが大事なんですね。

前田:そうですね、はい。

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