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イノベーターの心得 TOC流 脱常識のイノベーション発想(全2記事)

オムロンを8億ドル企業に成長させたイノベーション 新製品が突破した、顧客が無意識に持つ「限界」とは [2/2]


オムロンの突破した「限界」とは

イノベーションで考慮すべきことがもう1つあります。「限界」についてです。我々の日常には多くの「限界」がありますが、通常は「限界」と認識していません。「そういうものだ」と捉えています。「限界」がなくなった状態が想像できないので、「限界」とは思っていないのです。
 
例を挙げましょう。オムロン ヘルスケアという会社があります。同社は画期的な製品を開発し、8億ドル企業へと成長しました。自宅で血圧を測定できる血圧計を創り出したのです。人々のもつ重要な「限界」を取り除くことで、このイノベーションは大ヒットしました。 

この血圧計が取り除いた「限界」とは何だったのでしょうか? そう。血圧を測るために病院に行かなくてもよくなったのです。
 
しかし、「血圧を測るのに病院に行くなんて面倒だ」と不満を言う人がいたでしょうか? そういうものだと受け入れていたはずです。しかし、これは大きな「限界」だったのです。「限界」が大きいからこそ、この製品は成功したのです。
 
大きな「限界」にもかかわらず誰も文句を言わない。ここを理解することが重要です。画期的なイノベーションとは、重要な「限界」を取り除くこと。つまり、顧客のもつ「限界」について詳しく知る必要があるということです。

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