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【研修の効果測定】60%の組織で行えていない "効果測定"のポイントを解説! ~ツール活用で実現するノウハウを公開~(全4記事)

研修の効果測定をツールで行う時の5つのポイント 「期待する成果」から逆算する人材育成設計 [1/2]

【3行要約】
・研修の効果測定は多くの企業で課題となっていますが、明確な成果基準の設定がないまま実施されることが少なくありません。
・効果測定の核心は「何をもって効果があったとするか」を事前に明確にし、ビジネス成果から逆算して研修を設計する一気通貫のアプローチにあります。
・人材開発担当者には、ツールを活用して行動変容を測り、研修が組織パフォーマンスに与える影響を可視化することが求められています。

前回の記事はこちら

「研修で得たい成果とは何か」を設定する

中島豪氏:では、ここを踏まえた上で、今日私が一番お伝えしたいことでございます。ここまでのお話で、カークパトリックのモデルを使いながらの研修の効果測定のやり方はわかったと思います。ただ、ここからが一番重要なところです。

私、冒頭でお伝えしましたよね? 何をもって効果があったと測るかというところ。ここに関しての結論は、研修で得たい成果とは何かを、みなさんで設定していただくことです。

どういう成果、行動が変わって結果につながれば、この研修は成果があった、効果があったと(捉えるのかと)いうところは、みなさんで設定していただく必要があるんです。

先ほどのダイエットの例でいうと、ただ闇雲に食事制限をして、運動して、サプリメントを飲んで、それで効果があったのかどうか。体重が落ち始めればわかりますけれども、最初に「10キロ痩せたいです」「尿酸値7以下にしたいです」というような目指すべき姿と求める成果を設定していないかぎり、(現状の状態が)どこまでそこに至っているのかを測ることはできないですよね。

研修会も同様です。効果検証をしたいのであれば、何をもって効果が出たかをみなさんで設定していただいた上で、そこから逆算して研修を企画していただくのが重要です。ここが企画のポイントです。

研修の企画のフロー

では、先ほどのカークパトリックに合わせて、研修の企画と実施のフローをおさらいしてまいりましょう。企画のフローでまず考えていただきたいのは、レベル4のビジネス上の生み出したい成果から設定をしていただきます。

「今はこういうものが課題になってるんだよな」「うちの売上目標このぐらいなんだよな」「離職率はこのぐらいだから、このぐらいに下げたいんだよな」なんていうような、生み出したい成果みたいなものを設定していただいた上で、じゃあそれを満たすためにはどういう行動変容が必要ですか。何が改善されればその目標を満たすことができますか。そういった成果につながる行動を抽出していただきます。

ただ、先ほどもお伝えしたとおり、行動が変わるためには知識やスキルが必要になりますよね。その行動をとっていただくために必要な知識やスキルを洗い出していただきながら研修プログラムを考えていただくんですが、それをただ教えるだけではストレートに入っていきません。

受講生に対して、学びやすい、受け取りやすい、理解しやすいかたちに学習設計をしていただく。ここまでが企画のフローでございます。

研修の実施後のフロー

そして実際に研修会を提供いたしました。後はどうするかというと、先ほどのフローに照らし合わせて、効果測定をしていくだけでございます。

研修が終わってからアンケートを取って、理解度クイズをやって。もちろんそれも必要ではあるんですけども、何のために効果測定をするのかが明確にならないかぎり、そのデータを取得しても意図のあるデータにはなりません。

それを意図のあるデータにするためには何が必要かというと、そこに意味を持たせる企画が重要だということでございます。なので「10キロ痩せたいんだよな」ということであれば、10キロ痩せるために何が必要かを考えて、計画を起こしていただきながら、実際に運動や食事制限をして、10キロ痩せたかどうかを測っていくことで、「効果が出た」「効果が出てない」なんてところを測っていただくことができます。

研修を企画、効果測定をする際には、まずはビジネス上で生み出したい成果から逆算して研修プログラムを考えていただく。

このロジックを成り立たせることで、研修効果を正しく示せる(ようになる)というところが、今日私がメッセージを送りたい、行動変容につなげるための研修企画の全容でございます。

研修の改善はかなり時間・根気・労力が必要

言っていることはおそらくみなさんご理解いただけていると思います。簡単に申し上げておりますが、ここが非常に大変です。1つの成果・結果から、じゃあどうすればそれが実現できるのか、いろいろなPlanを考えていただきながら……。それも一朝一夕で効果が出るものではございません。

長いものだと2年、3年、5年、10年かかってようやく結果が出たなんてものもありますので、かなり時間と根気、そして労力が必要となってまいります。(しかし)この前提が崩れていってしまうと、そもそも研修の効果を正しく示すことすらできなくなりますので、まずはロジックを成り立たせる。研修計画をしっかりと一気通貫して考えていくところを前提に、みなさんに考えていただければと思っております。

効果検証をツールを活用して行う

ただ、先ほどもお伝えしたとおり、この効果検証をするにあたっては非常に労力がかかります。そこで活用していただくのが、今日のウェビナーのもう1つの主題、ツールを使って効果的にやっていこうというところでございます。

なぜツールを使う必要があるんだというところ。先ほどのアンケートや確認テストやチェックリストも、やろうと思えば人力でもやれるんですね。ただ、ここに関しては(今回のウェビナーにご参加されている方は)研修に、教育に関わっていただいているみなさんなので、こういった思いがあると思います。人力でやるのはものすごく大変だと思います。

アンケートを1つ取るにしても、研修会が終わって、紙のアンケートを配って、書いてもらったものをExcelに打ち込んでとか。確認テストも、みなさんにやってもらって、採点をして返却をして、職場に戻ってからチェックリストをExcelでつけていただいて、戻ってきたものを総務や人事の方がチェックをして。「誰が出してる」「誰が出してない」なんていうものを分析をしていったりとか。ものすごく大変だと思います。

こちらに関しては、ツールを使っていただくことによって、なるべく労力をかけずに、効果を最大化していただくことができます。

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