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CHOOSE YOUR LIFE FES'26 #18歳の成人式 STAGE TALK(令和ロマン・くるま)(全4記事)

自分は変えられないが“過去と他人”は変えられる 令和ロマン・くるま氏が語る逆説の成功法則 [1/2]

【3行要約】
・一般社団法人HASSYADAI socialが主催する「CHOOSE YOUR LIFE FES '26 #18歳の成人式」にて、共同代表理事の三浦宗一郎氏と、お笑い芸人の令和ロマン くるま氏とのトークセッションが開催されました。
・くるま氏は「過去と他人は変えられるが、未来と自分は変えられない」と語り、結果論で過去を肯定する生存戦略を説きます。
・予期せぬ失敗や選択の連続をどう乗りこなすべきか、令和の寵児が実践する「後付けの天才」としての思考法とメンタル管理術が明かされます。

前回の記事はこちら

もし、くるま氏が18歳だったら

三浦宗一郎氏(以下、三浦):くるまさんが今、18歳だったら、どんなふうに人生を考えていきますか?

くるま氏(以下、くるま):それこそ「AIバキバキニキ」になりますよ。usutaku(臼井拓水氏)と同じ顔をしていると思いますよ。

(会場笑)

AIの人がいるんですけど、同時に直線的にがんばれる時代でもあるんですよね。

選択肢がいっぱいあるけど、結局、全部肯定してくれるから、これやってもあれやっても、どれを選んでも、要は無敵で平等なんですよね。「この銀行に行くこと」とか「この会社に勤めること」が一番偉くないから、何をやっても結果を出せば勝ちみたいな、極めて自己責任なムーブになっています。

三浦:確かに。

くるま:でも、そこを1個目指すのかもしれないですね。お笑いは絶対にやっていないと思います!

三浦:マジですか?

くるま:今18歳だったら絶対にやっていない。もう、今からやるのも大変だもん。

三浦:前にくるまさんがいますからね。

くるま:いや、前にはいないですけど。俺、もう横道にそれて別のところにいるんです。

「後付けの天才」が教える納得感の作り方

三浦:でも、故に難しいですよね。つまり、「ある程度いい大学に入っていい会社に就職すればよかった」という、なんとなくの道があって、「自分は逆にそっちに行かない」という、メインストリームとカウンターしかなかったみたいな。

今って、メインストリームもカウンターもなくて、全部が平等だからこそ、どう選ぶのがいいかわからない。(昔は)「反応」でよかったというか、「これを選ぶ、選ばない? どっちがいい?」「俺はこれが好き。俺はこれが嫌い」でよかったと思うんですけど、今は無限に選択肢が広がっている中で「どうしよう?」ってなっていると思うんですよ。

くるま:うまくいったやつを「初めからやりたかった」って後から言えばいいんですよ。俺は後付けの天才、結果論のファンタジスタと呼ばれています。

(会場笑)

選んだ後に、人から聞かれたら「やはり、これがあったんですよね」みたいな顔をするんですよ。俺、中高ラグビー部でちょっとおとぼけ担当みたいな感じで、別にお笑い芸人になるつもりはなかったんです。だけど、大学に入ったら、「お前、お笑いサークル入れよ」とか言われて、入るじゃないですか。

「吉本、向いているんじゃないの?」とか言われたから「あ、マジか」って入るじゃないですか。入って、ちょっとうまくいったら「やはり大学でお笑いに目覚めて」みたいなことを平気でしゃべるんですよ。

(会場笑)

意識的な思い込みというライフハック

くるま:言っているうちに、本当だった感じがするじゃないですか。「いろんな選択肢があったかも」って思い出したら、もう無理じゃないですか。めっちゃ不安になりません? 今日ここに来て、こんなに楽しいけど、めっちゃ俯瞰で考えたら、「勉強できたかも」「別の場所でこういうイベントがあったよ」とか、後から考えたら、不安でしょうがなくなっちゃうので。

本当に困ったら、「あえてここだな」みたいな空気を出すのが、やはり俺は一番ライフハックというか幸福論というか。

三浦:なるほど。

くるま:というか、みんなも今からだと、すげぇ思いますよ。今わりと、「けっこう(イベントが)長いな」みたいな空気がうっすらまん延してきていて。18歳の眠気が今襲ってきているんですよ。

俺、舞台経験が長いから、どこで誰が寝ているか見えるんですよ。チラチラ寝ているなっていうのはわかるんですけど。

今、寝るじゃないですか。めっちゃ頭スッキリして、「この後のHump Backとかアフロさんをよりスムーズに見るために寝たんです」と、家で鏡に言うしかないんですよ。

(会場笑)

三浦:確かに(笑)。

くるま:俺、家で朝起きたらずっと鏡としゃべっているんですよ。思い込むしかないので。

三浦:だから未来設計とか将来設定っていうのも、ない言葉ですよね。

くるま:ないですよ、あんな言葉!

三浦:将来の設計なんかできないんだから。

くるま:あれ、成功者が全員後からうそをついているんですよ!

(会場笑)

「芽生えて10年後がこれで」とかって、「マイルストーンが」とか言っているんですけど、あれ、うそなんですよ。結果論なんですよ。

「渋谷区に真正面から怒られてから来たので」

三浦:そんな気がしますよね。だから僕、「#18歳の成人式」も未来設計からぜんぜんできていないです。ここのイベントとしても発生しちゃったというか。

くるま:そうですよね。

三浦:後から「このイベントは18歳のためにやっています」とか言っているんですけど。

くるま:僕が今日何をするかとかも、何にも教えてくれないんですよ。

(会場笑)

当日来たら「こんな感じになっています」みたいな顔をされるわけですよ。そうしたら従うしかないじゃないですか。俺も別に緊張するのはダサいからみたいな。当然のようにずっと振る舞っています。

「ちょっと、3階席の大人が盛り上がっていないですね」とか言って、裏でも格好つけて。俺、さっきの思い出野郎さんのライブを見ていて、「3階席のやつ、もっと、立ち上がって応援したほうがいいっしょ」とか言っていたんですよ。裏で大人に対して「緊張していませんよ」ってするためだけにね。

そうしたら、このLINE CUBE(SHIBUYA)の施設の人に、「3階席は立ち上がるのは禁止ですので……」。

(会場笑)

三浦:冷静に(笑)。

くるま:「マジすみません。いや別に、俺この場で、笑いを取りたくて言っただけですよ。お願いします」って言って、このまま出てきて……。

(会場笑)

信じられないぐらい恥ずかしかったんですよ。渋谷区に真正面から怒られてから来たので。そういうもんですからね。でも、おくびにも感じなかったじゃないですか。あまりに堂々としているから。さっきまで怒られていたやつに見えなかったじゃないですか。もう、世の中はそうやって回っているので。とにかく堂々としておけばいいっていうね。

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