
2025.02.06
ポンコツ期、孤独期、成果独り占め期を経て… サイボウズのプロマネが振り返る、マネージャーの成長の「4フェーズ」
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本日の司会進行を務めさせていただきます、チェンジウェーブの赤木と申します。よろしくお願いいたします。
それではさっそくではございますが、まずこのクルソグです。「働き方改革を『Well-Being』の視点から実現するソリューション」というものですけれども、そちらのご紹介を三菱地所の井上様からしていただければと思います。よろしくお願いします。
井上成氏(以下、井上):ご紹介いただきました井上でございます。何度かこの説明をさせていただいているので、もう聞き飽きたという方はほかのことをやっていただいて構いません(笑)。まあ3、4分で終わりますので。
今赤木さんのほうからご紹介していただきましたけれども、まさに「働き方改革」というキーワードが今非常に企業にとっても関心を集めてしますし、もう1個、「健康経営」という言葉もよく言われています。
このクルソグという取組みは、「働き方改革×健康経営」ということで、4ヶ月、5ヶ月のトライアルとして、三菱地所とエコッツェリア協会野村総研が、同社のシステムをうまく活用しながら進めている取り組みでございます。
真ん中に座ってるのは、会の発起人である三菱地所会長の杉山ですが、素朴な疑問として杉山から発せられた「健康経営ってなんだろうね?」という話から「それならば仲の良い経営者集めて勉強しましょうよ」となってはじまったのがこの勉強会でした。
三菱東京UFJ銀行の会長とか、三菱ケミカルホールディングスの社長とかに朝早くから集まってもらったのですが、議事録も作らない約束で気楽にみなさん議論をしていただきました。
一旦、結論が出たので「健康経営宣言としてまとめて公表しましょう」となりかけたのですが、ある有識者の方から「日本は国際比較すると、従業員の会社に対する信頼度が世界的に見て非常に低い」という、ワークエンゲージメントのデータを見せていただきました。
それに対し経営者の人たちから「それはなんでだろう?」と。「普段、こんなにいろいろ思案しながら一生懸命経営しているのに、なんで従業員のワークエンゲージメントがこんなに上がらないのだろうか」という、けっこうショッキングな出来事がありました。
結局、「単に健康だけを考えてればいいという話じゃないよね」となり、最終的に「Well-Beingを社員にもたらすことこそが経営者の責務」みたいなトーンでまとまりました。
そのためには、積極的健康と言うのですが、単にマイナスからゼロに戻すのではなくて、マイナスの人をプラスまで持っていく、それがやっぱり健康のあるべき姿だよねという話になりました。
そして、3つ挙げたアクションの2番目に、「個社の取り組み」として、徹底的な自律支援というのがあります。
これは、「自律した人間は自分の心も身体もきちっとマネージできるのだから、結果的に健康になる」ということで、自律支援をしていこうとなったわけですね。
一方で、、社員が自律し、そのキャパシティが最大化したとしても、それが会社の成長に結びつかないと経営としては意味がないわけです。
どうしたら結びつけることができるか? その答えが、自律して最大化した能力をこの会社のために使ってあげてもいいよって思われる会社になろう、まさに社員から信頼される「健康な会社」になろう、というのが1番目に書いてあることです。
それによって、従業員の高いやりがいとか働きがいというのを醸成していきたいという話になったわけです。
そして3番目にあるのが、そうした健康な会社になるために、みんなで協同して「具体化していこう」ということで、今回のクルソグというプロジェクトを始めました。
エリアの中で、労働時間を短縮して生み出された新しい時間を、いろんなかたちで使っていただく。運動してもらってもいいし、癒やし、禅の講座をとっていただいてもいいです。
今日のように自分のライフプランを豊かにする新しい引き出しを身につけるための講義というのもご用意しているということです。とくにダイバーシティとか、働き方・生き方のところで、チェンジウェーブさんに我々がお願いをして、講座をやっていただいているところでございます。
また、佐々木さんの隣にいる人は、実はK-1の元選手でして、その人が構えるミットめがけてパンチやキックをする運動エクササイズとかもやっています。左側は幸福学の前野(隆司)先生ですね。
この取り組みは11月末まで開催させていただきます。
あと、歩いた歩数に応じて、熊本の震災復興基金に寄附金を拠出するといった社会貢献型の歩け歩け運動もトライアルの中でやっております。
みなさんの働き方や生き方を、少しでもよいものにするために、三菱地所、野村総研、エコッツェリア協会が、まちづくりの文脈の中で手を変え品を変えサポートするプロジェクト、それがクルソグということでございます。
今日のテーマである「多職」は、これからの我々ビジネスマンにとって非常に大きなテーマだと思っておりますので、ぜひぜひ2時間有意義にお過ごしいただけばと思います。
以上でございますので、引き続きクルソグのほうをよろしくお願いいたします。
司会者:ありがとうございました。
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