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(2025年再掲版)片付けパパ対談 #20 ネガティブフィードバック ~「言いにくいこと」を相手にきちんと伝える技術 ~(全2記事)

「自分はできている」自己評価の高い部下と上司のすれ違い 部下に言いにくいことを伝えるコツ [1/2]

【3行要約】
・上司・部下・同僚との関係で「言いづらいこと」を避け続けると、問題が深刻化することがあります。
・難波猛氏は、ネガティブフィードバックについて「人間関係が近いほど難しい」と指摘。
・ネガティブフィードバックには「伝える許可を得る」「Iメッセージを使う」といった具体的手法が有効です。

本記事では、特に反響が多くあった同イベントの1記事目を再掲します。

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『ネガティブフィードバック』の著者・難波猛氏が登壇

難波猛氏(以下、難波):今回は、こういった貴重な機会にお呼びいただきまして、ありがとうございます。たぶん、前回大村さんとご一緒したのは1年半くらい前ですよね。

大村信夫氏(以下、大村):そうなんですよね。

難波:前回は「目標達成」とか「習慣化」に関してお声がけいただきましたが、今日は「耳に痛いことをどうやって伝えていくか」みたいなテーマです。事前にアンケートでいろいろとコメントをいただいていましたので、その中身や会場のみなさんも含めて、チャットなどでインタラクティブに進めて行ければと思います。

大村:事前アンケートは300コメントくらいいただきまして、すごいんですよ。普通は事前にこんなに集まらないんです。参加者の3割も集まりません。

難波:めちゃめちゃ生々しいコメントがすごく届いていますね。「パートナーに言いたいことが言えない」みたいなね(笑)。

大村:そうですね。多かったのが「妻に言えない」とかね。「僕もそうだけどな」と思いながら見ていました。

難波:その方法は本に載っていないんです(笑)。

大村:載っていないんですか(笑)。

難波:はい(笑)。

大村:ということで、全部は紹介しきれないんですけれども、トピックで出たところをご紹介させていただきます。足りないところは、基本的にこちら(本)に書いてあるということで、よろしいですよね。

難波:はい。

大村:ありがとうございます。

「言いにくいこと」をどうやって伝えていくか

難波:では、私の簡単な自己紹介をさせていただきます。マンパワーグループという人材会社で、コンサルタントをしている難波猛と申します。

20年近く、いろんな企業向けの研修の講師などをやっていました。その中で、例えば下のほうに「事業構造改革コンサルティング」と書いてありますが、一言でいうと、リストラのコンサルティングです。

また、「業績改善プログラムコンサルティング」というのもありますが、外資系などでは一般的に「PIP(Performance Improvement Program)と表現します。そういったかたちで、業績が上がらない人に改善を促すためのコミュニケーションとか、降格を受け入れていただくとか、わりとシビアなことを17年間、顔色一つ変えずにやってきました。

大村:すごいですね。

難波:なので、「ろくな死に方をしない」みたいなところですけれど(笑)。

大村:(笑)。

難波:その際に、心理学的なテクニックやコミュニケーション理論、キャリア理論を使いながらやっているので、そういった本も書いています。

大村:たくさんあるんですね。

難波:そうですね。『「働かないおじさん問題」のトリセツ』みたいな、ミドルシニアで不活性になってしまっている方。今回も「年上部下とのコミュニケーションに悩んでいます」といった人もいましたが、そういったコミュニケーションの取り方とかですね。

あとは今回のようなテーマ、上司部下だけでなく、いろんな人間関係で、耳に痛いことや言いにくいことをどうやって伝えたらいいか、どんなふうに行動を変えたらいいんだろうといったことも、本にまとめています。お買い上げいただけると大変うれしいのですが、今日のセミナーだけでも、持って帰っていただけたらすごくうれしいなと思います。

「働かないおじさん問題」でTV番組に出演

大村:(スライドで)一緒にいるのは、ロンブー(ロンドンブーツ1号2号)の(田村)淳さんですか?

難波:そうですね。これは文化放送で、「働かないおじさん問題」を取り上げていただいて。私は大村さんと一緒で、普通のサラリーマンなのですよね。

大村:そうですね。普通のサラリーマンですよ。

難波:今日はすみません、戦国武将みたいな髭を生やしているんですけど(笑)。

大村:(笑)。

難波:これはゴールデンウィーク限定バージョンで、日頃は普通のサラリーマンで、田町で仕事しています。それでも、こういった本に注目していただいて、ロンブーの淳さんに番組に呼んでいただきました。

大村:淳さんと同年代ですよね。

難波:そうですね。YouTubeで「田村淳のNewsCLUB 難波猛」でキーワードを検索していただくと、普通に出ますので、お好きなタイミングで見ていただけます。

大村:ちなみに、難波さんと僕も同い年なんです。

難波:そうですね。

大村:僕もずっと敬語を使っていますからね(笑)。

難波:(笑)。大村さんとはご縁がありまして、こんな感じで、公私に渡っていろいろとお世話になっています。

大村:そうですね。

難波:2年前に、ご一緒させていただいた時もありました。真ん中の上のほうにあるのは、「100㎞ウルトラマラソン」の写真です。2年前、「富士五湖ウルトラマラソン」で、一緒に100キロメートルを完走しました。

大村:ノリでポチっとやって、完走したんですよね。

難波:そうです。アラフィフでね。あとは、登山も一緒に行っています。ちなみにゴールデンウィーク中も、一緒にスカイツリーを見ながらランニングして、4月も一緒に登山して、みたいなかたちです。

大村:先週も一緒にいましたよね。

難波:そうですね。

大村:たぶん、会話量は家族よりも難波さんのほうが多いです。

難波:「娘の顔より大村さんの顔を見ている」みたいな感じでございますけど(笑)。これも、数年前にSNSでつながったご縁なので、人とのご縁はすごく大事だなと思っています。だから今日も、すごく楽しみにしています。

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