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【研修の効果測定】60%の組織で行えていない "効果測定"のポイントを解説! ~ツール活用で実現するノウハウを公開~(全4記事)

60%の組織が見落としている「研修の効果測定」の重要性 受講者の行動変容を促す3つのPDCAポイント [2/2]

研修効果を継続的に高める3つのポイント

研修効果を継続的に高めるPDCAには3つのポイントがございます。1つは、Checkのためにはそもそも計画(Plan)が必要ということです。そして、Checkのためには実行(Do)していただくことが必要だということです。

何を言いたいかというと、PlanとDoの前提を見直していくところ、この3つのポイントが重要となってまいります。一つひとつ解説をしていきましょう。

Checkのためには適切な計画が必要

まずはポイント1。Checkのためには、適切な計画が必要だということです。PDCAを効果的に回すためには、計画(Plan)がきちんと整備されていることが重要です。ここでいう計画というのは、研修の目的やゴール設定というところです。

この研修は何の目的でやりますか。この研修を受けることによってどういった行動変容を期待しますか。その行動変容は実際の組織のミッションや課題の解決につながっていますか。先ほどお話をしましたが、ここまで整理をしてちゃんと計画されていらっしゃいますでしょうか。

そして、(研修を)した後の話も重要です。研修会を実施した後に、その行動がちゃんと取れているかを何をもって測っていくのか。(そのチェックをするための)チェックリストを作っていただく。チェックリストが出来上がれば、そのチェックリストを満たすようなかたちで、研修の実施、企画をしていただくところにもつながってまいります。

研修をPlanしていただくポイントは、受講者がどのような行動変容を遂げるべきなのか。そして、いきなり行動が変わるわけではございません。行動が変わるためには、やはりその前提となる知識が必要となるわけです。なので、そのための知識やスキルを教えるための場が研修会だということを、あらためてメッセージ(としてお伝え)をさせていただければと思います。

目的やゴールが明確な計画があることで、効果測定時に得られるデータがより明確になり、次のサイクルへのフィードバックが有効に機能するんだというところでございます。

この話をする時に、私はよくダイエットを例えにするんですが、私もちょっとぽっちゃりしてきてはいるんですけども、ダイエットをするにあたっては、まずは計画が必要ですよね。

体重計に乗って、「今の体重が何キロだ」「じゃあ10キロ痩せたいよな」「尿酸値このぐらい下げたいよな」なんていう計画を立てることによって、その計画に基づいてどれだけ進めているのか、効果が出ているのかをチェックできるところにつながります。まずは計画というところが何よりも重要です。

Checkのためには適切な実施(Do)が必要

そして、ポイントの2つ目は、Checkのためには適切な実施(Do)が必要だということです。先ほどのダイエットの例でいうと、計画だけ立てていても体重は減らないですよね。効果的なチェックのためには、実施の段階が計画どおりに進行することが不可欠です。

何が申し上げたいかというと、計画どおりに定めた方法と手順で、研修会をやれていますか。適切な研修実施とは、計画された内容がそのまま研修の現場で実行されているかどうかというところでございます。

なんか「中島さん当たり前のこと言ってない?」と思われるかもしれませんが、当たり前のことをなかなかできていない企業さんもたまに目にしています。適切な実施例というのは、教材や実習内容が計画どおりに提供されていて、そして受講者が期待されるスキルを獲得できるようになっているのかというところです。

研修を適切に実施することが、効果測定での分析においては正確な結果を得るカギになります。だからこそ、Doのポイントが間違っていたとしたら「こういうやり方が良くなかったよな」「当日、こういうような教え方が、こういうような理解が得られなかったから、Checkをした時にうまく効果が現れなかったんだ」なんていうところがあります。

食事のメニューを作って、運動のメニューも作って、(でも)ちょっと気分が乗らないから、ちょっと食べ過ぎちゃったから、だから効果出なかったんだよでは意味がありません。立てた計画どおりに実証していただく、だからこそ効果測定が正確な結果で測れるというところのロジックでございます。

PlanとDoの前提の見直しも必要

では、3つめのポイント。この研修の効果を高めるためには、これまでのPlanとDoの前提から見直していただければと思います。今までどおりの研修企画、そして研修実施をされていくと、今までどおりの成果しか出ません。

これまでの計画、これまでの効果測定では、計画や実施が適切であったかを検証し、必要な部分があれば修正を行っていくやり方でやっていましたが、AIの台頭や環境変化がかなり激しい時代の中、これからの効果測定は、今までどおりにやるのではなくて、今までの計画と実施を前提に見直していきながら、レベルアップした新しい計画を立てていただく必要がございます。

じゃあ具体的にその新しい計画をどうやって立てるのか。それはこのウェビナーの途中でご案内させていただければと思いますので、まずはみなさんには「今までどおりじゃダメだよ」というところのご認識だけいただければと思います。

そして前提が変わるのは、Do、やり方も一緒です。これまでの研修実施は1日~2日の集合研修が当たり前でしたよね。コロナ禍があり、先ほどお伝えしたとおり集合研修ができなくなったことから、ZoomやTeamsを使ってオンライン研修に置き換えたというところが今までだと思いますが、「研修は集合が当たり前なんだ」「今まで集合研修でやっていた内容を単にデジタルに置き換えるだけ」なんていう前提は見直していただければと思います。

やはり研修会も、eラーニングのようなものを活用したり、オンライン研修なんかをしっかりと組み合わせていきながら、ハイブリッドで企画をしていただく必要があります。

そして、自己学習と職場実践を組み込んだ、1日〜2日間集まってぎゅっと教える(もの)だけではなくて、それをしっかりと行動変容につなげるために、インターバル型、要は間を空けて定期的に実施をすることを前提にしていただきながら、(また)繰り返しお伝えしますが、研修の目的は行動変容であるというところを念頭に置いていただければと思います。

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