【3行要約】
・人事評価の納得度を左右するのは実は期末の評価ではなく、評価の入り口となる目標設定の段階にあります。
・相坂幸子氏によれば、企業規模が大きくなるほど部署間の目標難易度のズレや目標タイプの多様化という課題が深刻化すると指摘。
・ 評価の公平性を確保するには、目標設定時に成果指標を明確にし、変更が生じた場合はエビデンスを残す運用設計が必要です。
評価運用の実戦運営とコミュニケーション設計
相坂幸子氏:株式会社アクティブ アンド カンパニーのコンサルティング本部の相坂幸子と申します。今日はよろしくお願いいたします。
本日のセミナーですが、3部構成となっており、今回が最終回ということで。「<奥伝>評価運用のHowTo:実戦運営とコミュニケーション設計」ということで、やらせていただきます。年末のお忙しい時期にもかかわらず、ご参加ありがとうございます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

(スライドを示して)まずは簡単に弊社のご紹介のほうをさせていただきながら、下のようなアジェンダで進めてまいります。

弊社ですが、組織・人事領域のプロフェッショナルということで、人事制度構築から始まり、人材育成、人事管理システム、給与計算代行なども行っております。

現在だと、採用から始まりまして、人事制度、それから育成、それから最後の運用のサポートまでさせていただいている状況でございます。

また、弊社は「奨学金バンク」という取り組み、奨学金の代理返済というものを行っておりますので、もし採用などでお困りの方、何かございましたらご相談いただければと思います。

あとは「経営人」というコラムなどもありますので、もしよろしければご参照ください。

(スライドを示して)主な取引先実績は、このような実績となっています。

いくつかの認証も取っている状況です。

ちょっと古いですが、書籍なども出しておりますので、ご興味のある方はお手に取っていただけますと幸いでございます。

あらためまして、相坂と申します。本日はよろしくお願いいたします。私は、2000年以降、企業の人事や人事コンサルティングの会社のほうで、人事に関わるところのお仕事に従事してまいりました。今回はその内容も踏まえながら、お話をしていきたいと思っております。
評価運用の各フェーズにおける実践的な取り組み
さっそく今回のアジェンダです。研修の目的については、評価運用の各フェーズにおける典型的なつまずきとか、少し難しい局面なんかを取り上げながら、具体的に「どういうかたちで運用していくといいよ」とか、「仕組みを作っていくといいのか?」というところをお話しさせていただいて、実践目線で何か持ち帰っていただければと思っております。
今回、10個のケースをご用意しております。そのケースは、私がここ20年以上人事に携わってくる中で、リアルに聞こえている声を基に作成させていただいております。
(スライドを示して)ケースの設定としては、ここに示したようなかたちで。評価制度は5段階で、個人評価は絶対評価、最終評価は相対評価で、一次評価者と二次評価者は、シートでは「上司」という表現をしている箇所もありますけれども、このような設定をベースにしてお話をしていければと思っております。