PR2025.11.27
数理最適化のエキスパートが断言「AIブームで見落とされがちな重要技術」 1,300社が導入した「演繹的AI」が意思決定を変える
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大畑:始めに個人の成果の出し方、働き方のお話からいきたいと思っています。「私の働き方と成果の出し方」というテーマでお聞かせください。まず、ズバリお二人は今、1日何時間働いていますか?
そして先ほどの自己紹介の中でもあったように、すごく責任の高いお仕事を限られた時間で成果につなげているんじゃないかなというイメージがあります。それをどうやって出しているのかというところです。
特に私が気になるのは、上司や役員の方やベンチャーキャピタルの方など、いろんな方々から「まだまだ長時間働け」みたいなプレッシャーがあったんじゃないかなと思います。その中でどうやって働き、アウトプットを出しているのか。そんなところをまずはざっくばらんにお聞かせください。高橋さん、留目さんという順番でいきましょうか。よろしくお願いします。
高橋:はい。私は働く時間についての変遷がありまして、20代の時は博士課程の研究もしながら起業もしていたので、お恥ずかしながらけっこうな超長時間労働をしていました(笑)。
大畑:(笑)。
高橋:1社目の起業ということもあって、ちょっとがんばらなきゃいけないという自分自身へのプレッシャーをかけていて。睡眠時間は3〜4時間とかでずっとやっていたところ、過労で倒れてしまいました。
その時に先輩の経営者から怒られました。「経営っていうのはマラソンみたいなものだから、短距離走を全力で走ったって何の意味もないぞ。お前のやっていることは本当に無意味だ」みたいなことを言われまして。
そこから睡眠時間をカレンダーで予約して、睡眠時間を7〜8時間ぐらいは取るようになって、そこが初めて持続可能な働き方を意識したところですね。
高橋:そのあと30歳ぐらいになって子どもが産まれて、留目さんもおっしゃっていましたが、保育園のお迎えの時間があるので、強制的に長時間労働ができない環境になりました。そして2人目も産まれて今に至るという感じですね。今は毎日8時間から9時間ぐらい寝てますね。
大畑:8時間から9時間は寝るようになったんですね。
高橋:はい。
大畑:ビフォーもおうかがいしてもいいですか? 当時は何時間睡眠だったんですか?
高橋:(起業した頃の)最初は3〜4時間とかでやっていたら過労で倒れて、それで最低7時間は予約して睡眠時間を取ろうと思いました。脳波検査をしたり睡眠コンサルとかにも入ってもらって、自分にとって一番いい睡眠時間は何かをいろいろと調べて、今は8時間以上は寝るという感じになりました。
大畑:なるほど、脳波検査をしているから一般論じゃないと。自分にとっての最適が8時間から9時間だというのが、根拠としてしっかりあるんですね。
高橋:そうですね。
大畑:おもしろいですね。さすがだな思います。ちなみにGoogleカレンダーの予約という話がありましたが、もう少し詳しくうかがってもいいですか?
高橋:そんなに詳しい話もないですよ。ただずっと毎日繰り返しで睡眠の予約が入っているだけです(笑)。
大畑:なるほど。それがあることで、仕事や会食が入らないみたいなことですか?
高橋:仕事は入らないし、タスクの1つとしてただ休むというか。(睡眠は)怠惰とかではなく、1日の中のタスクや予定の1つであるという認識を自分に持たせるためにですね。
大畑:なるほど、ありがとうございます。タスクと並列して見せることによって、(睡眠の)優先順位がそれと同等になっていくということなんですね。
高橋:そうですね。
大畑:非常におもしろいですね。
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