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(2026年再掲版)【管理職必見】やりにくい部下を即戦力に変える! 驚異のマネジメント法(全1記事)

実は「やりにくい部下」ほど味方につけると強い 「視野が狭い」「自分の都合でしか考えられない」部下への伝え方 [1/2]

【3行要約】
・「やりにくい部下」への対処に悩む管理職は多いが、実は部下個人の問題ではなく「焦点のズレ」が原因であることが見落とされています。
・マネジメントの専門家によると、上司と部下の間で「何を大事にするか」という焦点がずれていることが、やりにくさを生み出す最大の要因です。
・管理職はGROWモデルを活用して部下との焦点を合わせ、視野を広げる質問を投げかけることで、やりにくい部下を最大の戦力に変えることができます。

本記事では、特に反響が多くあった同記事を再掲します。
元の記事はこちら

「やりにくい部下」を即戦力にする方法

伊庭正康氏:テーマは「やりにくい部下を即戦力にする」です。そんなマネジメントの方法を紹介していきます。やりにくい部下は、部下に問題があるとは言いきれないんですね。問題は部下そのものではなく、お互いの焦点がずれていることが多いです。この焦点さえ合わせることができれば、マネジメントができるというお話なんです。

でも、焦点を合わせることが難しいんですよね。だって、やりにくい部下は自分勝手なことも言うし、「あれやって、これやって」と言うと、全部拒むなんてこともあるでしょうね。これは歯車が合ってないんですよね。今日は、その歯車の合わせ方を紹介していきます。

このチャンネルは年200回登壇する研修講師の伊庭だからこそお伝えできる、本物のビジネスTipsを紹介するチャンネルです。ぜひチャンネル登録をよろしくお願いします。週に4回配信しており、レベルアップできること間違いありません。

もしあなたの職場に、「理由をつけて変化を拒む部下」がいたらどうでしょうか? 「イヤです」なんてことを言う人もいるでしょうね。自分のやり方に固執して、「それはちょっとイヤです」とか。あと、やると言ったことをやらない部下も、こちらがイヤになりますよね。これは部下が悪いのでしょうか? 実は、僕はそうは思ってないんですね。

例えば、Aという会社とBという会社があったとします。Aという会社は全体的になんかルーズ。でも、Bという会社はきちんと提出物を守る。だいたい会社によって違いますが、時間をきっちり守る会社もあれば、守らない会社もある。これって何なんでしょうね?

そうなんです。人ではなくて、環境がそうさせているということなんですね。今回は環境の話というよりは、もっとダイレクトに、焦点を合わせていく方法を紹介していきます。

「理由をつけて変化を拒む部下」への対処法

まず1つ目。「GROWモデル」というものがあります。これで焦点を合わせると、「イヤです」と言うやりにくい部下でも動かすことができるという話なんです。このGROWモデルはコーチングのモデルなんですね。本人に「そうしたいです」というふうに促すための対話の流れを言っています。これを使うといいんですね。解説しましょう。

上から下に会話を進めます。ゴール(Goal)から設定して、そして次にリアリティ(Reality)で現状を教えて、何があればその問題解決できるんだろうね? というリソース(Resource)。

「それがあれば解決できるのであれば、具体的な方法をいくつか考えてみよう」という選択肢を出すオプション(Options)、そして最後には「じゃあどうしていく?」のウィル(Will)で、本人がどうしたいかを考える。(頭文字を取ると)G・R・R・O・W、このGROWモデルで整理をすると、焦点が合ってないところがすごくわかります。

やりにくい部下が、「そのやり方、イヤです」というふうに断ったとしましょうか。「なんで? これ、必要じゃん」「イヤです。このやり方のほうが効率が良いからです」と言われた時は、焦点が噛み合ってないんですよね。

じゃあ、どこが噛み合ってないのか。まず、やりにくい部下が「イヤです」と言うのは、やり方のところを言ってるんですよね。つまり、Optionsのことを言っています。

「このやり方、イヤです。こちらのほうが効率が良いからです」と言ってるわけですよね。これは、本人にとって効率が良いんでしょうね。でも、おそらく管理職は、そこではないところを大事にしてるんですよ。じゃあどこを大事にしているのか、目線を合わせておかないといけないんですね。それを「焦点を合わせる」と言っています。

やりにくい部下ほど味方につけると強い

あなたならどこに(焦点を)合わせますか? 答えは1つですよね。まずはGoalの焦点を合わせておかないといけないです。「今はチームの生産性を20パーセント上げたいんだわ。そこについてどう思う?」となった場合に、「そうですね」とやっておかないと、自分がやりやすいやり方に固執するわけですから、方法論が合うはずないですよね。

そこで、「20パーセントの生産性を上げないといけない理由は、会社の全体の方針でこうなっているので、そこについてちょっと力を借りたいと思ってるんだわ。力を貸してもらっていい?」「わかりました」というふうに、(部下を)頼りにするわけですよね。ここで、まずはGoalが合いました。

そのあとは、「20パーセントの生産性を上げるために、何があれば改善できるのかな?」というResourceを考えたあとで、「じゃあ具体的な方法を考えていかない?」という流れになります。

そうすると、やりにくい部下からも「私だったらAがいいのではないかなと思いますけどね」という言葉が出てくるわけですよね。A、B、Cの選択肢が出てきたら「Aかなとは思いますけどね」(と部下が答える)。まだ本人の意思にはなってないですよね。

でも「力を貸してほしい」って言ってるわけですよね。そこは目線が合ってるはずなんですよ。なので最後にWillのところで「じゃああなたはどうしたいですか?」とか、カジュアルに「じゃあどうしていきましょうかね?」「どうしていくのがいいと思います? 何から始めましょうか」というふうに、本人を主体者にまつり上げるやり方があるんですね。

このGROWモデルで、まずはゴール設定をきちんと合わせておいてください。方法論はそのあとなんですよね。そこをちゃんとやっておけば、本人の力を貸してもらえるようになります。

私は感じてることがあります。「やりにくい部下ほど、味方に巻き込んだらめちゃくちゃやりやすくなる」ということなんですよね。ですからマネジメント職の方は、やりにくい部下は面倒くさいんだけれども、巻き込んだらやりやすくなる。これは大きなポイントですので、あなたのためでもあり、あなたの職場のためにも、ぜひ覚えておきたいスキルではないでしょうか。

「視野が狭い」「自分の都合でしか考えられない」部下への伝え方

それでもやり方に固執する部下はいます。Optionsのところで「いや、私はそれでもこれがいいと思います」というふうに、経験則からなかなか抜けられない人がいますよね。共通点は「視野が狭い」とか「自分の都合でしか考えられない」。

それは部下が悪いのかというと、同じことを言いますが、それは部下が悪いのではないんですよね。「気づきを与える機会がないのではないか」というところが問題なんですよね。

Optionsのところで、「別の観点で考えてもらう」ということをやります。範囲を広げて考えてみるんです。例えば「どうかな? ほかの部署でうまくいってるケースって何かない?」「ほかの会社でうまくいってるケースってない?」(と聞いても)、この方々は「わかりません」の世界なんですよね。

ところが、あなたはそれを知っているわけですよ。「例えばこんなことがあって、あんなことがある。それはあちらの話だとしても、うちらもそういうこと考えられるんじゃないかなと思うんだよね」と、視点をバッと広げる。「あなたの視点、狭いですよ」ということを、言葉にせずとも気づかせるということですよね。

まだあります。「基準を変える」ということですよね。先ほど、「20パーセント上げる」という話がありました。これでわかってくれればいいんですが、わかってくれない場合は「本当にそれで20パーセント達成できるかな?」なんてことも、確認をしていただいたほうがいいでしょうね。

また別の話題の場合であれば、通り一遍の方法しか出てこないことは、当然部下にはあります。その時に「じゃあ、ちょっと視点を変えようか。今の半分の人員でやるとしたら、どんなことができる?」「今の2倍の利益を出そうとしたら、どんなことを考えたらいいかな?」なんてことを考えていくわけですよね。

そういった観点を与えることもまた、上司の仕事になってくるということなんです。こうやって部下を育てていくと部下が成長するわけです。上司の気づきで部下を変えていきましょう。

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