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14 tips New Managers should know BEFORE they start!(全1記事)

成果を出すマネージャーがやっている14の習慣 理論より現場で効くマネジメントTips [1/2]

【3行要約】
・マネージャーへの昇進は喜ばしいが、実務で直面する課題は教科書には載っていない――そんな「現実とのギャップ」に多くの人が苦しんでいます。
・リーダーシップ専門家のMichael Ashie氏は、友人から上司への立場変化や約束の管理など、実体験から得た14の教訓を共有しています。
・新任マネージャーは結果重視の姿勢を持ち、適度な自己開示でチームとの信頼関係を築きながら、自分がやらない仕事を部下に押しつけない姿勢が成功への鍵となります。

マネージャーになる前に知りたかった14のこと

Michael Ashie(マイケル・アシー)氏:この動画では、「マネージャーになる前に知っておきたかった14のこと」をお話しします。コーヒーでも用意して、ゆっくり聞いてください。

「Leadership with Mike」へようこそ。このチャンネルでは、マネージャーが“本物のリーダー”へと成長するためのお手伝いをしています。くどい説教は抜きにして、ムダのない、筋の通った話だけをお届けします。

というわけで今日は、「マネジメントに入る前に、誰かがちゃんと言っておいてくれればよかったのに」と僕が思っている14のポイントをお届けします。

もしかしたら、誰かが過去に言ってくれていたのかもしれませんが(笑)、少なくとも「本気で理解するまで叩き込んでほしかった」ことばかりです。この14個を知っておくだけで、あなたのマネジメント人生はかなり楽になります。

マネージャーはメンバーの友だちではない

まず1つ目。あなたはマネージャーであって、友だちではありません。特に、社内で昇進してマネージャーになった場合、これはかなり難しいポイントです。今まで“一緒にいる側”だった人たちを、これからは“管理する側”として見なければならない場面が出てきます。

ここで大事なのは、「友情」と「仕事上の関係」の間に、きちんと線を引けるかどうかです。だからといって、「急に感じ悪い人間になれ」と言っているわけではありません。昔一緒に働いていた仲間を切り捨てろ、という意味でもありません。

大事なのは、こう自分に問いかけられるかどうかです。「今の自分は“プロとして”対応しているのか? それとも“友だちだから”と甘くしていないか?」

基本的には、プロフェッショナルとして対応することを優先してください。「フレンドリー」でいること自体は悪くありません。ただし、「友だちだから特別扱いする」ようになると、一気におかしくなります。


誰に対しても同じ基準で向き合う

次は「一貫性」です。部下・メンバーと接する時には、常に一貫していなければなりません。

誰かが何かミスをしたとします。その時、あなたは「こういう時はこう対処する」というルールに沿って、同じ対応を続けなければいけません。例えば、「5回遅刻したらこういう処分がある」というルールがあるとしましょう。そのルールは、“誰に対しても”適用されるべきです。

自分とあまり話さない人にだけ適用して、仲のいい人には甘くする、そんなことをしてはいけません。さっき「友だちじゃない」と言いましたが、仮に仲のいい人がいたとしても、その人にも同じルールを適用する必要があります。

要は、「1人にしたことは、他の人にも同じようにする」ということです。売上が一定の数字を超えたらインセンティブが出る、という制度があるなら、誰であっても、その数字に達した人には同じインセンティブが出るべきです。

そうやって一貫性を守っていれば、いちいち「誰が見ているかな」「裏で何か言われていないかな」とビクビクする必要がなくなります。一貫した対応ができるようになると、長い目で見て本当に楽になります。

最終責任は自分で引き受ける

次に知っておいてほしいのは、「最終的な責任はすべて自分のところで止まる」ということです。一般社員の時なら、「まあ自分も気づかなかったけど、上司も見逃していたしな」と言い訳できたかもしれません。

でも、あなたはもう「上司」です。あなたが気づかなければいけない立場です。プレゼンに何か抜け漏れがあったり、営業プロセスに穴があったりした場合、それを見つけるのは、あなたの仕事です。

「自分は通しただけです」「自分より上の人がチェックすべきです」という言い訳は、もう通用しません。あなたのサインが入ったもの。あなたが「承認」したもの。それは全部、「あなたの責任」です。行き先は、もうどこにもありません。


細かいやり方より結果に目を向ける

次にお伝えしたいのは、「プロセスよりも結果(アウトカム)を見よう」です。もしあなたが社内昇進でマネージャーになったなら、「このやり方、どう考えても効率悪くない?」と思うようなプロセスを、いくつも目にしているでしょう。周りはそのやり方で一応まわっているかもしれません。

そんな時に大事なのは、「AからBへどうやって行っているか」ばかりを直そうとするのではなく、まずは「ちゃんとAからBにたどり着けているかどうか」という結果に目を向けることです。

そこ(プロセス)に口を出しすぎると、すぐに「マイクロマネジメント」に陥ります。そして、それはあなたの時間の一番いい使い方ではありません。

こう考えてみてください。パンデミック前、多くの会社はリモートワークを嫌っていました。なぜか? 「本当に8時間、ちゃんと机に向かって仕事しているのかわからない」からです。

でももし、「求める成果がきちんと出ている」のであれば、その人が机に1時間しか座っていなかったとしても、正直そこはどうでもいいのです。「この日までに、この成果を出す」。それが達成されているなら、その間の細かいやり方に、必要以上に口を出す必要はありません。

全部自分で抱え込まず仕事を任せる

新米マネージャーにとっては難しいかもしれませんが、「仕事を任せる」力を身につける必要があります。株主、上司、顧客。いろいろな人が、あなたのところにどんどん仕事を持ってきます。

すると、ある時突然、「もう無理だ」と感じるくらい、あなたの机の上が仕事でいっぱいになります。そこで必要なのが「デリゲーション(委任)」です。

あなたのところにいったん仕事が集まる。そこから、「自分が絶対にやらなければいけないもの」と「人に任せられるもの」を分けて、人に振っていく。マネージャーであるあなたには、「一緒に働くメンバー」「あなたのもとで働く人」がいるはずです。「すべて自分でやる」のではなく、「自分がやらなくていい仕事はきちんと人に任せる」。これも立派なマネジメントの仕事です。


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